
大変遅れてしまってすみません! 笹師範です。
えー、今回の「漫画家」というお題、難しかったようですね。正直、選ぶこっちも難しかったです。
知らない漫画家や漫画が多くて、グーグルの画像検索をフル稼働させて選歌に励みました。そのため、いつも以上に時間がかかってしまいました。
途中でえらい「お題」を出しちゃったなぁ・・・と後悔しましたよ。
後悔先に立たず。
覆水盆に返らず。
EE JUMPなのに飛べず。
最後のはなんですか!どさくさにまぎれて時事ネタやめてください!
まぁそんな感じで低調だったわけですけど、今日は漫画家をはじめとする人名の短歌を詠む時のポイントについて話をしたいと思います。先日、放送されたテレビ「NHK短歌」で、
栗木京子先生が僕のこの歌について解説してくださいました。
奇しくもこの日のゲストは、漫画家の池田理代子先生でした。
浜辺には力道山の脱ぎ捨てしタイツのようなわかめ盛られて
(笹 公人)
以下、栗木先生の解説です。
この歌では力道山の颯爽とした姿を描くのではなく、脱ぎ捨てた黒いタイツを浜辺に打ち上げられたわかめの比喩として思い出しています。その視点がまことに稀有な面白さを感じさせます。
脱ぎ捨てられたタイツにはどこか王者の哀れさが漂っています。
喧嘩の刺し傷がもとで三十九歳の絶頂期に急死した力道山の生涯を考え合わせるとき、今は亡きヒーローへの心寄せがつたわってきます。
わが意を得たりの解説でした。さすがは栗キョンです。
力道山が絶頂期に刺殺されたという背景があるから、浜辺のわかめに無常感が漂うわけです。海へ来た理由も、失恋したからなのかなとかいろいろと想像させてくれます。
これをもし、力道山ではなく江頭2:50のタイツとしていたら、こういった無常感は出ないでしょう。
ある種の哀愁は漂いますが、力道山ほどではない。
なるほど。
ようするに、人名の背後にある情報を暗示させて効果を出すということが大切になってくるわけです。漫画家の場合、一部の人をのぞいて背後にある情報が見えにくいわけですから、その作品から想像してつくるのが一番てっとり早い方法と思われます。
そこで陥りやすいのは、誰でも思いつくようなベタな発想になったり、
作品にまつわるエピソードの説明に終わってしまうということです。今回もそういう歌が非常に多かったです。
やなせたかし先生がアンパンを食べられないとか、
水木しげる先生が墓場にいたとか、
美内すずえ先生が仮面をはずすとか、
ちょっとベタすぎるなぁと思うわけです。
もしも自分がそういった歌を雑誌に発表したとしたら、
読者に見放されて連載は打ち切られてしまうでしょう。
厳しい世界ですねぇ・・・。ではどうすれば良いのですか?
たとえば、今回僕はつのだじろう先生で歌を二首つくりましたが、それにあたってまず、つのだ先生にまつわる情報をピックアップしました。つのだじろう先生といえば、心霊モノ。なかでもメジャーなのは、
「恐怖新聞」
「うしろの百太郎」
ですね。
そこで、
恐怖新聞を配っている男を見たら、つのだじろう先生だった。
とか
ダジャレっぽく、「うしろのつのだじろう」
とか一瞬にしていくつかの発想が生まれました。
でも、この程度の発想で歌をつくるのはプロとして恥ずかしい。
そこで、もうちょっと掘り下げてみる。
「オールナイトフジ」でつのだ先生は着物を着て心霊写真の解説をしていたよなぁ・・・。あの時の水着の女子大生に囲まれた先生のうれしそうな表情といったら!
とか
つのだじろう先生が書く直筆の文字って、撥ねが強いよなぁ・・・・。
ドキュメント番組で映された自宅の表札の文字もあのまんまだったよなぁ。
などの情報を思い出しました。
まぁこれらの光景なら歌にしてもなんとか様になるでしょう。
ということで、歌にしてみました。
霊写真片手に笑めるつのだ氏の着物の紺の涼しかりけり
(笹 公人)
撥ね強きつのだじろうの表札の字に立ちどまる霊魂もいて
(笹 公人)
お見事!
ところで、最初の発想と後の発想の違いは何だと思う?
マニアックなところでしょうか?
マニアックという言い方は正しくないね。なるべく人が意識をしないようなところに目を向けている、というところが違うんだね。
人が意識しないようなところ、人が見落としがちな部分を見つけて歌にすると、不思議とリアリティが生まれます。
それに、つのだ先生の人となりもより伝わるかと思います。
人が意識しないようなところを詠むというのは、人名にかぎらず、短歌の奥義かもしれません。そのへんのテクがうまいなぁと思う歌人に、吉川宏志さんがいます。
カレンダーの隅24/31 分母の日に逢う約束がある
(吉川宏志)
涙溜め飲み干してゆく大壜に<亀甲萬>の文字はありしか
(吉川宏志)
1首目、カレンダーの中に分数があるという発見を詠んでいます。月の30日か31日が第6週にあたる場合、カレンダーの左下に分数みたいに見える部分がありますよね。あれを詠んでいます。ふつうはスルーしちゃいますよね。ただ「週末に逢う」とか書くよりも、ぐっと個性的で印象に残る歌となりました。
2首目は、第二次世界大戦中の話を詠んだもの。
赤紙が届いた若者が、徴兵を避けるために醤油を一気飲みしてわざと体を壊して徴兵検査で落第になろうとしたという話をよく聞きますが、そんな醤油の銘柄に注目したことで、ただのお話では済まされないリアリティが生まれました。
ぜひ参考にしてみてください。
お知らせです。朱川湊人×笹公人
「遊星ハグルマ装置」
更新しました!
「U市にはもう帰らないから」
『短歌ヴァーサス』11号(風媒社)発売されました。
「おそうじ風水術」というタイトルの連作15首を発表しています。
『短歌ヴァーサス』はこれで終刊だそうです。良い雑誌だっただけに残念。編集部のみなさん、いままでお疲れ様でした。
『わしズム』秋号(小学館)
近日中に発売予定です。
連載「タイムスリップ31」
今回は、80年代の流行語を短歌にしてみました。
ぜひチェックしてみてください!
長々と失礼しました。
では、「総評」に移ります!
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まずは、
ランダムハウスさんです。
・フェイクとて山止たつひこと名乗りしが百巻超える不倒こそ戯画 (ランダムハウス)
・原稿料拒否したるとの伝説の漫☆画太郎のばばあの乳房
・文学に昇華するまで繊細に描く、描きし、岡田史子は
・凡庸の中の凡庸武器としてサトウサンペイあり な忘れそ
・鮮烈に乱の時代を駆け抜けて天動説の星となりしか
・コンタロウかつてジャンプを飾りたるエスプリ嬉しエスプリ淋し
・ガロ系のさきがけとして人間を描きたり夭死の楠勝平
・パースペクティブ・キッドなつかし餡子屋の息子なれどもひさうちみちお
・猟奇王権神授説信仰し川崎ゆきお走り続けよ!
・賭けるゆえカイジ在りけり 福本の快楽としてじゃんけん地獄
漫画家にまつわるトリビアルなエピソードを巧みに絡ませています。
スピード感も迫力もあり、圧倒されます。
ただ、ちょっと藤原龍一郎さんの影響を受けすぎですね。
もしかしたら藤原さん御本人かもしれませんが。
このBLOGには有名歌人がペンネームで参戦することもあるので、油断も隙もありゃしません。
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かんなさんです。
・もう一度少女にかえる陽だまりで「いがらしゆみこ」と唱えて眠る (かんな)
・マウンドの君の背中を見つめてるあだち漫画のヒロインとなり
・色褪せた水木しげるの全集がもう来ぬ客を待ちわびる宿
・まだ赤い薔薇が散りゆく庭園に池田理代子のアリアは響く
・「銀河系松本零士の星巡り」2100年のはとバスはゆく
・路地裏に縁台置いて酒瓶をかかえた滝田ゆうを待つ夏
・目覚めれば柴文ふみと脱ぎ捨てたストッキングがあるだけの部屋
この歌が一番いいです。
ストッキングがよかった。
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砺波湊さんです。
「竹宮恵子」
・少年がリボンタイほどく指先を真似てつくった影絵のキツネ (砺波湊)
「高橋留美子」
・天高く「ちゅどーん」と大きな爆風が吹き出しそうな秋晴れだった
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暮夜 宴さんです。
・夏の夜に煌くベガとアルカイダその頂点に松本零士 (暮夜 宴)
・どこからか廃油の匂い流れ来て夕ぐれはつげ義春の色
・野の花で作る小さな花束をくらもちふさこに届けたい朝
・気まぐれな風の尻尾を捕まえて弓月光と命名をする
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久米島洋平さんです。
・髪の毛や撒かれた砂を掃除する 水木しげるの朝の1コマ (久米島洋平)
・耐え切れず ねずみ男にファブリーズ 水木しげるの朝の1コマ
「1コマ」よりも、もっと適切な言葉があるはず。
・だれかからなにかが届く 包まれた新聞で知る つのだじろうと
・不条理なことを平気で言ってくるヤツに見せない吉田戦車を
・試みに野中英次を読んでから課長になっても遅くはない
・ダイヤモンド取引価格の舞台裏 さいとう・たかをに教えてもらえ
・最終回描き終えたとき弾丸がさいとう・たかをの頭部貫通
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魚虎さんです。
・自らのツヤベタのようでありました里中満智子の漆黒の髪 (魚虎)
「吾妻ひでお」
・足首太き制服少女が溢れ出す吾妻ひでおに統べられた街
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酒井景二郎さんです。
「千之ナイフ」
・永遠ニ老イヌ少女ハイカガデスカとカタコンベから我を呼ぶ聲 (酒井景二郎)
「高橋葉介」
・安酒場の隅から聞こえてきた會話「檻を買つたら少女も要るな」
「勝川克志」
・ビー玉を二三個ポケットに入れて昭和を驅け拔ける 下駄履きで
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佐々一竹さんです。
・本日の牌勢如何に、ドーモ君。福地泡介去りたる十年(ととせ) (佐々一竹)
・平凡の毎日こそが難しくフジ三太郎年金暮らし
・夕刊を開けばそこはまっぴら君。きょうは水曜<連想ゲーム>
・夕食の侘しき日々ぞタンマ君。東海林さだおは食い続けるも
・往年のバトルもいまはなつかしく鈴木義司と富永一朗
サラリーマン漫画で統一したところがよかったです。
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みうらしんじさんです。
・サルマタケ生える部屋にてマッキーでメーテルを描きマッキーを折る (みうらしんじ)
・火の鳥のごとくわたしのこの胸に手塚治虫が棲みついている
・大いなる二発のタマを打ち上げて鳥山明が空高く舞う
・こんな日はあすなひろしを読みながら午前零時の青空を見る
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岡本雅哉さんです。
・忘れてた大事なことをささやいたこうの史代が朧月夜に (岡本雅哉 )
・雪玉をぶつける少年沈黙で責む冬野さほの赤い頬っぺた
・涙目で冨樫義博改心す月にかわってお仕置きされて
「あしべゆうほ」
・描きかけの原稿用紙の傍らでマスカラブラシが干からびてゆく
「柴田ヨクサル」
・天空の支配者だった美少女と将棋の盤の下かくれんぼ
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ウクレレ法師さんです。
・漫画描く時は今でも隙だらけさいとう・たかをの背中は丸い (ウクレレ法師)
・思春期の巻頭カラーを飾ってたえびはら武司のマチコ先生
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かわらさんです。
「さいとうたかを」
・まはだかの女のせなを背もたれにさいとうプロの一日(ひとひ)はじまる (かわら)
・早朝のさいとうたかをの両腕にむらさきいろの縛られしあと
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水野加奈さんです。
・うちの猫留守番だけは得意です ほしさん宅で使ってください (水野加奈)
・Tシャツの片袖だけが濡れている吉田秋生の少年がゆく
・アンなんかキライと言う子はいねえかとやなせたかしのナマハゲが来る
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富田林薫さんです。
・よあけまえしんじゅく二丁目ろじうらの江川達也似のおかまのなみだ (富田林薫)
・アンドレとオスカルという名のマルチーズ池田邸にて十代目となる
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音無さんです。
・栗貫は山田康雄に及ばぬとモンキー・パンチの嘆きは深く (音無)
・サッカーがマイナーだった時代から翼とともに高橋陽一
・藤子・F・不二雄の絶筆原稿は見慣れた青い丸顔でした
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こまどりさんです。
・起き抜けに渦巻く雲を見上げれば伊藤潤二の美少女浮かぶ (こまどり)
・旅立ちにさしあげませう赤い絲丸尾地獄に少女はゐたり
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ヤマダワタルさんです。
・わけもなくかなしい夜だ街中にやまだないとが描いたひとたち (ヤマダワタル)
・ゲームセットに到らず倒れた者たちへスマイルひとつちばあきお忌
・寂しくてもいいよ硝子の薄墨のぼかしの中で読む羽海野チカ
・なぜだらうさいとうたかをの描く麻生太郎を容易に想像できる
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外神田外堀さんです。
「吾妻ひでお」
・死ぬるまで三月兎飛び跳ねる 狂ってるのは見ているお前 (外神田外堀)
「クレヨンしんちゃん(臼井儀人)」
・かすかべの名誉市民の野原家にPTAの街宣車来る
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帯一 鐘信さんです。
・満員の電車が匂いしりあがり寿の描く顔があふれる (帯一 鐘信)
・峠へと屋根打つ音はぐるぐるとつげ義春の眠りは深い
・鉄パイプ握った指でアルバムをめくれば紡木たくのふきだし
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中村成志さんです。
・図書館に静かなる時流れゆく柊あおいの目も大きいか (中村成志)
・「おしおきをされたい服の第一位」みんな竹内直子のせいだ
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★ 一首劇場 ★
・校庭の桜の下のシーソーに浮いたまま読む竹宮惠子 (そう蛸)
・その週の最後の稿は臨終の手塚治虫のまぶたのうらに (徳毛圭太)
「湊谷夢吉」
・闇に呼わば闇より出ずるまぼろしを語れはるかな湊谷夢吉 (水野彗星)
「松本零士」
・おいどんが襖を開けて這い出れば宇宙の海に海賊旗揺れ (蝶ちゃん)
・ゆでたまごだからキン肉バスターで壊れない友情をえがけた (カー・イーブン)
おもしろい。
「鳥山明」
・吸殻の山から朝日が顔出せば鳥山明の原稿あがる (ももや ままこ)
・子供らのお尻のようにプリプリのあの田村信の線が欲しかった
(やましろひでゆき)
「ちばあきお先生」
・そんなにもうがんばらなくていいんだよ秋が過ぎても白球を追いつ(嶋田電気)
「杉浦日向子」
・一寸其処まで」と団扇すあさがほの波跡とほく江戸湾のはて (穂ノ木芽央)
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あきえもんさんです。
・幸せになりませんよう しりあがり寿と書くご祝儀袋 (あきえもん)
・合コンに集結をした君たちを古谷実さんに返したい
今回はこの歌が一番良かったです。
・よく焼いたスルメに浮かぶ紋様をつのだじろうが読み解いている
「バジリスク(原作・山田風太郎)」
・五百対五百で戦っているようだ千に分かれた風になっても
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鶴太屋さんです。
〜『寺島町奇譚』を読みて〜
・寺島町の路地を雪駄で歩みをり少年時代の滝田ゆうに会つた (鶴太屋)
・駅前であんパンを買ふ松本零士に銀河鉄道の駅尋ねをり
・たらこくちびるの東海林さだおが食(た)うべゐる海鮮丼に鱈子はあらず
・秘湯にてつげ義春の跡を追ふ「湯の町エレジー」低く歌ひて
・田河水泡のらくろ描(か)きゐしかりかりとペン先駆つて敗戦に呆
・吾妻ひでおと同じ道歩みゐる兄の肝臓その他、やけくそ天使
〜『無能の人』を読みて〜
・つげ義春粥一杯におとろへて石売る河原はかげろふのなか
〜『東京物語』を読みて、またはバブル東京〜
・吸ひさしの莨も風に尽きたりといしかわじゆんは斜陽に佇ちて
〜『GTroman』を読みて〜
・喫茶ロマンに憩ふ西風ペン先にエキゾーストの鋭(と)き音蔵し
〜『アイデン&ティティ24歳/27歳』を読みて〜
・ディラン聴く酔ひ醒めの身が恋ほしくてみうらじゆんはヴォリュームあげる
〜『まんだら屋の良太』を読みて〜
・温泉(いでゆ)に泛かぶ畑中純の股間にはあはき夕月うつろふエロス
バラエティに富んだラインナップでよかったです。
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松本響さんです。
・キャラメルマン壱号なんて呼ばれてた日々のうしろに鳥山明 (松本響)
・魔方陣畑でとれた2メートル大根を売る麻宮騎亜
・チョコレート食べすぎて出た鼻血さえ奥義に変える宮下あきら
・きみに向け光を放つサイコガン 寺沢武一が恋を語れば
・ベルサイユ宮殿よりも華やかに池田理代子の表札がある
・虎柄の下着が干してある寮で庭掃除する高橋留美子
「うる星やつら」と「めぞん一刻」を
足したような世界。
「森田まさのり」
・森田氏はペンは拳より強いって赤いインクであなたを染める
好調ですね。
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今回は採れる歌が少なかったです。次回はたぶんもっと簡単な「お題」なので、がんばりましょう!
お知らせです。「笹短歌ドットコム」の常連投稿者でもある、てこなさんが、
現代歌人協会「第36回全国短歌大会」で、
《大会賞》
《選者賞》栗木京子先生選・米川千嘉子先生選
《佳作第一席》花山多佳子先生選
《佳作第二席》加藤治郎先生選
を受賞されたそうです。
おめでとうございます!!
てこなさんのひとり勝ちですね。
素晴らしいですね。自分が短歌をはじめた頃を思い出します。
でも、結局、てこなさんみたいに出せばいつも賞をとるというような人たちが結社に集まって、それからまたもっともっとレベルの高い競争がはじまるので、油断せずに努力していってほしいです。
てこなさんが今後、結社に入るかどうかはわかりませんが、
上に行けば行くほどサバイバルは大変なので、がんばっていただきたいと思います。
受賞作品などは、こちらでチェックしてください。
♪「てこなのホイップ短歌」
大賞の歌はさすがに良かったです。感動しました。
以前も書きましたが、
当BLOGの投稿者で
「NHK全国短歌大会」の大会大賞を受賞された方には、コーナーを差し上げます。
てこなさんは、どうなるかな。
近いうちに、みなさんにビッグニュースをお届けできそうです。
お楽しみに!!
ということで、よろしく哀愁☆
笹 師範 2007-10-21









