お知らせです。
本日(12月12日土曜日)の「読売新聞」夕刊にて、
山崎バニラ師匠が、
拙著『念力姫』を紹介してくださっているそうです。
ぜひご覧ください!
(記事画像を追加)
『念力姫』は勢いで2週間くらいでつくってしまった本で、
短歌の完成度なんかは低くて恥ずかしいのですが、
僕の本の中で「これが一番好き」と言ってくれる人も多い不思議な本です。
細野さん(YMO)も以前、「朝日新聞」で取り上げてくださいました。
中でも人気のある「合格ストーリー」(デタラメな予備校の合格体験記)は、最近また誰に頼まれるわけでもなくせっせと書き溜めています。
かなりパワーアップしているので、またどこかで発表できたらいいなと思っています。
笹公人 バラエティ作品集
『念力姫』
定価 本体1600円+税
刊行 2005/04/06
発売 (株)KKベストセラーズ
ISBN 4-584-18847-5
帯文:久世光彦/和田誠
カバー写真:沢渡朔
装丁:木庭貴信
バニラ師匠、
本当にありがとうございました!!!
いつかご恩返しをしなくてはと思っています。
『活弁士、山崎バニラ』山崎バニラ・著
も超オススメです!!
この本を読むと、バニラさんは活弁に「呼ばれた人」なんだなぁというのがよくわかります。
不思議なドラマチックな偶然が重なって活弁士になっていく道のりがおもしろいです。
仕事っていうのは選ぶものじゃなくて、仕事がその人を呼ぶものなんですね。(使命や天職にたどりつくまでに必要な遠回りをしてきたという考え方もできますが)
僕も歌人(うたびと)になるなんて思ったこともなく、
将来はミュージシャンで活躍しているものと思い込んでいたので、
バニラさんのエッセイのいたるところに共感しました。
ま、いま思うと僕の歌唱力・声質じゃありえないん話なんだけど……。若さって怖い。
バニラさんの本を読んで、内田樹さんの
「未来の未知性について」
という文章を思い出して、またいろいろ考えさせられたりもしました。
ヤング世代の人には、
ぜひ『活弁士、山崎バニラ』を読んでほしい。
付録の活弁DVDも凄いですよ!
では、明日の「ケータイ短歌」も
よろしく哀愁☆
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図書館に行って土曜日の読売夕刊のバニラさんの記事読んで参りました。<br />
『念力姫』の合格ストーリーは確かに面白いですね。<br />
『念力姫』で残念なのは、笹師範のまぼろしの小説が収録されていないことです。<br />
笹師範のコミカルな文章は面白いので、絶対、小説のほうも激しく面白いのではないかと予想しています。<br />
是非書き溜めているパワーアップした合格ストーリーも読んでみたいものです。<br />
小説と書き下ろし合格ストーリーを一冊にして刊行したらどうでしょうか?<br />
どこか出してくれる出版社はないのかな?<br />
太田出版あたりからオファーが来ればいいのにと思います。<br />
笹短歌ドットコムをご覧になった出版関係の方は是非是非お願いいたします。
<br />
コメントありがとうございます!<br />
<br />
小説は、ゲラで読んだ久世光彦さんが絶句して、<br />
担当編集者のKさんに「あれはなんだい?」という電話をして、びびった編集者が掲載を見送ったのでした。<br />
僕は載せてほしかったんですけどね。<br />
その小説らしきもの、田久保英夫先生は褒めてくださったのですが、日本屈指の美文家である久世さんからしてみたら、<br />
あのデタラメさは理解しがたいものだったと思います。<br />
<br />
そういえば、太田出版の某サブカル誌の編集長が「合格ストーリー」を気に入ってくださっているという話を耳にしたことがあります。<br />
鶴太屋さん、鋭いですねぇ。