キャンドル・ジュンでーす!
広末の新しいオトコか!
しかもそういうノリじゃないだろ!
そんなレツゴー三匹的なノリの男は、広末さんとは付き合えないと思います……。
しかしキャンドル・ジュンという名前には驚いたね。
職業+名前という構造は、
マンガ太郎以来かもしれないね。
そうなると、さしずめ俺は
タンカ・キミヒトってとこかな。
タンカ・キミヒト!
意外といいんじゃないですか。
師範はいろんなことをやってますから、
わかりやすくていいかも。
えー、そんなタンカ・キミヒトですけど、
今年ほど仕事がはかどらなかった夏はなかったです。
本当のことを言うと猛暑の影響で、何もやる気が起きなかった。
暑さに弱いっていうのもあるけど、
35歳の誕生日を機にガタっと体力が落ちたような気がする……。
おっさんのぼやきはいいですから……。
ということで、まずはお知らせです。
教育テレビ「NHK短歌」
選者・加藤治郎 ゲスト・辛酸なめ子
9月12日(日) 午前6:00〜6:25
再放送 9月15日(水) 午後2時30分〜2時55分
古くからの友人で、なにかとお世話になっている
辛酸なめ子さん
が僕の短歌を「好きな短歌」として
ご紹介してくださっているそうです。
ありがたいです。
画期的な放送になっているかもしれないので、
ぜひチェックしてみてください。
なめ子さんの自作の短歌も楽しみですね!
なめ子さんには、これまでに5首くらい
自作の短歌を読ませてもらったことがあるけど、
さすがのおもしろさでしたよ。
では、「虫」短歌の燃料を投下します。
どれも僕が好きな、虫が詠まれた短歌です。
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女(をみな)とは幾重(いくへ)にも線条(すぢ)あつまりてまたしろがねの繭と思はむ
(岡井隆)
精霊ばつた草にのぼりて乾きたる乾坤(けんこん)を白き日がわたりをり
(高野公彦)
暗道(くらみち)のわれの歩みにまつはれる蛍ありわれはいかなる河か
(前登志夫)
あかねさすひかりに出でて死にたりしかの髪切蟲(かみきり)を父ともおもへ
(小池光)
フライパンの中には蝉が鳴いてゐる青春は哀し夏ごとに来て
(川野里子)
ああ転機おとずれざるか蟻地獄棒で破壊し立ちあがりたり
(大滝和子)
米つき虫よもう観念して今夜は私の寂しさに付き合いなさい
(吉沢あけみ)
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なんかこういう本格的すぎる歌を読むと、
ハードルが上がっちゃって
逆につくれなくなっちゃいます……。
そうだよね。
毎回こういう歌を最初に「お手本の歌」として出したら、
投稿数も減るだろうね。
でも最後の歌なんかは親しみ湧くでしょ?
これは最近の歌ですか?
これはなんと、36年前に出た
『うさぎにしかなれない』(1974年)という歌集に収録された歌です。
ケータイ短歌に発表された歌といわれてもわからないよね。
わかりませんね。
でも、この歌を読んでやる気が出たぞー!
そういう学研の通信講座のパンフとかに載ってる
8コマ漫画の着地点みたいな安易な感じやめようよ。
ハイ……。
『連句遊戯』
おかげさまで、いろんなところで書評などが出ていてありがたいです。
その中からネットで読めるものを一部ご紹介いたします。
「産経新聞」(松尾貴史さん)
「日記」(山崎バニラさん)
「日記」(吾妻ひでお先生)
以上の先生方、誠にありがとうございました!!
ところで師範て、ミュージシャンだったんですか?
俺も知らなかったけど……。
知らないって!
ますますタンカ・キミヒトを名乗る必要がありそうです。
うまい!
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