2009年07月23日

お題発表 「海」

いやー、皆既日食でしたね。

テレビで見ましたけど、凄かったですね。

カンタくん、体に異変が起きたらしいじゃない?

起きませんよ!
コウモリじゃないんだから……。

悪霊島に行かれたみなさんも疲れ様でした。

悪石島だろ!
横溝正史じゃないんだから!

高城さんとエリカさんもお疲れ様でした。

嫌味か!

俺も押入れにあった3Dメガネをかけてベランダで空を見上げてたんだけど、何も見えなかったゾ!

あたりまえでしょ!
飛び出させてどうする!
それに3Dメガネって物持ち良すぎですよ!

仕方ないから
「飛び出すジャッキー・チェン 飛龍神拳」
のビデオを借りてきてそれを見たんだけど……。

嘘つけ!
いまどきそんなマニアックなVHSビデオどこで借りられるんだよ!
80年代初期か!

とまぁ、そんな夏の珍事でした。
ということで今度のお題は、
夏っぽく、





とさせて頂きます!!

__________________


<笹公人師範による模範短歌>


海辺にてオカリナを吹く少年が永遠(とわ)に童貞でありますように


ミッキーが米老鼠と書かれいてどこか哀しき上海の夜


土産屋の少女としばし見つめたる海をふちどる夜光虫の灯


「よろしくね」髪かきあげる少女らの海賊時代の前世は告げず


みんなして異次元ラジオを聴いたよね卒業前夜の海のあかるさ



__________________


投稿数は1人につき5首までとさせて頂きます。

締め切りは、

8月9日(日)いっぱいまでとさせて頂きます。

___________________


おもしろい歌を期待してます!!

『サイゾー』8月号絶賛発売中です!

笹公人×江森康之「念力事報」
今回のテーマは、「ドラクエ9」です。
タイトルは、
「トラウマクエスト2009」です!

「ゲーム」のお題を終えたみなさんには、
より楽しめるかと思います。


ということで、よろしく哀愁☆
posted by www.sasatanka.com at 07:36| Comment(79) | TrackBack(0) | 「お題」発表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
如何説く教育原理主義じゃなし海原渡る自由の女神<br />
あの領地太平洋を移動するいずれこの海我が国の物<br />
原子力潜水艦の名前つけシービュー号は宇宙に静止<br />
淡々と知らぬ振りして人工の島を作りて海へと浮かべ<br />
波力船上下運動利用してあらうみ渡るよもやま話<br />
お題「海」5首お願いします。
Posted by 夕夏 at 2009年07月23日 19:49
海を一度も見た事がない長野在住の爺ちゃんに伝え難きは海の青かな
Posted by zoopy at 2009年07月23日 22:44
画用紙が小さくて小さくてはみ出すくらいに塗りつぶしたクレヨンのあの海の青をもう一度
Posted by zoopy at 2009年07月23日 22:50
海原に打ち勝つごとき誤植かな 君の勧める「ファイティング・ニモ」は<br />
<br />
晩秋の海 晩秋の海の家 晩秋の海の家の静寂<br />
<br />
海渡るモーゼの杖を燃やしたき夢に駆られる教徒もありし
Posted by 蜂谷希一 at 2009年07月24日 13:35
かなしいのいたいのみんな捨てたくてわたしごと流されていく日本海 <br />
<br />
バカヤロー ここで言うより許されるから あたしはうみでさけびたい
Posted by ふみこ at 2009年07月24日 21:02
少年よ大海へ出よスライダー下に群がるプールの小僧<br />
<br />
海釣りが趣味の亡き祖父描く絵はいつも色とりどりの錦鯉<br />
<br />
我が海の満ちて打ち上げられし子よいかなる旅路を辿るのだろう<br />
<br />
千代大海柔らかい胸に触りたいおしめ取り込む夏の夕暮れ<br />
<br />
剥き出しの肌に焼け付く夏の痛み日が沈んでも微熱は続き<br />
<br />
初めての投稿です。よろしくお願いします。
Posted by わかたけ at 2009年07月25日 00:48
海より深く傷ついた少女の心のトラウマが海に抱かれて癒される日
Posted by zoopy at 2009年07月25日 22:58
リアス式海岸になる週末は家族思いのボートは来ない
Posted by 乙女座☆星子 at 2009年07月26日 13:02
海の家で焼きそばを焼く 日焼け止め意味ナシ、給料もナシ、過酷。<br />
<br />
まるで一世紀前のセックス?シンボルだねモンロー?ウォークしてゆく<br />
<br />
赤潮で打ち上げられた小魚が描く虹かと見紛う曲線<br />
<br />
アルビノの男児の叫び「牛乳瓶のフタみたいなクラゲだよ、パパ!!」<br />
<br />
ああ、ライフセーバー暇なら助けて 鉄板熱くてもう死にそう
Posted by しまやまひかる at 2009年07月26日 16:25
文字化けしてしまいました。申し訳ありません。<br />
<br />
2首目は、<br />
<br />
まるで一世紀前のセックスシンボルだねモンローウォークしてゆく<br />
<br />
でお願いします。
Posted by しまやまひかる at 2009年07月26日 16:33
海岸をあなたと歩く 鼓膜にはあずきを揺する音が聞こえる
Posted by 乙女座☆星子 at 2009年07月26日 21:29
序破急のリズムで波が押し寄せる関屋海岸にぎわいの夏<br />
海沿いの村に住もうと決意せり石灰岩が崩れるまでに<br />
海鳴りが灯台守を目覚めさせ帰り支度をはじめる鴎<br />
この海は荒れねえ方が恐えんだ老潜水夫つぶやきにけり<br />
海峡にせり出す崖の上に棲む猿の一軍領土戦争
Posted by 佐々一竹 at 2009年07月27日 12:54
海の日に逝った母から毎年に海が好きだと呼ぶ声がする<br />
<br />
海岸の砂浜掘れば遠い日のさびたナイフと裕ちゃんうかぶ<br />
<br />
渦潮に船は傾き入りゆく無重力だよ宇宙船かと<br />
<br />
海坊主越前クラゲだったんだ研究すれば食品となる<br />
<br />
地平線石油積んだ船は行き ジュース満タン タンカー入港<br />
<br />
宜しくお願いいたします。
Posted by おはぎ at 2009年07月27日 17:25
「君ここはヌーディストビーチじゃないよ」と居間で母云う風呂上りかな<br />
<br />
みずうみは海なのと聞いたあの時の気持ちでいたい、今日も明日も<br />
<br />
初めての投稿、2首です。よろしくおねがいします
Posted by くわたる at 2009年07月27日 17:37
海までの距離を密かに測っても光子の胸のサイズは不明<br />
<br />
穏やかな海しか知らない君宛てに送った波の谷間の写真<br />
<br />
ウニ、イクラ、アワビ時々玉子焼きあなたの海は私の財布<br />
<br />
開く時、相当苦労をするだろう二人は貝のように合わさる<br />
<br />
横浜の海は意外と広かった 光子は三つも年上だった<br />
<br />
以上、宜しくお願いします。
Posted by 伊藤夏人 at 2009年07月27日 21:33
名を海というロシアハーフの娘の海より青い瞳に恋した漁師は益荒男
Posted by zoopy at 2009年07月28日 00:02
その汗は何ガロンだよ 海歩く少年たちの孤独の群れは<br />
<br />
少年は焚書をしたしグラヴィアの水着の上の消しゴムの跡
Posted by 蜂谷希一 at 2009年07月28日 12:33
ゼロ釣果嘲笑(わら)う巨乳よ思い知れ海の恐怖を 群れよフナムシ<br />
<br />
干物屋の跡取り息子野心満ちムロアジ開く死海のほとり<br />
<br />
「お魚になるの」と告げて飛び込んだビキニ足攣り沈んだ 笑った<br />
<br />
わさび効く最後の海鮮丼旨し 組長築地署に出頭す<br />
<br />
元セレブ立ち尽くす足に小(ち)さき波寄せては返す寄せては返す
Posted by 葉理 at 2009年07月30日 01:51
耳の奥パルスの群れを走らせて蝸牛は波の音をあつめる<br />
<br />
海賊はロマンのかけらを散骨し高速艇でマシンガン撃つ<br />
<br />
つまさきで触れただけなら何もかも知ってるように語るな海を<br />
<br />
海風を百年あびて塩漬けのみなとみらいは過去にかたむく<br />
<br />
手をひろげ君がおしえる海の中そこにわたしを入れてください<br />
<br />
「羽うさぎ」改め「高羽佐兎子」です。<br />
<br />
以上5首よろしくお願いします。
Posted by 高羽佐兎子 at 2009年07月30日 15:40
遠浅の海水浴場遊ばせるあなたの海ほど深い愛情
Posted by 乙女座☆星子 at 2009年07月31日 22:13
片方のビーチサンダル流れ着くそれは未来のわたしかカノジョ
Posted by 乙女座☆星子 at 2009年07月31日 22:48
・骨のないビニール傘がゆらゆらと波間ただよう海月のごとく<br />
<br />
・今日もまたあの娘は岩場へ向かうのかイソギンチャクと戯れたくて<br />
<br />
・居酒屋で海鞘(ほや)を肴に呑みながら心臓移植の話はよせよ<br />
<br />
・人知れずこの砂浜に寝転びて巨大なヒトデとなりたる吾は<br />
<br />
・物言わぬ海鼠の口を切り裂いてしまう刃を誰もが持てり<br />
<br />
<br />
以上、ドキッ!海のいきものだらけ(略)…な五首です。<br />
よろしくお願いします。<br />
(夏バテ気味ならインスタントのコンソメスープにレモンの輪切りを浮かべて飲むのをオススメ。食欲出ますよ〜)
Posted by 魚虎 at 2009年08月01日 00:20
海の彼方よりゴジラが来るのを待ち侘びていた少年の祈りのような破壊衝動
Posted by zoopy at 2009年08月01日 22:37
海の月とは書くけれど空の月なら嫌われないのに、漂う。<br />
山育ちのあなたは海に行きたがる せっかくの服がベタついちゃうのに<br />
誰もいない誰もいないと思っていたら 船からキスを見られてた<br />
海はひろいなおおきいな あなたが帰ってくるまで遠いわ<br />
砂浜を駈けてデートをしてみたい 実行したらふくらはぎ痛
Posted by ムラサキ・ピープル at 2009年08月02日 04:48
凪ぐるとき海の面(おもて)はばつさりと大気の腰を断ちて光れる<br />
<br />
海を見る白衣の老女車椅子押す美少女とときに接吻(くちづ)く<br />
<br />
骨なべて集まるといふ海洞に波はピヤノを組み立てをらむ<br />
<br />
もつとずつととほくのうへがすこしさむい 日食の日のサッコファリンクス<br />
<br />
小説家衰えけるも輝ける海の小舟はつねに影曳く<br />
<br />
 よろしくお願いいたします。
Posted by 深森未青 at 2009年08月02日 10:07
冷黒な夜を透過する海月 透明などく ゆっくりといま<br />
<br />
パラソルに目印書かずさしたから沖から二人は見ないですむ<br />
<br />
ゆっくりと好奇心を盾にして少女が海に口付け「しょっぱい」<br />
<br />
「海行くぞ」その一言でシゲさんがいつかホントに父になるかも<br />
<br />
情事まえ脱がしたワンピースの裾に残っていた海 捨てたはずなのに
Posted by 千のナイフと餞 at 2009年08月02日 18:02
いづくより流れ来るか大量の医療廃棄物とひとりの女<br />
<br />
波の音のきこえぬ夜に啜り泣く女に増えるワカメ食わせん<br />
<br />
月の夜にやうやく浜に出てみれば島までの道現れてをり<br />
<br />
魚臭き納屋より聞こえくる声は人には発音できぬ音霊(おとだま)<br />
<br />
臓物(はらわた)をむさぼられつつ海原より旧き神々の勝ち鬨を聞け<br />
<br />
以上、5首です。2回お休みをしてしまいましたが、これからもよろしくおねがいします。
Posted by やましろひでゆき at 2009年08月03日 21:40
・人生が二時間ドラマだったならそろそろ海へ飛び込むシーン<br />
<br />
・清潔なプール育ちの僕たちは消毒槽の子宮でねむる<br />
<br />
・もうすでにげろげろなのにより深く追いつめてくるラッセンの絵が<br />
<br />
・完璧な人間にだけ許された死を受け止める橙の海<br />
<br />
・海のない街で生まれた 悲しみを知るため青い絵の具を舐めた<br />
<br />
<br />
以上5首です。よろしくお願いいたします。
Posted by キタパラアサメ at 2009年08月04日 02:49
綿飴であったことなど忘れつつオホーツク海流れ着く雨<br />
<br />
ただぬるい枕を抱え海岸でじっと待ってるくじらの涙<br />
<br />
雨粒をひとつひとつと磨いては海に放った それでよかった<br />
<br />
満ちていく潮見つめては太陽のかたち確かめるコウノトリ<br />
<br />
飲み込んだすべての夢を消さぬようバクは静かに海へ潜った<br />
<br />
全ボツ覚悟でスタイルを変えてみました。<br />
よろしくお願いします。
Posted by 中森つん at 2009年08月04日 12:01
砂浜にビキニの花を咲かすためイヴは真っ赤な林檎をかじる<br />
<br />
海からのバスのシートに思い出のように砂粒こぼれていたり<br />
<br />
バスクリンマリンブルーの湯の中にビキニなど着ぬ身を沈めゆく<br />
<br />
ただ海を見ていただけの百年を古灯台は静かに語る<br />
<br />
防波堤離れて歩くいつまでも梅雨の明けない海の灰色<br />
<br />
海の家停車時間は五分ですバナナボートの通過待ちです<br />
<br />
地下ラボの液体クロマトグラフィーで正しく海であるか調べる<br />
<br />
海行きの最終電車は走りゆく電気クラゲの光を集め<br />
<br />
海からの風が吹く時えころじぃえころじぃって風車は廻る<br />
<br />
帆船のゆるい航跡追いかけて消えてしまった白いクレヨン <br />
<br />
<br />
師範、体調はいかがでしょうか?本格的な暑さがやってまいりましたのでくれぐれもご無理をなさいませんように。
Posted by かんな at 2009年08月04日 13:21
夢のなか海はどろりとしていたと退社を決めた女の黒目<br />
<br />
海よりもダムが近しい木曜はどれもこれもが間延びしている<br />
<br />
結論がかわらないのは知っていてそれでも二人海へとむかう<br />
<br />
夕凪はやさしい予感 沈黙も約束ももう怖くなくなる<br />
<br />
高台より眺める海は薄暗く誰も言葉を交わさないまま<br />
<br />
<br />
以上、五首よろしくお願いいたします。
Posted by イマイ at 2009年08月04日 16:38
「食べたい」に「食べさせたい」も連れてゆく手にいっぱいの海の朝市<br />
<br />
日ペンの美子ちゃんからの海便り「ビキニは青」の字もはにかめり<br />
<br />
白き手のイソギンチャクの一群に山海塾の舞台を想う<br />
<br />
眼球の海にレンズの舟ふたつ泣き砂色のシャドーを引けり<br />
<br />
使われぬ「まつざきしげるいろ」はまだ海水浴の絵日記さえも<br />
<br />
以上、5首です。
Posted by 猫丘ひこ乃 at 2009年08月04日 18:49
・大昔 鯨が海に戻ったように人もいつかは海へと向かう<br />
<br />
・海水にポカリスエット混ぜてみた あまじょっぱさが癖になるかも<br />
<br />
・マイケルの死を悼みつつ海の底スリラーみたいに昆布が踊る<br />
<br />
・「海の中そっとのぞいてみてごらん」寂しがり屋の海女のつぶやき<br />
<br />
・マグロから一目散に飛び逃げるトビウオたちが空に近づく<br />
 <br />
以上です。よろしくお願いします。
Posted by ユーリーボ at 2009年08月04日 20:11
知らぬ間に水着のなかに入り込む砂はあなただシャワー浴びよう
Posted by 乙女座☆星子 at 2009年08月04日 21:03
海沿ひを車でゆけば大きなる鳶すれ違ひ影を落としぬ<br />
<br />
ふりあふぐ水面[みなも]に波は銀いろのひかりの綾となりて耀よふ<br />
<br />
ひむかしの水平線の向かうよりうねりとともに夜は来にけり<br />
<br />
弓なりの浜の向かうに大輪の花火あがりてうつすらと消ゆ<br />
<br />
暁の波止場みおろせば昨日より粘りし人は竿を仕舞ひぬ
Posted by はづき生 at 2009年08月05日 10:16
鬱血のリング泡だち韻(ひび)きたれボクサー倒るればまなかひの海<br />
黒き楽譜にくるむトカレフ砂に埋め青年の眸(め)の冬の海荒る<br />
象亀の眸(まみ)に古代の海映るごときゆふやけ拳(けん)かたく矚(み)る<br />
信天翁(あはうどり)白き羽搏つ泥濘や海鳴りくらきおほき曇り日<br />
冬の霓(にじ)たつ楡の天辺(てつぺん)吹かれゐつ遠景に鳴る荒海あをき<br />
星満ちて水甕あふる百日紅(さるすべり)白き花噴き海が呼んでる<br />
俯きて莨火つける 激浪の海鳴り聴きつつ男の背中
Posted by 鶴太屋 at 2009年08月05日 14:30
夏果ての海にこころを置き来ればカラカラと風吹き抜けにけり<br />
<br />
文芸のない町に生れ少年は列車のレールの先に海見ゆ
Posted by 伊藤ミナ at 2009年08月06日 00:51
もう帰れない深海に似た空を見上げるふたりはいつかのくらげ<br />
<br />
泡沫の海月を思う朝靄にとけたあなたのやさしいまぶた<br />
<br />
あたたかい海月に包まれたままでこぼれる笑みを掬いきれない<br />
<br />
ビル風にたゆたう街で真夜中を泳ぐ海月に恋をしている<br />
<br />
<br />
(「海月」はすべて「くらげ」読みでお願いします)
Posted by はせがわゆづ at 2009年08月07日 17:50
「ふるさとの海のいろです」小包はビリジアン・ブルーのタイル一枚<br />
<br />
科学者が遺言として書きしるす子供の海に還る数式
Posted by 穂ノ木芽央 at 2009年08月07日 19:13
どこまでもどこまでも海で海だから僕はここから何処にも行けない<br />
<br />
白昼夢じゃなくて熱中症だった。モニター眼球いっぱいに海<br />
<br />
なにもかもやめた夏の夜公園で波のおとがした、東京なのに。<br />
<br />
青深く溺れ続けて目が醒めて今日が始まる、仕事と生活。<br />
<br />
またあした会えるといいな、会えるかな夏の夜よるの海のきらきら<br />
<br />
以上宜しくお願いいたします
Posted by 滝沢 勇一 at 2009年08月07日 19:17
会社には行ってないんだ先月から海にいたんだ言えなくて、すまん<br />
<br />
どうしても学校に行けなかったの海に来ていた隠しててゴメン<br />
<br />
リストラから不登校まで受け止める母なる海が憎いちくしょう<br />
<br />
今日もまた夢の続きの母を追いとうに廃れた海の家まで<br />
<br />
うみへび座こと座こいぬ座占いの頁にはない星座が好きだ<br />
<br />
どうぞよろしくお願いします。<br />
笹師範から投稿者だけがここをみてるんじゃないです、とのことでしたので。<br />
やすたけまりさ〜ん「短歌研究新人賞」おめでとうございます!<br />
ここでしか存じ上げませんが、新聞でお名前を見つけて嬉しかったです!
Posted by 山口ヤスヨ at 2009年08月07日 20:01
海凪し逢魔が時の沖合に南極2号が浮かんでをりぬ<br />
<br />
陽光の嫋々みちる海原にイルカに乗った少年もをり<br />
<br />
誰もいない海の家ではこの夏もトワエモアを静かに流せり<br />
<br />
もう誰もいない知らない海岸に南沙織が置き去りにされり<br />
<br />
歌舞伎町の店のマットを持ち出して遅番のミユが日光浴する<br />
<br />
以上5首です。よろしくお願いします。
Posted by 憂太郎 at 2009年08月07日 21:36
もう誰も悲しませる筈のない海へ使命を終へた月が沈んだ<br />
<br />
思ひ出せ 一角獸の守護もなく君が水着をほどいた地點<br />
<br />
怪獸が泣く泣く歸る荒海は土筆の煮汁色に染まつて<br />
<br />
辛すぎるアジア 海に數多の雜菌がはびこるアジア 我らのアジア<br />
<br />
悲しみの百人分を吸ひ込んで濃くも薄くもならない海市
Posted by 酒井景二朗 at 2009年08月07日 21:40
・ドリカムを聴いて海行き一通り泣けば平気よ その程度の恋<br />
・マスカラを溶かしたオイルのような海 嫌われ慣れた22の夏<br />
・真っ白い砂浜なんて見たこと無い 見たこと無いから無いのと一緒<br />
・ぐわぐわと浮き輪を揺らす波の上 さよならをいう練習をする<br />
・べたついた潮の匂いが全身にまとわりついて泣けやしない<br />
<br />
<br />
よろしくお願いいたします。
Posted by 加藤サイ at 2009年08月07日 21:46
偽物の海に沈めたアサリからしぶとく生きろと飛んでくる水<br />
<br />
あのひとの心に波が起きるたび淡く輝く夜光虫になる<br />
<br />
貝殻は14歳のとき投げ捨てたあたしのひみつの恋を知っている<br />
<br />
ガンバたちが越えた海なら今もまだここにあります 引き出しの中<br />
<br />
最期には内なる海が零れだし人はこどもに帰るのですね<br />
<br />
<br />
前回は投稿できませんでしたが、<br />
今回はなんとか間に合いました。<br />
よろしくお願いします。
Posted by 小野伊都子 at 2009年08月07日 22:51
海の辺で「芝浜」演(や)りし明け暗(あけぐれ)の羽織姿の男見つめつ<br />
<br />
海の辺で焚き火にあたる母の見るワカメまみれの刈上げ頭<br />
<br />
しなやかに身投げする女(ひと)を見てしまう月のポーズで海見しときに<br />
<br />
紫のビキニパンツを取り出して「海が近いの」と養母(はは)は言いにき<br />
<br />
サザンの「ちょ−っと、待っーてって!」のフレーズひろがる海に赤の広がる
Posted by かわら at 2009年08月07日 23:45
・コーヒーが二層になった汗かきのグラスの海で溺れた言葉<br />
<br />
・海岸に磯の香りの少女おり 太ももについた鱗をはらう<br />
<br />
・25℃夏の一番奥にある水平線から昇る太陽<br />
<br />
・右にアキ左にヤヨイの海峡を平和に越える波にはなれない<br />
<br />
・アメンボの脚があったらこの海を割らない奇跡を起こせたのかも<br />
<br />
<br />
以上5首、宜しくお願い致します。<br />
<br />
暑い日が続きますが体調を崩されませんよう、お仕事頑張ってください!!
Posted by ももや ままこ at 2009年08月08日 02:38
海はかなたの街角をただよふクラゲに月光の波が妙にやさしい<br />
<br />
われらえら呼吸したときの記憶をたどり深海に沈む都に住まふ<br />
<br />
碧い海(プ)白い砂浜(ププ)青い空(プププ)君の笑顔が(ナンテ、コイレイジョ無理<br />
<br />
波ヘヘヘヘヘヘヘヘ無人島ヘヘヘヘヘヘヘヘ俺(漂流中)ヘヘヘヘヘヘヘヘ椰子の実ヘヘヘヘヘヘヘヘ波<br />
<br />
白き月 「君は僕と同じだね」 黒き月 渚カヲルが微笑む浜辺<br />
<br />
よろしくおねがいします。<br />
Posted by 富田林薫 at 2009年08月08日 08:34
幾たびも姿をかえて驚かすそれでも好きです故郷の海よ<br />
<br />
きらきらの水面を見上げ浮上するキレイはいつも陽のあたる場所<br />
<br />
砂浜に真っ赤な叫びが包みこむ波打ち際をちゃぷちゃぷ歩く<br />
<br />
ぷくぷくと波に流され泡きえゆ生きることわり死せることわり<br />
<br />
増えてゆく東京湾の情景に明日ふたつの額縁ならぶ<br />
<br />
せめて一首選ばれるように・・・。<br />
よろしくお願いします
Posted by ユメバク at 2009年08月08日 10:36
夏休みの諸注意プリント 幼稚園も小学校もイラストは海<br />
<br />
最澄と空海の声色を変え夫が子らに読む偉人伝<br />
<br />
海綿状血管腫という子の額のあくまをクマの帽子で隠す<br />
<br />
ぐずる子の背中たたいて「がんばれ」のかわりに言いぬ「海?鮮?丼」と<br />
<br />
海中でかさねたからだ思い出し棒寒天を戻しておりぬ
Posted by てこな at 2009年08月08日 11:06
すみません。四首目が文字化けしてしまいました。<br />
もう一度投稿してみます。<br />
「?」ではなく「・」“点”を入れています。<br />
<br />
<br />
ぐずる子の背中たたいて「がんばれ」のかわりに言いぬ「海・鮮・丼」と
Posted by てこな at 2009年08月08日 11:12
喪いしふる里訪ね海に来ぬ海鮮丼は献立になし<br />
海・海・と呟きながら手賀沼に海を重ねて思うダメモト
Posted by 関根 忠幹 at 2009年08月08日 11:36
水平線の向こうも水平線だって知った頃にはもう戻れない<br />
<br />
悲しみは海に流せば海底で深海魚たちのえさになるでしょう<br />
<br />
高速は渋滞中です海沿いをずっと走って会いに行きます<br />
<br />
泳げない息子は海の食べ物が好きでここまで成長しました<br />
<br />
服のまま泳いだ海はいつまでも無邪気で恋は似合わなかった<br />
<br />
以上五首です。<br />
よろしくお願いします。
Posted by ひいらぎ at 2009年08月08日 15:04
二十九の目からよせずにかえる視線ノートはろばろはろばろと海<br />
<br />
あの夏の海のなごりを灰皿に住まわせるほどまだすきがある<br />
<br />
ほんとうは凪のただなかきみまでの20cmに揺れるふりして<br />
<br />
はじめまして。よろしくお願いします。
Posted by 佐伯杳明 at 2009年08月08日 15:52
あの海が忘れられないアラフォーの赤名リカから便りが届く<br />
<br />
七月の笹舟きらら流れだす天の川から続く海へと<br />
<br />
セロファンを光に透かす春の日の海面はひらひらと明るい<br />
<br />
星砂は硝子の壜を棺とし海に還れる日を待ち続け<br />
<br />
海の歌うたい続けて男らの皮膚の一部は短パンになる<br />
<br />
夕立の海の家にて寝転べば水音ばかり吾にのしかかる<br />
<br />
灼熱の砂を踏みしめあの夏は恋する人魚であったと思う<br />
<br />
海は凪ぎゼリーとなって8月の入道雲は泡立ってゆく<br />
<br />
夏空に遊泳禁止サイレンが空襲警報みたいに響く<br />
<br />
よろしくお願いします。
Posted by かんな at 2009年08月08日 17:33
・プライベートビーチが欲しいSMAPが酔って全裸で騒げるような<br />
<br />
・水田に風が走ればくっきりとみどりの海に波がうまれる<br />
<br />
・塩キャラメル口に含めば押し寄せる訛りまじりのウミネコの声<br />
<br />
<2002年11月・石川県千里浜海岸にテレビ300台が漂着><br />
・どんぶらこどんぶらこっこと流されしテレビに映る東映のロゴ<br />
<br />
・海沿いをあるいていけばなんでしょううちあげられてこれはテレビだ<br />
<br />
<br />
以上、五首です。どうぞよろしくお願いします。
Posted by 文月育葉 at 2009年08月09日 00:46
・OLの涙集めたバスタブにキャビアの獲れぬカスピ海見る<br />
・見よ!浸蝕始めし皆既の空を!豊饒の海ゲル化するまで<br />
・サメ肝油噛むその口元で老人と海だのヘミングウェイだの<br />
・錆び、上海へ曳かれ逝く海上都市(アクアポリス)の明けな い夜明け<br />
・フェラガモに残りし砂よ 玄関の隅 夏を忘れる儀式憶える
Posted by 貝柱ひとみ at 2009年08月09日 03:14
ぺしゃんこの鞄と赤い靴下と海とキャロルとクリームソーダ<br />
<br />
鮮やかな花火を添付して届く海と火薬の匂いのメール<br />
<br />
目指すのは11月の海 雨にテールランプの赤を滲ませ<br />
<br />
オレンジを握りつぶした初夏のオホーツクから零れるひかり<br />
<br />
3月の海を描けば画用紙のなかで静かに打ち寄せる波
Posted by 暮夜 宴 at 2009年08月09日 10:49
海辺にてリセットしたら偽りのぼくになるため帰ろう街へ<br />
<br />
わたくしに公開されている海であなたのいない夏をあつめる<br />
<br />
野に咲いている海ならば摘みましょう 不釣り合いですわたしに現世<br />
<br />
海水を飲んでぼごっと吐き出せば過去を濾過せぬぼくでいられる<br />
<br />
 「願いが叶うクルスの海」が宮崎県日向市にある。<br />
曇天の〈クルスの海〉をおとずれて手を合わせずにぼくらは帰る<br />
http://www.city.hyuga.miyazaki.jp/sightseeing/nature_cruz.html<br />
<br />
*<br />
<br />
自称・宮崎のセールスマンのみうらです。<br />
笹師範、みなさま。<br />
天候不安定な夏ですが、体に気をつけてお過ごしください。<br />
Posted by みうらしんじ at 2009年08月09日 13:16
「逢えない」が「逢わない」に変わる17時 海中道路は流れなくなる<br />
<br />
<br />
一首、初投稿です。よろしくお願いします。
Posted by みつこ at 2009年08月09日 13:58
海昏れてうつせみのわが繋ぎゐる漁船は涙(なんだ)と汗に饐えをり<br />
<br />
昏れて雪 鮟鱇ぶつ切る刃に触れて海辺の焚火のひとり視てゐる<br />
<br />
鷹の眸(まみ)くれなゐ走る 碧天は死に満ちたれば海の夏なり<br />
<br />
うつくしき溺死者海をさまよふを金貨に刻むウンディーネ恋ふ<br />
<br />
太古の素甕に棲みたる蛸のたこやきなり海の底まで流涕したり<br />
<br />
石榴狂へる天(あま)つ光に風生まれギリシャの海の夕凪澄めり<br />
<br />
絶海にひとり浮きゐる夢を見て露のヴァイオリン弾けば露の音(ね)<br />
<br />
音叉鳴る暮春のころは笛吹きて海の上ゆき鯊(はぜ)も釣りたり<br />
<br />
春の潮(うしほ)鬱鬱と荒れ船長は阿片に溺れゐき海の泡<br />
<br />
むらさきに海鼠(なまこ)暮れゆく冬の日は海の底吹く木枯しの音<br />
<br />
白き海光窓辺にうるむ海葡萄噛めば壊れし古時計鳴れり<br />
<br />
青銀河は雛罌粟(ひなげし)の束てのひらに海王星はしづかに炎ゆる<br />
<br />
渤海より使者来(きた)れりと古文書の紙魚の食ひ跡日本いつ滅ぶ
Posted by 鶴太屋 at 2009年08月09日 15:18
殻の内に秘めた想いを遂げる日もあらん磯辺のあわびでさえも<br />
<br />
月うさぎ海亀綱を引き合えば潮満ち引けど勝負はつかず<br />
<br />
砂浜に打ち上げられた木の人形もうすぐ君は良い坊やになる<br />
<br />
その船の海賊船でありしこと小さき鸚鵡の骨は示せり<br />
<br />
見えぬ線ベーリング海に越えながら魚(うお)は小さく時遡る<br />
<br />
以上5首、よろしくお願いします。
Posted by たみ at 2009年08月09日 20:46
君宛てのスピーチ・バルーンの墜落す海の背中は夕凪めいて<br />
<br />
かき氷のスプーンですくえる海こぼす君の後ろで僕は黙りぬ<br />
<br />
十五まで知らずに居れた真白きビキニも波に汚れていくと<br />
<br />
連れてきた理由は君に告げぬまま海を見ていた「ドルフィン」の午後<br />
<br />
5首読むことができませんでした……。<br />
今回は4首でお願いします。
Posted by 地球人 at 2009年08月09日 20:54
海のある町に生まれて潮風が吹かない街で方向音痴<br />
<br />
退屈で二人乗りして海ばかり眺めに行った それしか無かった<br />
<br />
手紙入りボトルを海に流すように君が呟く独り言たち<br />
<br />
夕暮れに潮風染みて本日は三角関係記念日となる<br />
<br />
足元をさらわれてゆく感覚で波打ち際に立ち尽くしてる<br />
<br />
よろしくお願いします。
Posted by 都季 at 2009年08月09日 20:55
エビアサリタコイカホタテカニワカメヒラメアジ塩味にたゆたう<br />
<br />
ほの暗い大陸棚で細目して皆既日食仰のくアンコウ<br />
<br />
ちぐはぐのビーチサンダル砂浜に置いてきたから海辺遠いね<br />
<br />
<br />
以上、3首お願い致します。
Posted by 伊藤真也 at 2009年08月09日 20:58
行き先を伝えないまま降り立った駅のどっちを見ても潮風<br />
<br />
この海にぴったりとした閉じ蓋がないように手は凍てついている<br />
<br />
ヤヤヤヤヤヤヤヤかど番脱出の千代大海の財布の手あか<br />
<br />
川がやがて海へとたどり着くように父の名前をノートから消す<br />
<br />
なにもかも許せなかったひと夏の水平線に湧きあがる雲<br />
<br />
<br />
よろしくおねがいします。
Posted by 虫武一俊 at 2009年08月09日 21:42
すいません、一首改めました。よろしくお願いします<br />
<br />
会社には行ってないんだ先月から海にいたんだ言えなくて、その
Posted by 山口ヤスヨ at 2009年08月09日 21:52
紺碧の海 美女 ビール モニターの中にだけある楽園の夢<br />
<br />
青臭い思いの丈を込めた瓶 ボトルメールは海流に乗り<br />
<br />
沈むだけ 君の創った世界一小さな海に溺れた僕は<br />
<br />
海までの距離15キロ 助手席の君までの距離17センチ<br />
<br />
眩しさはサンダル履きの足指じゃなくて真夏の砂浜 多分<br />
<br />
前回は1首劇場に採用ありがとうございました。<br />
今回は以上5首、よろしくお願いいたします。
Posted by 佐々木優 at 2009年08月09日 22:32
笹師範、申し訳ありません!<br />
3首目を間違えて送信してしまいました。<br />
<br />
<br />
貝殻は14のとき投げ捨てたあたしのひみつの恋を知ってる<br />
<br />
<br />
に変更させてください。<br />
<br />
お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。
Posted by 小野伊都子 at 2009年08月09日 22:35
・灰色の日本海だけを海として18年を過ごした我ら<br />
<br />
・海色に灰色をつかう日本海で生まれ育った子どもの性分<br />
<br />
・清潔なプールに足をさし入れて汗と温度で生きものにする<br />
<br />
・潮の匂い嗅ぎつつ思う少女の日一番最初の流血のこと<br />
<br />
・海の底でひとを食べたかもしれない魚の肉をほぐす箸先<br />
<br />
よろしくお願いします。
Posted by めぐみ at 2009年08月09日 22:46
大きめのスイカを抱え海へ行く可もある不可もあるひとと<br />
<br />
あなたには知らない事が多すぎるフローネの猿の名前とか<br />
<br />
六畳の布団の海のはてまでもポニョポニョ翔ける夜毎の二才<br />
<br />
シャボン期の海ってなんやぽにょでみた?デボンやデボン 海への電車<br />
<br />
五時限目始まる時の伊勢崎さん 潮の香りがつよくのぼれり<br />
<br />
宜しくお願いします。
Posted by そう蛸 at 2009年08月09日 22:51
海岸であつめた貝と星砂がお金なんですキティのお店<br />
<br />
海ゆきのバス待ちをれば会釈してとなりに座る老人と犬<br />
<br />
舗道からななめに下るけもの道ありて海まで傘さして行く<br />
<br />
汗くさいTシャツのままほおばった塩むすびこそ海のごちそう<br />
<br />
海風の見えやすき午後 民宿の柵に結んだ黄色いタオル<br />
<br />
以上、よろしくお願いします!
Posted by 水野加奈 at 2009年08月09日 23:41
誰もいない浜辺、線香花火ごしそんな顔して見られちゃ困る<br />
<br />
町中(まちなか)でなんだか潮の匂いがした 急に我が家に帰りたくなった<br />
<br />
逃げ出した後はこっそりここに来る「母なる海」って誰かが言ってた<br />
<br />
給食の海藻サラダが好きだった佐々木が結婚したんだってさ<br />
<br />
すべりこみセーフで踏み出す夏の砂 9月初旬の浜は貸し切り<br />
<br />
<br />
初めて投稿します。私も滑り込みセーフで間に合うでしょうか!
Posted by 小林ちい at 2009年08月09日 23:41
海沿いのポストはまるで灯台のように赤々漁港にともる<br />
<br />
黒い海上からながめ夜行便 危篤の知らせに覚悟しながら<br />
<br />
足ひたす波には青く夜光虫 対岸の灯は原発施設<br />
<br />
夜になりよけい波の音(ね)だけになる きみの答えをきくのが怖い<br />
<br />
潮のにおい砂と一緒に落としつつ ヒルガオ、クロマツ過ぎ帰るとき<br />
<br />
うまく投稿できず,遅くなりました。すいません。よろしくお願いします。
Posted by 空山くも太郎 at 2009年08月09日 23:49
笹師範、毎度のことながら遅くなりましてすみません!<br />
暗い歌ばかりになってしまって……今回はこれでお願いします。<br />
<br />
突堤の先で秘密を告げられて脊椎にうごめいたフナムシ<br />
<br />
更新の絶えたブログの難破船にフジツボみたいな卑猥コメント<br />
<br />
海風を裂いて岬に立つことに迷いなどなく白い灯台<br />
<br />
あいまいでいたいふたりにカモメまで「白か黒か」と鳴いた桟橋<br />
<br />
月のない夜の浜辺に押し寄せる波だか闇だかわからない音<br />
<br />
お忙しいところいつもありがとうございます。
Posted by 岡本雅哉 at 2009年08月10日 01:59
海よりも果てしなく続く陰口よ有吉ならば二秒で刺すのに <br />
<br />
まだ今日も女のようだジャニーズに内海光司を見つけたように <br />
<br />
深海魚は眼を閉じたまま肉まんは無いと答える深夜のコンビニ<br />
<br />
シャブの波でサーフィンをするアイドルが海の深さを教えてくれた <br />
<br />
海人のTシャツだけで乗り込んだ夜の海には平家のムーンウォーク<br />
<br />
皮膚につく潮のぬめりを取るシャワー 母の過保護を振り払いながら<br />
<br />
黒光りする海苔ばかり増殖しお塩ひかえめ2ちゃんの海は<br />
<br />
<br />
遅れた上に全然作れませんでした。申し訳ありません!<br />
よろしくお願い致します。
Posted by あきえもん at 2009年08月10日 05:28
四首目を間違えて投稿してしまいました、すみません。<br />
もし間に合えば改めさせてください。<br />
<br />
・万博の錆び、上海へと曳かれ逝く 海上都市(アクアポリス)の明けない夜明け<br />
<br />
宜しくお願い致します。
Posted by 貝柱ひとみ at 2009年08月10日 13:27
みょうと詠みびょうと語れる猫ラーズ 会議は土曜深夜公園
Posted by 花関索改め単子 at 2009年09月07日 08:25
すみません。猫の項目クリックすると、「海」にたどりついてしまうんですが。
Posted by 花関索改め単子 at 2009年09月07日 08:32
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