先日、文化庁の企画で、
福島県喜多方市にある喜多方第一中学校の2年生のクラスで短歌のモデル授業をやらせて頂きました。
師範の作品は中2の国語の教材にも使われてますからぴったりの役割かもしれませんね。
DA.YO.NE!
みんな見てるー?
イェー!イェー! うんこ!うんこ!
そういう小学生みたいなリアクションやめてください!
中学生にバカにされますよ……。
ラジャー!
えー、喜多方は7年ぶりでした。
前回は三春の玄侑宗久さんちに遊びに行くついでに寄ったのですが、思い出のある土地です。
ひんやりとした風が心地よかったです。
喜多方駅に着くと、喜多方市熊倉公民館の館長さんのご案内で、
郷土料理をご馳走になりました。
手打ちそばも鰊も茄子も絶品!
喜多方はラーメンだけではなく蕎麦も美味しいのですね。
喜多方に行かれた際はぜひこのお店に行ってみてください!
打ち合わせのあと、いよいよ中学校へ。
まるで教育実習に来た学生の気分。
喜多方第一中学校
東京のキッズたちと違って、素朴で素直な子が多いと感じました。
どの生徒さんも僕らを見るなり明るく「こんにちは!」と挨拶してくれて、 しかもそれがとても自然な感じで素晴らしかったです。
日本も捨てたもんじゃないと思いましたね。
そして、いよいよ授業の時間。
教室のうしろに教育委員の方やら国語の先生やら大人がたくさんいたためか、生徒さんたち、いつもと違う環境に緊張していて固くなっている様子でした。
しかも笹公人を知っている生徒さんが一人もいないというかなしい状況(俺ってマイナー…)も手伝い、夏休み気分の抜けない教室に、このおっさん誰?的なムードが漂ってました。
しかしアウェイな状況には慣れている師範、白虎隊精神でがんばりましたよ。
授業の反応はどうでしたか?
とりあえず短歌は伝統にがんじがらめの堅苦しいものという先入観は破壊できたと思います。
なるほど。
講座のあと、プログラム通り、生意気にも先生方、教育委員のみなさんに短歌の授業をやる上でのアドバイス、質疑応答などをさせて頂き、この日は無事終了。
校長先生も熱心で素晴らしい人でした。
喜多方市の中学生のみなさんがどんな青春まるかじり☆な歌をつくってくれるのか今から楽しみです。
そういえば師範にも青春短歌ってあるんですか?
そういうイメージの歌人じゃないけど、けっこうあるよ。
修学旅行で眼鏡をはずした中村は美少女でした。それで、それだけ (笹 公人)
君からのメールがなくていまこころ平安京の闇より暗し
青春の傷はときどき疼くからクレアラシルは捨てられずある
『念力図鑑』(幻冬舎)より
どれも人気の高い作品ですね。
中学生へのモデル授業は今回のみでしたが、あと3回大人の受講者向けの講座があります。
11月には市民対象の講演をやらせて頂くので、お近くにお住まいの方はぜひ観にきてください!
お疲れ様でした!
ラーメンは食べましたか?
中学校の校舎の「喜一中」というラーメン屋っぽい看板を見たら、 むしょうにラーメンが食べたくなって、
ラーメンを食うまで東京に戻ってたまるか!という気持ちになって、教育委員の方にわがままを言って、人気店に連れていって頂きました。
夢にまで見た喜多方ラーメン。
ンマーイ!
美味しそう!!
ということで、こちらのコンテスト↓の選考にも関わらせていただきます。
よろしかったらぜひご応募ください!
★愛の31文字コンクール★
「恋人坂・恋人岬」にちなんだ、「愛の31文字コンクール」を実施します。心に浮かんだ「愛」を自由に、豊かな感性で31文字に詠んでみませんか。皆様のご応募をお待ちしています。
■応募期限 9月30日(当日消印有効)
■応募規定 作品・住所・氏名・電話番号を書いて応募
【問い合わせ・応募先】
喜多方市熊倉公民館
〒966−0024 福島県喜多方市熊倉町熊倉字壇の前1511
TEL・FAX:0241−22−1801
【時事通信】(福島県喜多方市からの情報提供)
こちらもよろしく。
※9月30日締め切りです。
「NHK全国短歌大会」ジュニアの部
ロシュ・ダイアグノスティックス主催
「好きな人に贈る 百人一首」短歌コンテスト
朱川湊人(小説)×笹公人(短歌)
「遊星ハグルマ装置」
更新されました!
今回は僕の短歌「昭和少年」です。
これも青春短歌だな。
ポプラビーチもリニューアルしました。
ぜひご覧ください!
< よろしく哀愁☆
<br />
僕の家から海が近いので、本当に散歩している犬が貝殻を食べてたりします。特に深い意味はありません(笑)<br />
<br />
古語については本当に知識がないので、これから勉強して取り入れたいと思います。<br />
<br />
ご指摘本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
また、早々に評をいただき有難う御座いました。<br />
<br />
倒置法を使うかすんなり詠むかで最後まで悩んだ一首でしたので、そのご指摘には「ハッ」とさせられました。<br />
ここのところ「言葉の組み立て」の下手さを感じておりましたので、私にとって大変参考になる評でした。<br />
今回のお題は既に5首投稿を終えて、これまた後悔がたくさんありますが、次回からはもう少しゆっくり煮詰めて投稿するよう心がけたいと存じます。<br />
有難う御座いました。
一首評にてコメント賜りまして、ありがとうございます。<br />
<br />
作中の視点のお話は、ちょっと整理して、自分自身、深く考えたいと思います。<br />
<br />
また、返信遅れまして、申し訳ございませんでした。今度とも、よろしくお願いいたします。
<br />
自分でも「お散歩」という言葉の部分で迷いましたが、やはり迷っているうちは駄目なんですよね…<br />
もっといろんな表現方法を身につけたいと思います。<br />
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今後もご指導宜しくお願い致します。
<br />
なるほどそうでしたか。海辺に住む犬はすくなくともカルシウム不足にはならないでしょうね。<br />
<br />
>西野明日香さま<br />
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歌は気楽に作って死ぬ気で推敲するものだと僕は思ってます。<br />
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>やすぼうさま<br />
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迷ったときはシンプルに、シンプルにと考えていくのがコツです。<br />
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>ももや ままこさま<br />
<br />
「歌をだめにする決定的な語」というのはやはりありますので、それがわかるようになれば、あっという間に上達します。