お待たせしました!
「お題」の発表です!!
今回のお題は……
蜂谷希一さんの提案を採用して、
「店屋・店名」
とさせていただきます!!
鶴太屋さんが提案した「料理」もいつかやりたいと思います。
_________________________
<笹公人師範による模範短歌>
宇宙人目撃談に沸く町の八百屋のおやじが着る銀のシャツ
三億円の話をすると目をそらす国分寺「喫茶BON」のマスター
真夜中の客まばらなる吉野家にあのスタアいて霊光(オーラ)灯せり
土産屋の少女としばし見つめたる海をふちどる夜光虫の灯
ジャッキーが暴れていたる中華店 巨漢の尻も壺におさまる
睫毛まで凍った少女 真冬日のアイスクリームショップからでてくる
白魔術の女がまわすステッキにユザワヤのシール貼られていたり
マクドナルドで馬鹿騒ぎするヤングらにチェーンソーの絵を渡して去りぬ
_________________________
短歌が思い浮かんだら、この記事のコメント欄から投稿して下さい。
※投稿の際にはメールアドレスをお忘れなく。
(メールアドレスはブログページには反映されませんので、安心して記入して下さい。)
では、もう一度基本的なことを確認してみましょう。
【笹流の理想短歌基準】
単なる説明に終わっていたり、当たり前の発想のものは、人を感動させるどころか印象にさえ残りません。
表現に工夫をしましょう。そして、心を込めましょう。
読んだ時に心にジーンとくるようなものが詩であり、良い「短歌」です。
あくまで「笹流」ですが、理想とする短歌の基準は、以下、3つのうちのどれかを満たしているかどうかです。
1・ハッとするような発見があるか
2・説明しがたい凄みがあるか
3・考えさせる深い何かがあるか
________________________
投稿数は1人につき5首までとさせて頂きます。
締め切りは、
11月26日(水)いっぱいまでとさせて頂きます。
_______________________
お知らせです。
「All About Japanテクノポップ」
にて、
笹公人「その日のまえに」出演記念対談
が公開されました!
興味のある方はご覧ください。
講演をやります。
11月14日(金)
主催:福島県喜多方市熊倉公民館
共催:文化庁 福島県 喜多方教育委員会
場所: 喜多方市熊倉公民館 (0421−22−1801)
・笹公人講演 9:00〜10:20 (8:30受付開始)
・「愛の31文字コンクール」表彰式
・アトラクション
などの催しがあります。
お近くにお住まいの方はぜひお越しください!
入場無料です。
ということで、よろしく哀愁☆
<br />
1000種類紅茶そろえた店内に割れんばかりのストラヴィンスキー<br />
<br />
幻のチーズケーキは食べれない主は乗った銀河鉄道<br />
<br />
いいかげん社長商売そっちのけ赤いルージュをくどいてばかり<br />
<br />
気に入りの店にたびたび通ううちいつしかコックになって調理場
<br />
パラドクスですね、と理系の君の云う『本家かまどや元町支店』<br />
<br />
朝焼けに『喫茶ダディ』のマスターは娘の小さな靴を捨てけり
<br />
まず一首です。よろしくお願いします。
<br />
目に見えぬ壁に阻まれ入れずに 丸善前の1人の書生<br />
<br />
目に見えぬ壁に阻まれ入れずに 伊勢丹前の女子高校生<br />
<br />
和食屋に連れてけと言う彼女には悪いが今日はマクドに行こうよ
<br />
コンビニに変わる『山本商店』を返せ!と子供たちの暴動
<br />
<br />
時蕎麦の『まご屋』に行きし与太郎がナフタレン入り蕎麦をすすりて<br />
<br />
春のパン祭りのシール噛み千切る彼は『ベーカリー千葉』の息子
<br />
?マック過ぎ吉牛スタバケンタモスファミマ曲がると祖母のタバコ屋
<br />
身に余るお言葉ありがとうございます。<br />
お礼を早く言いたくて一生懸命考えました。<br />
<br />
・キスなんて出来ないけれどキスミント売ってないからファミマはスルー<br />
<br />
・蒼白き光を放てローソンよ「青は進め」と言われぬように<br />
<br />
・この夜は僕が守ったおはようで君に引き継ぐイレブンセブン<br />
<br />
<br />
・行きたいと思ったベトナム料理屋を緑に染めるスターバックス<br />
<br />
<br />
・空手家に割られた瓦を補給する屋根屋は創業元治元年<br />
<br />
<br />
よろしくお願いします。<br />
<br />
蛇足ですし、間に合わず意味はないですが私もお題考えてみました。<br />
マニアックなテーマ「神社仏閣」<br />
普通なテーマ「建物」<br />
今度こういう機会があれば間に合うようにがんばります。
<br />
・自転車でドライブスルーはできますか 聞けないままで大人になった<br />
<br />
・駄菓子屋のおばあさんが本当はおばさんだったと気付いた二十歳<br />
<br />
・昭和って歴史のなかのことでしょう駄菓子屋を知らぬ少女がつぶやく<br />
<br />
・吉野家にひとりでなんて行けなくてそれでも結婚しないと決めた<br />
<br />
はじめて投稿させていただきます。よろしくおねがいします。
<br />
・グランパスショップのかつて在りし場所に吾ひとり来て飯を食いおり<br />
<br />
・仏壇屋めぐりに疲れて一軒の店でネーポン買い求めたり<br />
<br />
・その本が取れへんやんか退いてえな〈古本屋ぽらん〉に住まう猫<br />
<br />
以上で五首です。よろしくお願いします。<br />
もっと架空の店名も入れようかと思っていたのですが、結局実在の(or実在していた)店ばかりになってしまいました。
<br />
豚丼をがつがつ食べるその女子とメイド喫茶で再会をせり<br />
<br />
ジャンク屋に人造人間の足とか売られる日まで我生きるべし
<br />
・百均ですべて揃えた新婚は別れる時は粗大ゴミ無し<br />
<br />
・露天商きのう漬物きょう干物会う度変身仮面ライダー<br />
<br />
・たこが大一つおまけのたこ焼屋十五分待ち大阪の人<br />
<br />
・家電店旗ひらめいて戦場かバラマキ金に狙いを定め<br />
<br />
よろしくお願いいたします。
<br />
古ぼけたペットショップでうたた寝の老婆の皺にひそんでる亀<br />
<br />
刃物屋に来る客みんな鬼にして遊ぶ子供を叱ればキレル<br />
<br />
男性になった彼女と出くわして昔を語る春の虎屋で<br />
<br />
あのロミオ洋品店の青年がちょいワルになり あぁ青春よ
「脇差の良いのが入りましたよ」と研ぎ師勘介声を弾ませ<br />
幼子が舞妓へと化し髪結師仕上げに鼈甲簪を挿す<br />
鳩居堂に漉き師ふらりと立ち入りぬ嫁ぎたる娘を見守るごとく<br />
人形師 瞳に命籠めにけり節句準備のせわしさのなか
<br />
(実際にアキバに武器屋があります。ドラクエの武器やFFの模造刀などを売ってます。一時期その周辺で持ち物検査と職質が多かったです)
<br />
ふるさとの盆灯篭が回るとき潰れた花屋は復活をする<br />
<br />
父さんの子供時代の写真には今も変わらぬ駄菓子屋の婆<br />
<br />
永田町付近の路地にひっそりと大繁盛の占い屋あり<br />
<br />
「古本の田中」の息子古本の田中と呼ばれこの齢になる
<br />
酔うほどにエロな話で盛り上がる女3人「笑笑」内にて<br />
<br />
コンビニの蛍光灯に照らされて帰れない子がチキン貪る<br />
<br />
ダンレボで自己最高が出せたから君に告れたあの日のゲーセン<br />
<br />
火曜日に父が残業しないのはマクバが5%(パー)オフの日だから<br />
<br />
※マクバはマックスバリューと言ってイオン系のスーパーです。
「9杯目」の「目」を削除して<br />
「ドリンクバー9杯飲んで結論が見えたガストの人生相談」で宜しくお願い申し上げます。
<br />
・昔から変わらぬ様子の駄菓子屋も店名だけはローマ字になる<br />
<br />
・借りてきたアクション映画さながらの「TUTAYA」前での大捕物あり
<br />
・いつのまに移転したのかわからぬがゾウとカエルも店頭を去り<br />
<br />
三首+二首で五首です。よろしくお願いします。
<br />
接客が苦手な主人も味わいのうちに入るねあのイタ飯屋<br />
<br />
文房具の匂いと共に満ちていた万引き警戒する気配とが<br />
<br />
店内が丸見えですがナルシスト御用達ですか?この美容室<br />
<br />
デニーズの窓から外房見渡して「ハワイにいるの」と超自己暗示
今回より投稿させていただきます。<br />
<br />
<br />
<br />
「いらっしゃいませ」も言わないコンビニのレジ横の湯気 ぬぐったメガネ<br />
<br />
道すがら肉屋のとなり「アヤメヤ」で手に入れてきたステンレス製<br />
<br />
薬局の自販機の前ふたりして肩も濡らして震えてて、手<br />
<br />
ココココと埋められてゆく紅の 閉店セールはポイント5倍<br />
<br />
月末はヌルヌル治療を受けに行く歌舞伎町のNNCへ<br />
<br />
<br />
<br />
以上、よろしくお願い致します。
・いつのまに移転したのかわからぬがゾウとカエルも店頭を去り<br />
から下記のとおり<br />
・いつのまに移転したのかわからぬがゾウもカエルも薬屋を去り<br />
よろしくお願いします。
<br />
藤竜也長塚京三居るのなら通いつめたいホストクラブに<br />
<br />
小浜市のゲームショップに颯爽とYES,Wii CANの幟はためく<br />
<br />
式場の奥には斎場がそびえる後戻りなき道に戸惑う<br />
<br />
「おまかせ」とトサカ男に囁けばシンと静まるみゆき美容室<br />
<br />
因幡屋の婆さんが死んだ チッとしか言わない爺さん一人残して
<br />
葉っぱよりお札を好んで喰うというキリンが生息するトイザらス<br />
↓<br />
子どもらはマサイのような目の良さでおもちゃ屋のキリン遠くに見つけ<br />
<br />
・お母さんオソロで買おう!てか買って!ピーチ・ジョンで母を懐柔<br />
<br />
・おいしいのは待ってる時間クリスピークリームドーナツ君と立ち食い<br />
<br />
・元カレが水玉シャツ手に笑ってたH&M開店のニュースで<br />
<br />
・ジャン・ジャンの跡に出来たる喫茶店隅まで明く彼の人居らず<br />
<br />
以上よろしくお願いします
<br />
<br />
よろしくお願いいたします。<br />
締め切りまでもう少し頑張りたいと思います。
<br />
六本木交差点脇アマンドは今でもあるの看板ピンク?<br />
<br />
吉野家に一人で入る決心をしたあの日から何か変わった<br />
<br />
雑草の生えない土と商品名『浄土』薦める墓石屋さん<br />
<br />
ラーメン屋戦争というこの町のだれも入っていない一軒
<br />
「ちゃちゃ姫」で同級生が働いていて舐めながら「ほはるのひはり」<br />
<br />
いわばしる「レモンクラブ」で滝くらい液を飛ばして特急電車<br />
<br />
ゲイバーの「ロシアの霧」でトラウマのメガドライブと再会をした<br />
<br />
「ちゃちゃ姫」で妻が働きだしてからセックスのたび金を取られる
<br />
今日からは青き縞あるローソンの制服を着る三河屋主人<br />
<br />
海苔ばかり黒く出しゃばるラーメン屋もの食う顔はみな僧に似て<br />
<br />
縁日の屋台のうしろほの暗く銀杏の蔭で鳴る発電機<br />
<br />
マンモスの牙人形(ひとがた)に削られてさむき道辺に売られていたり
<br />
町中の花屋を探したむっつの秋母の「ももの花」みつけられずに<br />
<br />
とびきりのドレスで行きたい「CoCo一番」君と最後のしるしをつけに<br />
<br />
焦点のぼやけた目をしてマスターは怪しいふたりの影に溶け込む<br />
<br />
人を解かすためにあるよう「あまやどり」のココアはシオンの影から出される<br />
<br />
カウンターの無垢の匂いが薄れてる今日のココアにあなたが居ない<br />
<br />
*「ももの花」=ハンドクリームです。<br />
*シオンの花言葉=遠くの人を想うです。<br />
<br />
以上5首です。宜しくお願い致します。
<br />
押しつぶすど根性おれにはなくてアニメイトで買う平面少女
<br />
終焉の近きカフェマルダムールにて溢れる愛は二つに流れる<br />
<br />
梶酒店をカジクスに名を変えたころ瑠騎杏(るきあ)という名の女児生まれたり
<br />
ローソンの棚が空っぽ雲ひとつない晩秋の空に覆われ<br />
<br />
マクドナルドの百円コーヒー値上げして百二十円 じっと手を見る<br />
<br />
ジュンク堂書店の椅子で今日もまたひらめきを待ち一日過ごす<br />
<br />
目出し帽かぶったきみを浜銀のATMの前で待ってる
<br />
露路に伏す友を照らして虹色のネオン眩しきカフェ・ド・ショコタン<br />
<br />
ゴージャスな湯屋を遠目に見あげたる渡辺篤史のほめ言葉待つ<br />
<br />
雪色の聖夜 藤本酒店前 ドラえもん似の着ぐるみ赤い<br />
<br />
褐色の雨を降らせつスターバックス天空店がくずれはじめる
<br />
おなかの子病気と知った雨の日に日比谷花壇にとどくほおずき<br />
<br />
授乳室のごとく霞んで みどりいろの円座がならぶ駄菓子屋のすみ<br />
<br />
太陽が地を引き上げた夏初日(なつしょにち) 新海文具で画用紙を買う<br />
<br />
お囃子の音をまとって露店抜けテスクテスクと日常に戻る
<br />
その夏をリセットせねばと母は立ち全力疾走海の家へと<br />
<br />
ユニクロがわが町に来て駄菓子屋のマーブルチョコの入荷も増える
せがまれれば3倍速でカクテルをつくるバー「赤い彗星」のマスター<br />
<br />
本当のこと知らないままに「ばふばふの宿」は少年のこころざわつかす<br />
<br />
かそのむらのなみだのように電気屋のパナソニックは青くかがやく<br />
<br />
ペットショップ「あふりか」の床下に棲まう絶滅種ナイルコブトカゲ鰐<br />
<br />
マチルダさん似の女主人営む書店にて買う「ガンヲタ魂」の誇らしさ<br />
<br />
5005年東京読売ジャイアンツ永久欠番だらけになりぬ<br />
<br />
横たわる女はM字開脚で「ポテトもいかが」と微笑みかける<br />
<br />
曙がなけなしの金にぎり締め吉野家の隅ふらり座りき<br />
<br />
突然に右折したがる背後霊ハンドル切ればオートバックス
<br />
プラッシー買いに走ればいっせいに米屋の前を飛び立つ雀<br />
<br />
ゆうぐれの魚屋前ですれ違うドラ猫を追う陽気な婦人<br />
<br />
結末はハッピーエンドそう決めてマクドナルドで朝焼けを見る<br />
<br />
デニーズの夜をまるごと占拠して無傷な戦士みたいに、ふたり
よろしくお願いします。<br />
<br />
言い訳はミスドで聞こうカフェオレも何杯だっておかわりできるし<br />
<br />
古書店で買った「人間失格」に知らない誰かの名前の羅列<br />
<br />
ファミレスで頷きながらストローの空き袋をただ弄んでた<br />
<br />
蕎麦も出す自称カフェにてバイトらはラジオのチャンネル争いをする<br />
<br />
タワレコの試聴機は過去・未来とか宇宙にしばしば繋がるらしい
<br />
駄菓子屋にしゃがむあなたのよろこびが影を静かに大きく伸ばす<br />
<br />
病院のななめむかいの果物屋ふかい昼間のかなしい匂い<br />
<br />
眼鏡屋のドロップみたいなフレームに光のなかでそっぽをむかれる<br />
<br />
今日もまた錯覚ばかりの車屋で途方に暮れるやさしいあなた
<br />
青き霙しんしんと降る夜の深さ喫茶ほんやら洞をつつめり<br />
<br />
冬籠り凍星酒盃に浮かべれば憶ふもつきり屋の少女を淡く<br />
<br />
流れ降りしき降る雪のほの明かり鰻屋うな八越(こし)の冬なり<br />
<br />
場末なる哈爾濱食堂こきこきと支那竹噛めば夕焼けにけり<br />
<br />
萬珍楼に炒飯食へば皿のゑの虎は猫似の哄笑をせり<br />
<br />
來來軒の出前待つ冬一脚の椅子かりにも飢ゑかたどれば<br />
<br />
秋元屋にやきとん食らふ淋しさは橋の墜ちゆく冬夜の深み<br />
<br />
くだもの屋黄に昏れて闇今われは戦慄のごとき梨に歯をたて<br />
<br />
豆腐屋の柩に水漬(みづ)く豆腐なれば血の釘一本孕みてゐたり
<br />
また俺はTSUTAYAでロッキー借りちゃった答えじゃないってわかってるのに <br />
<br />
ファミマにもちゃんとシャッターあるのにね君の口には何で無いのか
<br />
方眼の床に立ちたる散髪屋に「ふつうで、はい」と告げて目を閉づ<br />
<br />
一瞬も肘を接着させぬままカウンター畳む立ち食い屋ごと<br />
<br />
銀色は永久に勝者にならざりてナイフショップに籠りゆく熱<br />
<br />
燃えさかるペットショップに犬らしき犬こそひどく鳴き喚きたり
駅前のセブンイレブンがある日突然ポプラに変わったような衝撃<br />
あの書店の作家志望の店員が書いたポップの文字ははみだす<br />
うずたかく積まれた有象無象らの奥に金物店フジマキ店主<br />
ランチ終了間際の中華料理屋の厨房にて叶姉妹の噂<br />
<br />
以上5首、よろしくお願いします♪
<br />
<br />
?「白木屋(しらきや)」か「白木屋(しろきや)」なのかもめにもめ白黒つかず宵は過ぎゆく
<br />
知ってます?トイざらスにて暗号を告げればサンタに連絡できる<br />
<br />
スーパーで詰まれる「見切り品」の中腐りかけてる桃が泣いてる<br />
<br />
行ってしまう君を見送るモスバーガー窓の外では雪が降ってる<br />
<br />
ミスドにて「お代わり自由」のカフェオレを飲みつ自由を楽しむ日曜<br />
<br />
<br />
以上5首、よろしくお願いします。
<br />
・咳込みし鶏(とり)の望みはケンタッキー コーラの炭酸にて安楽死<br />
<br />
・「ほか弁」じゃなく「ほっともっと」の店員は蛍原徹ヘアーのあの娘<br />
<br />
あと3首作れますかどうか。風邪+中間テストです……。
<br />
パチンコ屋マルゴのネオンの裏側で血の出るやうなキスをしないか<br />
<br />
古本屋DADAの跡地の街燈の冬を哀しくしすぎる光<br />
<br />
おもちや屋で子を叱る母の聲を聞く「フォトンベルトに突つ込みますよ」<br />
<br />
あしひきのヤマダ電機のレジの底オリハルコンの碎ける氣配
1首目の歌を訂正させてください。<br />
<br />
四ケタの時給に今夜デビューするきみの見ていしファミマのみどり<br />
<br />
申しわけありません。よろしくお願いします。
<br />
メガネドラッグでメガネしてない店員を見かけた朝にうちあけるから<br />
<br />
中古CDショップ跡地に落ちている小室哲哉のソロアルバムが<br />
<br />
ローソンではるな愛似の店員が「あたためますか」とぼくをハグする<br />
<br />
人を刺す刃物は百均のものでよく包丁買いにダイソーへ行く<br />
誘蛾灯の下エロ本の裏表紙「モザイク除去機」に集まっている<br />
古墳から三段空母に至るまでプラモ屋テラは抱えて消えり<br />
延長に備えた肩が消えていく ありがと「ホテル甲子園・夏」<br />
このような場合の足は飾りなのパーフェクトジオングというソープ<br />
ハロワとかジョブカフェなんて行かないでおいでよ!オッパニアトーキョーへ<br />
以上5首です。お手柔らかにお願いします。
×延長に備えた肩が消えていく<br />
〇延長に備えた肩が冷えていく<br />
です。よろしくお願いします。
<br />
・外されていた赤福の広告が駅中のそこここに戻りぬ
<br />
はじめまして。<br />
どうぞよろしくお願いいたします。<br />
「物好奇」は(ものずき)です。
<br />
賑わしき「ホルモン女豹」に行きたればぬるき群肝(むらぎも)を口移されぬ<br />
<br />
客たちの目が焦点のあわぬ目になりゆく真夜の「粉白ラーメン」<br />
<br />
血まみれの指を見つめて昨夜(きぞ)あいしネイルサロンの女を思う<br />
<br />
シンナーをやめると言いし恋人と手錠を買いに百均へ行く
<br />
・「サヨナラ」は閉店間際のコンビニが何もなくなるのを待つようです<br />
<br />
・主亡きモードイトウのシャッターは最後の音を街に響かせ<br />
<br />
・スーパーで白菜や葱がカゴの中入る女と結婚したい<br />
<br />
・向日葵が花屋のドアの向こうからいらっしゃいませと挨拶している<br />
<br />
<br />
以上5首、今回も宜しくお願いします。
一首改作させていただきたく。<br />
<br />
露路に伏す友を照らして虹色のネオン眩しきカフェ・ド・親鸞
<br />
幼き日通いつめてた駄菓子屋の時の流れは水飴のよう<br />
<br />
六人目生まれた赤子の母親の子供のころの夢はケーキ屋<br />
<br />
体重計体脂肪計血圧計ポイントカードもただ溜まり行く<br />
<br />
雑貨屋とファンシーショップという呼び名どちらがナウいか最早分からず<br />
<br />
ここ数回、投稿させていただいているのですが、なかなかこれはというものが浮かばず<br />
前回に引き続き、締め切りに遅刻してしまいました。<br />
申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
<br />
にっこりと豚は笑ってるお店にはミンチを叩く豚っぽい竹内<br />
<br />
チョッパーの刻むリズムで豚肉がミンチになってくみんな買ってく<br />
<br />
スーパーで笑って言ってた豚よりも魚が好きなんだってさ、ぶひひ<br />
<br />
いつだって豚ちゃん変わらずデカいまま肉屋タケウチはここだよここだよ
12時過ぎて27日になったと日付を勘違いしていました。<br />
混乱させるコメントをつけてしまいすみません。
<br />
・ふるさとの国道沿いのバーにあるオバチャン特製カルピスサワー<br />
<br />
・新宿の携帯ショップで一目惚れ ソニーの機種とソニン似の娘<br />
<br />
・簡単に終わらせられる恋だからマクドナルドでサヨナラをした<br />
<br />
・笑笑で別れ話をするキミのセンスの無さに笑って泣いた<br />
<br />
<br />
よろしくお願いします。
いつもご指導ありがとうございます。前回のお題もご多忙かつ大変な時に丁寧な評をありがとうございました。(昔話は難しかったです)<br />
今回もよろしくお願いいたします。<br />
<br />
もう君は待っていないと知っている吉田書房をまた覗き込む<br />
<br />
「どうしても欲しい物」などない事をドンキホーテへ確かめに行く<br />
<br />
あの人を射止めたいのと小間物屋「秀」で少女は簪を買う<br />
<br />
KIOSKで一緒に買った溶けかけのポッキー君はどこにいますか<br />
<br />
一月の果物店に溢れだす春の香りをひとつください<br />
<br />
また来ようと約束をした天神の湯に一人きり浸かる底冷え<br />
<br />
メールさえ返してこない人を待つオープンカフェに北風が吹く<br />
<br />
もう誰も立ち止まらないマハラジャのネオンがかつて輝いた場所<br />
<br />
ハイヒール脱いで夜明けのファミレスの濃くなりすぎたコーヒーを飲む<br />
<br />
横丁の風呂屋を探しに父は行く四十年の時遡り<br />
<br />
小料理屋「さだ」にあかりが灯る夜男が一人町から消える<br />
<br />
廃業の薬局の床に正露丸数珠玉のごと転がってゆく<br />
<br />
極寒のネイルサロンを包み込むダイアモンドダストのま白き光<br />
<br />
愛してるとケータイメール打ちながらマツモトキヨシで選ぶ口紅<br />
<br />
眠そうな店員だけのコンビニの昨日の日付の弁当を買う<br />
<br />
Web上に個人商店乱立しシャッター通りの増える街角<br />
<br />
午前五時メイド喫茶の壁際に充電中の少女が並ぶ
(直し後)<br />
<br />
ジァン・ジァンの跡に出来たる喫茶店隅まで明く彼の人居らず
<br />
?駅前のレンタルビデオ2号店「ウエストサイド東口店」<br />
<br />
<br />
よろしくおねがいします。大苦戦。。。
<br />
六花亭バターサンドの空き箱に九歳の春が閉じこめてある<br />
<br />
まだきみの梯子に上れない 高い高い棚のヴィレッジ・ヴァンガード<br />
<br />
一冊の本をふたりでのぞきこむ 絵本カフェにはかすてらのにおい<br />
<br />
お肉屋のコロッケふたりで食べながら夕陽は今日も赤いと笑う<br />
<br />
楽しく詠むことができました。<br />
どうぞよろしくお願い致します。
今回も、なんとか詠めました……<br />
<br />
ソニプラで売ってないかなカワイくてオシャレで手ごろでピュアな青春<br />
<br />
タルトにはこぼれおちそうな幸せをたっぷりのせて ねえキルフェボン<br />
<br />
薬とか買わないドラッグストアーじゃ「好き」とか言わないコクるぐらいじゃ<br />
<br />
ユーミンを生みだしてなお真っ直ぐに鉄筋は立つ荒井呉服店<br />
<br />
インパラのような少女をライオンが見守っている三越の前<br />
<br />
以上5首、よろしくお願いいたします。
<br />
日本橋三越屋上で握手した意外と小柄な仮面ライダー<br />
<br />
吉野家の李さんセブンイレブンの王さん午前四時に笑顔で<br />
<br />
車でしか来れないやうな場所にあるイオンの横を車で過ぎる<br />
<br />
プラハきつての能吏フランツけふもまた仕事がへりに古書店に行く
<br />
近隣のサークルKがローソンにオセロのように次々変わる<br />
<br />
「俺のこと好きなんだろうか、親切だし」とDoCoMoショップでうそぶくダンナ<br />
<br />
日曜はマクドナルドで朝食をそれもひとつの一家団欒<br />
<br />
マネキンが着こなす服に憧れて試着室から俯いて出る<br />
<br />
<br />
よろしくお願いいたします。
(小野伊都子さんの作品を読むまで気が付かなかったというのは内緒です…^^;)<br />
<br />
・念トレは買われるときを待ってますヴィレッジヴァンガードの片隅で
<br />
・青色がローソンの色と身につけた祖母をナチュラルローソンで待つ<br />
<br />
・きっと効くだろうギャル曽根似の君に指圧・マッサージの「大盛堂」<br />
<br />
・スプーンにのせておきます純粋は すかいらーくの夜が明けます<br />
<br />
「大盛堂」は実在します。行ったことはないです。
<br />
納豆は誰も食べない給食の献立は町の納豆屋のため<br />
<br />
2丁目の突き当たりにあるテーラーの前だけなぜか電波は立たぬ<br />
<br />
おまえらはピンキャバ嬢かと言ってからピンキャバについて生徒らに説く<br />
<br />
店内にテレビを置いて一儲けしたクラウンのママの13回忌
<br />
コンビニの帰り一回転のたびぎいいと軋むチャリの前輪<br />
<br />
レジ前の花火を薄くながめつつBOMBの会計終了を待つ<br />
<br />
欲望の対価を贖うそのためにあたしを売ろうそうよ「あたし屋」<br />
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本当の大人の俺はこうだった トリノ書房の書架に澁澤
よろしくお願いします。<br />
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クリスマスケンタッキーの行列に迷わず並ぶ(ため息をつく)<br />
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写真館マキタの前で微笑んでいる人があの人だったから<br />
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コンビニのすべてをサークルKとよぶ母の背中を見ている夜更け<br />
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タワレコの袋を持った年寄りが集まってきて始まったこと<br />
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夕焼けがまだ赤いからスガキヤのスープに早くとけろ、はつ恋
締め切りギリギリですが、よろしくお願いします。<br />
すべて実在するお店です。<br />
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「ヤッホー!」と叫んでみれば「ヤッホー!」と答えるオヤジのいるお茶漬け屋<br />
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アキバでは連邦軍とジオン軍同じビルにてバーを営む<br />
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全身をピンクでキメて待ってますスナック・ペーでカメラを持って<br />
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言ったもん勝ちだねきっと世の中は「俺の巴里」ってサ店もあるし
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物干し場からアーケード見おろせば夕日につづくみずいろの道<br />
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バターボール3個10円いつだってガラスのなかでころころねむる<br />
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「カステラのハネあります。」の張り紙がひらひらしてた水曜日、晴れ。<br />
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お店ではない場所が商店街にうまれてそこにだけ陽があたる<br />
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ほんまにぎりぎりですみません。
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ぎょうざ屋でバイトしている君のことにんにくと呼ぶ恋心から
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・変わりゆく暮らしの中でローソンのからあげくんはいつも優しい<br />
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・休日にハッピーセットと騒ぐ子はマクドナルドという名を知らない<br />
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・「ありがとうございました」が「おかえり」に聞こえるリンゴマークのスーパー<br />
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・ダイソーで買ったおもちゃも捨てられず思い出になる手垢と共に<br />
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ヨロシクお願いします!
今回は4首です。宜しくお願い致します。<br />
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千回の逢瀬を既に重ねれど君のスマイル今日も0円<br />
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現代のロミオとジュリエットみたいねヤマダの君とヨドバシの我<br />
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ローソンで君の笑顔とガム一個今日も一日生きてゆけます<br />
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眩しくも優しいコンビニ真夜中に眠れぬほどに疲れた日には
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どこまでも厭味なひとねMIKIMOTOの前で待たせて あの日みたいに
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ATMに負けないようにせいいっぱい愛想ふりまくコンビニ店員<br />
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悲しみで汚れた心も当店へ、しみ抜き名人稲積収蔵<br />
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ブックオフで清水國明を見かけたら1冊5円となるは真か<br />
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週末のイオンモールへ人あまたアブダクションのごとく消え去る<br />
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宇宙母船(マザーシップ)のごとき大型ショッピングモールいつしか飛び去りゆかん<br />
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時計屋に電波時計の溜め息は満ちて師走の街おも苦し <br />
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おもちゃ屋の超合金の「超」の字が異様にまぶしかった昭和よ<br />
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わがPCの処理能力はラッシュ時のKIOSKのおばちゃんに劣っていたり<br />
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ほやほやのキノコ雲みたいなシェフ・ハットのせて「洋食 梵(BOMB)」の二代目<br />
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大きなる鼻の穴にはミツバチの巣があるという花屋の女<br />
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ミッキーとミニーが御影石となり駅ビル地下の墓石屋に笑む<br />
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ケンタッキーフライドチキンのおじさんが憧れている車寅次郎(フーテンの寅)<br />
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『ちゃんと』と『土間土間』並ぶ繁華街黄金の街を思い出しけり
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洋食の「いし川」のカレーあまりにも辛くて泣いた温泉客は
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振りむけばミスタードーナツ甘い指輪で愛人になる約束を<br />
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青くないローソンみたいに見たことない笑顔で歩く君をみつけた<br />
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陽だまりにとけこんでいくうたたねは猫カフェにいるしあわせに似て
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クリスマス・イルミネーション灯るころ般若心経ながす仏具屋<br />
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神様がいようがいまいがスシローの回転寿司はまわりつづける<br />
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「かに道楽」の巨大看板見てカニを食べたつもりでたこやきを食う<br />
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歳晩の宝くじ売場の列にいる痩身のおとこ、小室哲哉か<br />
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ジァン・ジァンの跡に出来たる喫茶店隅まで明く彼(か)の影はなく