

何やってたんですか?

いまをときめくAKB48の「きたりえ」こと
北原里英さんに短歌を指導したことかな。


以前、同じくAKB48の小林香菜さんに教えたんだけど、
凄く対照的なキャラだったね。
いままでいろんな人に短歌を指導してきたけど、
アイドル系では、眞鍋かをりさん以来の逸材だと思いました。
涙サプライズな完成度でしたよ。
短歌アイドルになれるんじゃないかな。

どの媒体に載るんですか?

詳細はまた今度ということで。




部活動
です!!!
___________________
<笹公人師範による模範短歌>
かんぴょう巻のかんぴょうするりとぬけるとき廃部となりし相撲部おもう
朝焼けの空き地に何かを埋めている発掘部員の背中小さく
ギネスに挑む冨野高校ドミノ部のドミノを倒す妄想楽し
弓道部の背筋正しき少女たち本能寺行きのバスを待ちいる
テニス部のマドンナの靴磨きたる邪教に嵌りしごときあの日々
_____________________
短歌ができたら、
この記事のコメント欄から投稿して下さい。
※投稿の際にはメールアドレスをお忘れなく。
記入が無いと優秀作に選ばれても賞品をお送り出来ない場合があります。
(メールアドレスはブログページには反映されませんので、安心して記入して下さい。)
では、もう一度基本的なことを確認してみましょう。
【笹流の理想短歌基準】
単なる説明に終わっていたり、当たり前の発想のものは、
人を感動させるどころか印象にさえ残りません。
表現に工夫をしましょう。そして、心を込めましょう。
読んだ時に心にジーンとくるようなものが詩であり、良い「短歌」です。
迷った時は、この
「チェック表」
を参考にしてみてください。
書けなくて困った時は、
「短歌の型」についての記事
を読んでみてください。
_________________
投稿数は、1人につき5首までとさせて頂きます。
締め切りは、
11月14日(日)いっぱいまでとさせて頂きます。
__________________

青春まるかじり☆な歌を期待してます!

故・笹井宏之くんが、
笹短歌ドットコム(『念力短歌トレーニング』※すでに絶版)のことを
おもいきり笑えて、ときにハッとさせられて
こころからじーんとくる、まるで、みんなで
ひとつのことにむかって汗を流す
放課後の部活のような一冊だ。
と書いてくれたことを思い出してジーンときます。

酒井さんのようにこの場所を生き甲斐と言ってくれる人のためにも
まだやめるわけにはいかないな、と思っています。
怠け心に鞭を打って継続していきたいです。



<br />
身体の読みは「カラダ」で。<br />
とりあえず一首です。
北中 田中 の 防具がゆれる<br />
<br />
男バレの コート使用は 十二時間<br />
ボールケースに つめた青春<br />
<br />
たいへんね 偉いわねって 云わないで<br />
涙でチャウよ ひとりの部活<br />
<br />
い〜ちに〜 イチにサンシ 白い頭で走ってた<br />
体育館には 涙の匂い<br />
<br />
そうじゃない 違うんだって 命がけ<br />
戻れあの日に 部活命に
<br />
<br />
スカイフィッシュ捕獲のために弓道部の名手・佐藤を引き抜くオカルト部<br />
<br />
<br />
校舎の窓夜中に56枚割られた朝、空手部の内田の手には包帯の跡<br />
<br />
<br />
林業部チェーンソー実習ジェイソンのマスク付け木を切り倒して行く<br />
<br />
<br />
神秘研究部部長アキ子が子を孕み処女懐胎と言い張り続ける
<br />
写真部の男子部員が念写する学園一のマドンナの顔<br />
<br />
書道部の女子部員らにかこまれて莫山先生成仏できず<br />
<br />
文芸部あかずの棚に隠された走れメロスはBL仕様<br />
<br />
廃校の校舎はまれに真夏日の球児の声のまぼろしを聞く
きゅうどうぶいっぽんのやにひとすじのねがいをこめてしせいをただす
<br />
野球部の訛りなくせし友といてコーラ一気のかくまで苦し<br />
<br />
弾道が予測できないシュート打つ地図を読めない女子サッカー部 <br />
<br />
さよならはいつも三回いうべしが映画研究部の掟なり<br />
<br />
灯台に近寄るなかれサッカー部恩師の言葉我が胸照らす
・サッカー部へ誰が洗濯するんじゃと怒鳴られ孫はハンドボール部へ 「今年5年生の部活」<br />
・ショパン弾く彼の指先魅せられて誘いも無くて音楽部入り<br />
・ジャズ部にはいかした彼のエレキギター今白髪(はくはつ)のロックンローラか<br />
・オルガンが十台並ぶ音楽部まともに鳴るはたったの二台<br />
「昔高校生もしたような・・・」
<br />
「もし野球部のマネージャーがドラッカーのマネージメントを読んだら」を読もうとして作ったうた。
<br />
とりあえず金儲けしたく株クラブ起業マニアの先輩が癌<br />
<br />
外人と話がしたくて来てみたら留学生はアジアンばかり
でも、もてるのは、おとなしそうな<br />
料理研の女
前回は入選作に選んで頂きありがとうございました。まさかこんなに早くとは思っていませんでた。やはり、幾つになっても褒められると嬉しいです。励みになります。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。<br />
<br />
帰宅部と練習投げて聴き込んだ ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ<br />
<br />
「いい加減、夜のクラブ活動やめろ」 うまいこという息子は野球部<br />
<br />
「痔主で」とニキビ面では言えなくて ラグビー勧誘の顧問裏切る<br />
<br />
ブラバンの部室の床は濡れていて ツバキだらけとひとは知るまじ<br />
<br />
大会に幽霊部員もかりだされ 平手で決めた自由形ターン<br />
<br />
以上、よろしくお願い申し上げます。壮太
<br />
初めて投稿させていただきます。<br />
よろしくお願いします。
<br />
「灯台に近寄るなかれ」サッカー部恩師の言葉足元照らす
<br />
料理部が家庭科室を抜け出して泡立てにゆく8月の雲<br />
<br />
活動の時間が終わりパレットに美術部員がしまう夕暮れ<br />
<br />
天文部のプラネタリウムに虫喰いの超新星があらわれて春<br />
<br />
終わりのない夏がはじまり帰宅部の二人黙ってぶらんこを漕ぐ<br />
<br />
アベ先輩の張り巡らした結界で陰陽道部に入部者はなし
<br />
玄関の呼び鈴(ピンポン)なれば凄まじき勢いで出る元卓球部
<br />
甲子園目指す気合いのドラッカーきっと読むから夏よ終わるな
<br />
もうみんな「パシリ部」でいいんぢやないかつて三組、特に山田の主張<br />
<br />
書を捨てて町へ出たまま歸らない生物部長を今日も待つてゐる<br />
<br />
先輩のバッシュをそつと抱きしめる小猿に似てゐる女子マネージャー
<br />
先輩が残していった左利き用のベースを軽音に貸す<br />
<br />
七月の潮騒を背に先輩のパレットへウルトラマリンをしぼる<br />
<br />
二学期になって一度も部に来ない和也へ駆け出しそうなスパイク<br />
<br />
帰宅部のエースを自認してたころ疑わずいた帰るべき家<br />
<br />
☆<br />
<br />
おひさしぶりです。今さらではありますが、あきえもんさん、4周年記念企画の際に僕のを選んでくださってありがとうございました。
<br />
ばあちゃんを背負って裏山上り下りワンダーフォーゲル自主練習中<br />
<br />
力石とジョーの腕(かいな)が交差する腕相撲部の勧誘チラシ<br />
<br />
はじめまして。<br />
よろしくお願いします。
偶然、昨夜は『念力短歌トレーニング』を読み返しておりました。<br />
まずは2首投稿いたします。<br />
<br />
・相撲部の新人木村 誰もいない土俵で軍配素振り百回<br />
<br />
・半刈りでハンガリーに行く美術部のアートパフォーマンス成田で終わる<br />
(参考:http://www.webdice.jp/dice/detail/1424/)
<br />
放課後のドアをあければ匂いたつ絵具まっすぐ君の背を見る<br />
<br />
デッサンが基本なんです美術部はコンテ木炭ゆびを染めつつ<br />
<br />
八月の果ての空気を知っている水泳部員が絵のなかに棲む<br />
<br />
恋をする水に絵具を溶くように水泳部員と美術部員は<br />
<br />
今回もよろしくお願いします。
<br />
バレー部の鬼キャプテンと呼ばれてたミホのアタックよける放課後<br />
「恋のリング」という言葉がベタかなと思い、次のように推敲しました。<br />
よろしくお願いします。<br />
<br />
*<br />
<br />
野球部のエースにふられハンカチを恋のリングへ投げるいもうと<br />
↓<br />
野球部のエースにふられハンカチを青いリングへ投げるいもうと<br />
<br />
・「誰だっけ?バドミントン部の主将って」部将会議はゼロから始まる<br />
・シシャモ足率が意外と高いのです。バドミントン部はバスケ部よりも<br />
・コンビニを占拠しているバスケ部の集団を避け駅まで走る<br />
・キャプテンがマネージャーに恋をして引退渋る、準決勝まえ
<br />
・巨人軍のテーマばかりを奏でたるブラスバンドの夏は短し<br />
<br />
・数年前は人で溢れていたという部室の隅に碁石は冷えて<br />
<br />
・出し抜けに目の覚めるような自殺点決めてしまえるお前が憎い<br />
<br />
・グランドの土持ち帰る球児らのごとく駒場の芝持ち帰る<br />
<br />
以上で5首です。宜しくお願いします。
何時までも卓球少年あの娘にはシェイクの仁って呼ばれたぜ<br />
<br />
最強の稲妻サーブ繰り出せばバレーボールの引っ掛かる屋根<br />
<br />
おそらくは崩れゆく砂と文芸部のテーブルに残される一片の詩<br />
<br />
卒業式の夕やみに紛れ外されるシャア同好会の部長のマスク<br />
<br />
落下物ご注意下さい。たった今弓道部が秋空を射抜きました<br />
<br />
<br />
よろしくおねがいします。<br />
<br />
ネクタイの結び損ねの山よける朝のダンディ部の部室前<br />
<br />
ベランダの蒲団のまえに腰しずめ元テニス部がきかすスナップ<br />
<br />
抜きうちの「風紀改め」ねり歩く新撰部は赤点組らしい<br />
<br />
ケータイをとりあげた担任が恋文代書部のおもいで語る<br />
<br />
<br />
以上五首、前回にひきつづき参加させていただきます。<br />
よろしくお願いいたします。
<br />
肩ごしに先輩のぞく気配して夕日の色に染まる自画像<br />
<br />
追加2首です。<br />
よろしくお願いします。
息荒く君と回った運動場 さよなら僕のメリーゴーランド<br />
<br />
■野球部<br />
祈ってる 君のバットの先にある握りこぶしと同じ形で<br />
<br />
ベンチ裏 夏の最後に書いた文字 セカンドゴロと君の名前と<br />
<br />
■天文部<br />
青白い夜空を広げた校舎裏サジタリウスは君の瞳へ<br />
<br />
■おまけ(ダウンロード部)<br />
ミッションは痴漢電車と不倫妻集え我らがダウンロード部
<br />
代々の部長の證 フラスコに封入されたケプラーの髯<br />
<br />
女子部員のベリーロールの瞬間があるからもつと走れる僕ら<br />
<br />
飴色の夕日に染まる校舎横モアイ部がまだじつとしてゐる
<br />
サークルの輪に入れないやつばかり集まるサークルでも独りきり
<br />
腹筋とランニングしてもう三月文化部なのかよ吹奏楽部<br />
<br />
額縁のような窓もつ部室にはレンブラントの光ひとすじ<br />
<br />
足袋やけの脚もつ少女にっこりと白き歯みせるコートの青春<br />
<br />
以上五首よろしくお願いします。
校庭の砂利いっせいに蹴り上げて弓なりに反り目の前は、青。<br />
(囲碁部)<br />
指先でピリオドを打つ 友達という関係を終わらせるため<br />
(天文部)<br />
乱視用望遠鏡で見届ける生中継の星の死に様<br />
(帰宅部)<br />
フルートの音色聴き入る放課後の私の席は白昼の海<br />
(帰宅部)<br />
野良ゆえの行くあてのない帰り道ひたすら伸びるまっくろくろすけ<br />
<br />
よろしくお願いします。
<br />
バレー部でずっと名字で呼ばれてた鈴木さんにも花は贈られ<br />
<br />
野球部のかけ声響く教室で帰宅部女子の靴下落ちる<br />
<br />
バスケ部の部室の前を歩くとき少女の髪はふるりと揺れる<br />
<br />
一丸となって闘うバレー部の部長はのちに教祖となった<br />
<br />
前回はありがとうございました。励みになります。<br />
どうぞ、よろしくお願いします。
<br />
「サッカーと私どっちが大事なの?」と言ってくれる人募集中!<br />
<br />
肌色がうまくできないことにして貴方と二人きり美術室<br />
<br />
サッカーがもてるんじゃないイケメンがもてるんだってわかってたのに<br />
<br />
もう僕は戻れない女子テニス部の太ももを見るだけの日々には<br />
<br />
<br />
初めまして、価格未定と申します。<br />
拙い作品ですが宜しくお願い致します。
無理のないペースでゆったり続けていただけると嬉しいです。<br />
今回も短歌を投稿させていただきます。<br />
<br />
<br />
面金の向こうに気迫押し返し竹刀に響く小手の手応え<br />
<br />
剣道をはじめたきっかけくれたのは武蔵ではなく六三四の方で<br />
<br />
冬寒く春秋厳しく夏臭い剣の道とはかくも険しき<br />
<br />
青春は帰宅部にこそありなんて嘯いていた空っぽの春<br />
<br />
憧れのピッチャーマウンド踏みしめてボールを握る夜の校庭<br />
<br />
以上になります。よろしくお願いいたします。
<br />
宿題と追加練習をこなす日々。うしろだ!と気付きダッシュで逃げた。<br />
<br />
悪意すら無くして部活の先輩は無味乾燥に俺を殴った。<br />
<br />
辞めてすぐ仲間は消えて俺ひとり、挨拶さえ無視された。笑える。<br />
<br />
いま俺は、勝手にパンクを演ってます。視界は良好。アイムソーハッピー<br />
<br />
以上5首でよろしくお願いいたします。<br />
<br />
滝沢勇一
カバディの声出しだけで沈み行く夕日の中に浮かぶインディア
<br />
フォルテシモ 硝子が割れやしないかと怯えてもいた 試してもいた<br />
<br />
フランベの火先が君の胸元を犯して 僕は喉を焦がした<br />
<br />
黒髪をしめらすように編み込んだマフラーあげる わたしにあげる<br />
<br />
映画観たようにアナタが涙拭くために私は負けたんじゃない<br />
<br />
<br />
初参加です。<br />
よろしくお願いします。 喜楽熊
<br />
砂浜が波にとけてしまっても遠泳部員の午睡はつづく<br />
<br />
校庭にユニフォームを着た君がいてスポットライトのような日溜まり<br />
<br />
地球へとシャトルは還り冬の日のバドミントン部の部室に眠る<br />
<br />
叶えたい願いがあって天文部だけに流星群の降る午後<br />
<br />
「短歌部」が部名変更して春に「TKB31」になります<br />
<br />
<br />
よろしくお願いします
以下5首です。<br />
<br />
<br />
・「硬式はねえ」と言いさし素振りする三年唯一の部員岡さん<br />
<br />
・暮れなずむ学園世界巴投げ 心の帯は何色ですか<br />
<br />
・いつ来ても部室で寝てる先輩のカバンにのぞく赤本の赤<br />
<br />
・塾帰り素振りをしてる山崎に会う。山崎は大人の顔だ。<br />
<br />
・試合後の高校生ら帰り行く 汗なきメガネの一日想う
<br />
落日に向かって走るランナーをめざす陸上部の補欠たち<br />
<br />
*<br />
<br />
二首追加です。<br />
よろしくお願いします。
<br />
発声で始まる練習 君を呼ぶように、遠くの君を呼ぶように<br />
<br />
演劇部というだけなのに日常のすべてが嘘のように見られた<br />
<br />
バスケ部のエースは重いのだそうで文化部とは釣り合わないという<br />
<br />
傷付いた顔は演技でごまかせる(昨日のエチュードを思い出せ)<br />
<br />
<br />
以上5首です。よろしくお願いいたします。
<br />
バレー部で坊主にしたらゼッペキじゃん人の頭を笑うなナカダ<br />
<br />
以上2首でお願いします
デパートの就職率は群を抜く包装研究会の手さばき<br />
ほとんどの部員がラジオ体操部にも所属する乾布摩擦部
お蔭でいつも楽しませて頂いています。<br />
秋なので久し振りに参加させて頂こうと思いました。<br />
<br />
◆日直を終えて部活へ走り出す君の「そいじゃ!」に生返事する<br />
<br />
◆放課後の廊下で腹筋する君を不本意ながら見下ろして行く<br />
<br />
◆帰宅部をファンファーレにて送り出す君に僕らは何を贈ろう<br />
<br />
帰宅部からの視点で三首。<br />
宜しくお願いします。
<br />
透視部に訊いてみようか帰らない風船飛行部たちの行方を<br />
<br />
キノコ部の部室に生えるベニテングタケの数だけ部員消えゆく<br />
<br />
放たれて鳩も卒業奇術部のシルクハットが空を舞うとき<br />
<br />
いつだって泣きたいときはカレー部へ臨時入部の玉ねぎ係<br />
<br />
以上5首です。<br />
<br />
ご報告なのですが、きのうNHK短歌のご担当の方からお電話を頂きまして、初めて投稿した歌が入選したとのことでした。放送日は12月12日(日)の予定です。<br />
<br />
いつもこちらで皆さんの歌を拝見させて頂いたり、作歌のヒントなどで学ばせて頂いているおかげと存じます。これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
<br />
茶道部に目藥持參せし奴を炭もてあぶる刑に處すなり<br />
<br />
「先輩の詩は好きだけど顏は嫌ひ」さう言ひ放つ子のお下げ髮<br />
<br />
社研部が世界征服議論する壁に大きくおおた慶文<br />
(社研部=社會科研究部)
<br />
・封印を解いてチア部のユニフォームで、最終面接の君にエールを<br />
<br />
・吾の代でつぶしてなるか演劇部ひとり芝居でやる「飛龍伝」<br />
<br />
・凹んだら腹式呼吸で言ってみる「あえいうえおあお」さあ前を向け!<br />
<br />
・手芸部に初めて男子入った日、顧問女教師の白髪染め匂う<br />
<br />
以上よろしくお願いします
<br />
夕陽へと蹴りこむシュート 揺れたのはゴールネットじゃないと気付いて<br />
<br />
手紙部をつくりませんか メンバーはきみと私のふたりきりです<br />
<br />
「じゃあ次の曲です。スピッツ ロビンソン」きみが放送部員でよかった<br />
<br />
映研の部室フィルムに閉じこめたふたりが今日もはじめて出会う<br />
<br />
いくつもの部活動の思い出がよみがえってきて<br />
懐かしい気持ちになりました。<br />
よろしくお願いします。
<br />
最終の電車大口開けて寝る客に切花さすは華道部<br />
<br />
全世界めぐる肉筆回覧誌ガリ版にこだはる文芸部<br />
<br />
歴代の部長の血を吸ひ艶やかに光る褌(まはし)を祀る相撲部<br />
<br />
泣きながら持つて帰つてきた砂が部室で日増しにふえる野球部<br />
<br />
<br />
以上5首です。宜しくお願いします。
<br />
部昇格の野望に燃えるけいおんのソウルシャウト旧校舎を打つ<br />
<br />
年度別七不思議の創作をオカルト研の黒歴史に記す<br />
<br />
期限までに部員集める茶道部に妖艶なるOG出没す<br />
<br />
以上、4首です。<br />
よろしくお願いします。
<br />
どれぐらい正座してればいいのだろう?答なら先輩風の中<br />
<br />
熱籠る体育館に浮かんでる 僕の煩悩 君の透けブラ<br />
<br />
かつて見ていただけだった テニス部の君が母親になってた事を知る<br />
<br />
今はまぁ幸せ 君をよろこ部に勧誘しよう お土産を買う<br />
<br />
<br />
以上、5首です。よろしくお願い致します。
<br />
誤<br />
かつて見ていただけだった テニス部の君が母親になってた事を知る<br />
<br />
正<br />
みてるしかなかった テニス部の君が母親になってた事を知る
<br />
ゲルニカを実物大に模写すればセーラー服は喪服に変わる<br />
<br />
<br />
間に合わなさそうなので写真部と美術部でとりあえず2首です。<br />
よろしくお願いします。
<br />
夕暮れにコンダラをひく長い影からおちていくくやし汗あり<br />
<br />
文芸部専用国語辞典には朱色の筆で「負けるな早稲田」<br />
<br />
よろしくお願いします。
<br />
東高化学部主将しろたえの白衣なびかせ準決勝へ<br />
<br />
学ランでソロ吹きしこと「どや顔」という言葉まだなかったころの<br />
<br />
打楽器の一年生はティンパニの底にこっそり涙を溜めて<br />
<br />
サックスのくびれ光りて先輩と後輩を抱く河のあかるさ<br />
<br />
<br />
<br />
いつもありがとうございます。<br />
以上5首、どうぞよろしくお願いします。
<br />
茜さす教室ひとり佇んで見つめるだけの青春ひとつ<br />
<br />
純粋な対抗心を燃やし合う相手と笑い合う練習後<br />
<br />
これだけが人生全てと先輩ヅラして握る指揮棒
<br />
天文部後輩の君の今を知る 邦人死亡の小さなバス事故<br />
<br />
理科室で星が出るのを君と待つ 夜の校舎はボクらのものだ<br />
<br />
何気なく拾い読んでた君の文字 部室ノートに広がる星図<br />
<br />
ふたりして余計な穴を一つ空けプラネタリウムの夜空で寄り添う<br />
<br />
ファミレスのドリンクバーで打ち上げた学祭のあと冬がはじまる<br />
<br />
(遅刻してすいません、もし可能ならば宜しくお願い致します。)
<br />
モテたくて買ったギターは赤色で3万円の青春価格<br />
<br />
サッカー部主将の背中追いかけし我のスカートひるがえるなり<br />
<br />
片想い部部長です 真夜中にラブレターとか書いちゃってます<br />
<br />
ほんとうはきみのこと好きだったんだ部室の壁に彫ったイニシャル<br />
<br />
<br />
遅刻してしまいましたが、もし間に合えばよろしくお願いします!<br />
ちなみに華道部は実話です。
<br />
誤<br />
華道部に入ってたのよ(一年で辞めたんだけどそれはさておき)<br />
<br />
正<br />
「華道部に入ってたのよ(一年で辞めたんだけどそれはさておき)」<br />
<br />
カギカッコうつのを忘れてしまいました。<br />
遅刻したうえに重ね重ね、申し訳ありません。<br />
よろしくお願いします。
<br />
一円も予算をもらえないままにESS部の閉ざされた窓<br />
<br />
「オーボエの笹倉さんからいただいたリードなんだ」と吹いている バカ。 <br />
<br />
手作りの遮光器土偶を高らかに挙げて地歴部さくらの下に<br />
<br />
こんな日のサードは寒い 日差しすらしっかりわたしだけを外して<br />
<br />
<br />
遅刻してしまいました。<br />
申し訳ありません。
「肌をあわせて初めてわかる事がある」レスリング部の彼は童貞<br />
↓<br />
「肌をあわせて初めてわかる事がある」レスリング部主将は童貞<br />
<br />
<br />
「クッキーを焼き過ぎちゃったの。貰ってね☆」リカコは化学部と兼部して<br />
<br />
春がきた 部員取り合う空手部と少林寺部の百年戦争<br />
<br />
作法室に恋愛上手は集まるか 今日もお濃いを点てる茶道部<br />
<br />
合評後うなだれている土井の上、ベンジーに似た天使が視ている<br />
<br />
<br />
よろしくお願いします。
・甲子園への夢捨てしOBのグラブ部室で冷える厳冬<br />
・いじめっ子の風刺画校庭一面に描きし美術部員は君か<br />
<br />
遅刻で申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
<br />
1.帰宅部は野良猫なで部になりましたミルク片手に河原集合<br />
<br />
2.演劇部女子の告白昼休み渡り廊下に響きわたって<br />
<br />
3.後輩の修学旅行のおみやげは顧問にぜんぶ食べられていた<br />
<br />
4.青年の主張はジャージ 顧問から強要されたスコートの下<br />
<br />
5.バトン部の舞台アオリで激写する化学教師の白衣の黄ばみ<br />
<br />
以上5首になります。よろしくお願いいたします。
2.一回はみんな経験してるはず籠手を使ったロケットパンチ<br />
3.酢酸の薫り漂う写真部は変な気持ちになってしまうよ<br />
4.目指してる人が多くて困ってる一振ごとにフォーム変えて5.雪国の出身なので野球よりスリーポイント得意で困る<br />
<br />
本日初めて足を運ばせていただきました<br />
遅刻ですがよろしくお願いします。
よろしければ、4首、提出させて頂きたいと思います。<br />
<br />
・あかねさす生物室の片隅で仲間はずれと秘密が揺れる<br />
<br />
・お互いに一人きりのがいいんでしょ言わず帰りの会話は弾む<br />
<br />
・こうやって僕らは大人になりました空き教室で嘘を重ねて<br />
<br />
・この人も人間なのだ果てしなく続く奇妙な小言噛み締め<br />
<br />
部活が強制だったので「活動が少なくて楽そう」と言う理由で選んだら、<br />
先輩後輩教師入り乱れて人間関係がやたらと複雑な部に入ってしまいました。<br />
<br />
以上、4首ですがよろしくお願い致します。
<br />
灼熱の地獄の底で鬼たちは満足げなり 人間(じんかん)研磨部<br />
<br />
新入りの魔法部員のステッキが震えています 飛び降り現場<br />
<br />
芝をよむゴルフ部員の目裏(まなうら)でパットを外し続けるゴルファー<br />
<br />
ゴキブリの交尾の終わるまで見つる江戸っ子倶楽部が描く吉原<br />
<br />
ライパチの股のトンネルくぐりたるボールに雪の花の舞い落つ
<br />
芝をよむゴルフ部員の右の目を背から切り裂く老ゴルファー
<br />
手鏡でふざけ照らした横顔がふと蘇る甘き疼きと<br />
日々の老いといふ悲哀を欺ける魔女が住むらし或る鏡には<br />
鏡面のような湖面に眼を落とし二人聴いてた「雨のウェンズデー」<br />
ルージュさすつかのま嗤うコンパクト命を賭する漢(おとこ)や在りや<br />
なごり雪ホントに降ったわトンネルを駆ける車窓に映った瞳に