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好きな人に送る百人一首コンテスト



最新のお題「湯・風呂・温泉」 投稿はコチラから。

G・Wですね。斉藤さん1首評

人形供養してますか?

なんですかその不気味な登場の仕方は・・・・・・。

楳図かずお先生に、僕についてのインタビューで、
「笹不気味人(ささぶきみひと)」と言われた(『ウメゾロジー』P.234参照
笹師範です。

ダジャレもお上手な楳図先生です。

たくさんの誤植報告をありがとうございました。
増刷された暁には必ず直します。
しかしたくさんあったなぁ・・・・・・。

「正誤表」だけで一冊になるという噂も・・・・・・。

そこまでじゃねえよ!
とはいえ、発売中の『短歌』5月号(角川書店)
の「私を変えた一冊」でもまた、
岡井隆先生の歌に抜け字を発見してしまいました。

×
図書館は本を返せと言つて来ぬ図書館森のやうに野蛮だ



図書館は本を返せと言つて来ぬ図書館は森のやうに野蛮だ


師匠の歌を紹介する時は、なぜいつも間違えてしまうのだろうか・・・・・・。
ま、自分の代表作も間違えるくらいだから仕方ないか。

自分の歌くらい覚えろよ!


朱川湊人×笹公人
「遊星ハグルマ装置」
更新されました!
今回は僕の短歌「謎麻呂」です。
そういえば、歌人の謎彦さんは元気かな?

取材やインタビューで慌ただしかったのですが、ようやく少し落ち着いてきたので、「湯・風呂・温泉」の総評をG・W中に手がけようと思います。本が出てからアクセス数も上がっているし、締め切った「お題」に投稿している人もあらわれているので、なんとかがんばりたいです。

ここまで遅れると、なんかもう「更新」というより「復帰」という感じですね・・・・・・。

クルム(伊達)公人と呼ばれてますから。

呼ばれてねえよ!

では、それまで
斉藤真伸さんの1首評をお楽しみください!
よりによってまた不気味な歌をとりあげてくれましたね。

よろしく哀愁☆

__________________________

みなさんおひさしぶりでーす。斉藤真伸です。

アシスタントのカワです。

さて、いよいよ発売になりました笹師範の第三歌集『抒情の奇妙な冒険』。今回から数回に渡りまして、この歌集の一首観賞をやってみたいと思います。

具体的にはどういうところを観賞するつもりなの?

そうだね、みんな意外とこういうところを読み落としているんじゃないかなーって部分を、僕なりに観賞していこうと思う。それと、みなさんが実作をやる上で、具体的にどういう部分を参考にすべきかというところも解説したいね。さて、まず第一回目はこの歌を取り上げたい。


もう誰もぶら下がらない健康器にぶら下がりいる不成仏霊


なんか怖いのかシュールなにかよくわかんない歌ですね。

笹師範の歌には「霊界ネタ」の作品が数多くあるけど、これはこのなかでも出色じゃないかな。「不成仏霊」という言葉のインパクトを除けば、ずいぶんとシンプルな作りなんだけど。
 ところで、怪談噺に出てくる幽霊たちって結構不条理じゃない? 「えーっ!? なんでこの人に祟るの!?」とか「えーっ!? なんでこんなことするの!?」とか、現世の人間からすると「筋が通っていないことも珍しくない。

まあ、生きている人間とはすんでいる世界が違うからかもしれないけど。

その怪談噺のある種の不条理性が、この歌の下句「健康器にぶら下がりいる不成仏霊」によく表れている。じっくり味わっていくと、この「不成仏霊」の行動の意味のなさが、不気味な光を放ってくるね。

ふーむ。

「もう誰もぶら下がらない健康器」を、この家の「隠された(もしくは隠そうとしている)過去」の暗喩として読んでも面白いぞ。

シンプルなのに、いろいろ深読みできる作品ですね。

実作をする上で学ぶべき点はそこだね。歌のポイントが決まったら、あとは余計なことを言わずに、そのポイントが光るよう言葉を絞り込んでいく。これが出来るか出来ないかが歌の出来を決めてしまう。

ところで笹師範の幽霊の歌って、何に影響受けているんでしょうか?

新倉イワオさんの「あなたの知らない世界」の影響があるのはまず間違いないと思う。これは昔、日本テレビのお昼のワイドショーでやってたコーナーで、一般視聴者の怪奇体験を再現ドラマにしたものなんだ。けっこう怖くてさ、トラウマになってる人も多いよ。

真っ昼間から怪談観たって怖くないでしょ。

それがさー、意外に完成度高いんだよ。それに解説の新倉イワオさんの語りがうまいから説得力満点で…。

次回はどんな歌とりあげるんですか?

次回もけっこう怪奇系だよ。ではこのへんでさようなら。

笹 師範 2008-05-02

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