2010年12月25日

「部活動」 入選作品発表!!

聖夜かな原宿駅にニセYOSHIKI  公人


みなさま、クリスマスいかがお過ごしでしょうか?

ニセYOSHIKI好きですねぇ。
たしかに原宿駅の傍にある神宮橋では
そういう人見かけますけど……。

半裸で超絶ドラムを叩いてたよ。

ライブバージョンの真似する奴はいないから!

あまりの激しさで橋が揺れてたよ。

あの頑丈な橋が揺れるか!
1000人でXジャンプしてもびくともしねえよ!

詳しいねぇ……。


ということで、
メリークリスマス!(ミスターローレンス!)

メリークリスマス!

とってつけたようにクリスマスを祝ったところで、
入選作品の発表にまいります!!


_____________________



特選


肩ごしに先輩のぞく気配して夕日の色に染まる自画像
【手乗り文鳥】


夕日の色に染まったのは自画像だけではないはず。
「気配」に留めたところがよかったです。
少女漫画のワンシーンのような青春短歌です。


賞品

クリスマスということで、過去最大級に豪華(?)です!

笹公人短歌揮毫色紙。

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某文学館の来年度の常設展にて飾られる
小生による短歌揮毫(字が下手くそですみません)です。
展示のテーマに沿った作品です。

この歌は、
大林宣彦監督作品「その日のまえに」のパンフレットに寄せた歌です。
僕はこの映画で、
ヒロインのとし子(永作博美さん)の兄役で出演させて頂きました。

ああ、あの、一人だけセリフが棒読みだったやつですね。

よけいなこと言わない。

ハイ、すみません……。

世界で2枚しかない揮毫色紙です。
そのうちの1枚が常設展に展示されます。

どうせ失敗したほうをあげるんでしょ?

失敗も何も、
もともと下手すぎるからどっちもほとんど変わらないんだよ。

たしかに……。

手乗り文鳥さん、おめでとうございます!
賞品をお送りしたいので、
住所と本名を書いて笹師範充にメールをください。


___________________


秀逸


蛇口から飲む水さえも甘くなる ダッシュ10本終えた後には
【小野伊都子】


中学校の頃を思い出しました。
たしかに、あんなに美味しい水はあれ以来飲んだことがありません。


__________________


佳作



吾の代でつぶしてなるか演劇部ひとり芝居でやる「飛龍伝」
【山口ヤスヨ】


見たいかも。




額縁のような窓もつ部室にはレンブラントの光ひとすじ
【螢子】


NHK短歌とかでも入選しそうな歌です。
こういうお行儀の良い歌も好きですよ。




フォルテシモ 硝子が割れやしないかと怯えてもいた 試してもいた
【喜楽熊】


むかし、イタリアのオペラ歌手・エンリコ・カルーソーが
歌声で硝子を割ったという伝説を思い出しました。
オリジナリティのある発想が魅力。




二学期になって一度も部に来ない和也へ駆け出しそうなスパイク
【カー・イーブン】

ちょっと「サラダ記念日」を思い出しましたが、
いい歌です。




放課後のドアをあければ匂いたつ絵具まっすぐ君の背を見る
【高松紗都子】


「君の背を見る」で、
君がドアに背を向けて絵を描いていることがわかりました。
このあたりにテクニックを感じます。

この歌の場合は、「美術部のドア」でいいんじゃないでしょうか。

「放課後のドア」とまでやっちゃうと、
別の詩的な意味が出てきてしまいます。




放たれて鳩も卒業奇術部のシルクハットが空を舞うとき
【猫丘ひこ乃】


海上自衛隊か!




落下物ご注意下さい。たった今弓道部が秋空を射抜きました
【富田林薫】


「落下物に」と、
「に」を入れてください。

校内アナウンスとかだったら絶対に
「落下物にご注意下さい」
と「に」を入れるでしょう。

こういう時は字余りを気にしてはいけません。
下の句が魅力的なだけに惜しかったです。

富田林さんは、毎回ちょっとずつ惜しいです……。

というわけで今回は「おまけ」の佳作です。

富田林さんはぜひ「優秀作品」以上で殿堂入りを決めてください!
次回、期待してます!!


____________________


お疲れ様でした!
今年最後の入選作品発表でした。

今年もありがとうございました!
次の「お題」は、1月1日に発表しようと思います。


お知らせです。

お正月1月2日(日) 21:00〜21:30

文化放送(AM1134)
「トランジスタラジオ」
という番組(収録)に出演します。

ジム・オルーク+カヒミ・カリィ
寺尾紗穂
やくしまるえつこ
pupa
坂本龍一&大貫妙子

の曲をかけさせて頂きました。
細野晴臣さんの詩の世界についても語っています。

よかったら聴いてください。


時間があって気が向いたらあと1回くらい更新しようと思っていますが、
しないかもしれないので、いちおう書いておきます。
よいお年をお迎えください!

良いお年を!

よろしく哀愁☆
posted by www.sasatanka.com at 18:46| Comment(9) | TrackBack(0) | 入選作品発表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この度は、佳作に選んで頂きまして誠に有難うございました。<br />
<br />
短歌をはじめたきっかけは、笹師範の『念力家族』を拝読させて頂いてからでして、それまで短歌に触れても別のことでいっぱいいっぱいだったため、残念ながら自分で作ってみようと思えるまでには至りませんでした。<br />
<br />
まだ作り始めてから2年くらいですが、歌とともに1年が過ぎていくと、日々のささやかなこともいつか歌にかたちを変えていくような気がします。<br />
<br />
なので、これからも毎日をそして言葉を大切に過ごしていければ、と思っております。<br />
<br />
年明けの新しいお題の発表とますますのご活躍を楽しみにしております。<br />
<br />
みなさま、よいお年をお迎えくださいませ☆
Posted by 猫丘ひこ乃 at 2010年12月25日 23:28
特選に選んでいただき大感激です!<br />
ありがとうございました。<br />
<br />
寺山修司の短歌に魅せられてこちらのブログに辿りつきました。こちらでは皆さん自由に歌を詠まれていて刺激を受けました。<br />
<br />
年明けのお題もとても楽しみです。
Posted by 手乗り文鳥 at 2010年12月26日 22:08
佳作に選んでいただきありがとうございます。<br />
短歌の面白さを感じ日々作っています。<br />
<br />
お忙しい中でブログを運営し総評、選歌を続けられていらっしゃるのにはただただ感動いたします。<br />
そして参加させていただき感謝いたします。<br />
これからも先生のご都合の赦すかぎりこのような場を設けていただけるならば嬉しいです。<br />
<br />
次回のお題も楽しみにしています。<br />
それでは良いお年を。
Posted by 喜楽熊 at 2010年12月27日 02:10
佳作に選んでくださってありがとうございました。<br />
丁寧なコメントをいただいて、とても勉強になりました。<br />
今後の歌づくりに活かしていきたいと思います。<br />
早いもので短歌をはじめて1年10カ月…。<br />
笹短歌ドットコムには最初からずっとお世話になっています。<br />
これからもよろしくお願いいたします。<br />
どうぞ良いお年をお迎えください☆彡
Posted by 高松紗都子 at 2010年12月27日 13:30
佳作&とても細かいご指導ありがとうございます。いやさすがに「に」がいるまでは考えつかなかったです。まだまだ一首の推敲が足りないのだとも思いました。むつかしいです。つぎはがんばります。これからも宜しくお願い致します。
Posted by 富田林薫 at 2010年12月27日 21:14
猫丘ひこ乃様 手乗り文鳥さま 喜楽熊さま 高松紗都子さま 富田林薫さま<br />
<br />
あけましておめでとうございます。<br />
<br />
コメントありがとうございます。<br />
<br />
今年もよろしくお願いいたします。<br />
<br />
<br />
今日中に「お題」を発表します。<br />
がんばります!
Posted by 笹師範 at 2011年01月01日 19:58
笹師範、昨年は本当にお世話になりました。<br />
特選に選んでいただき、光栄でした。<br />
いただいた色紙を御守りにして<br />
今年も自分らしい歌を詠めるように精進します。<br />
<br />
また、部活動のお題にて、<br />
秀逸に選んでいただきありがとうございます!<br />
<br />
自分ではあまり経験のない体育会系の部活動で<br />
汗を流していた友人たちの姿を思い出して詠みました。<br />
蛇口から飲む水は、私にとって青春の代名詞です。<br />
<br />
次のお題も楽しみにしています。
Posted by 小野伊都子 at 2011年01月02日 01:21
小野伊都子さま<br />
<br />
蛇口の歌とてもよかったです!<br />
<br />
今年もよろしくお願いします。
Posted by 笹師範 at 2011年01月02日 12:25
新年おめでとうございます。<br />
<br />
佳作に選んでいただいてありがとうございます。<br />
<br />
歌の友達がこちらに投稿しているのを聞いてやってきました。<br />
「部活動」のお題に青春時代を思い出し、楽しく詠むことが出来ました。(すべて実体験ですww)<br />
<br />
次の「鏡」も頑張りたいと思います。<br />
<br />
今年もよろしくお願いいたします。
Posted by 螢子 at 2011年01月04日 00:30
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