遅れてしまってごめんなさい!
5か月ぶりのお題を発表いたします!!
次のお題は、
日本史上の人名
とさせていただきます!
※日本史の教科書に載ってる人名をなら誰でもOKです。
歌の中に人名を入れてください。名字だけでも名前だけでもかまいません。
___________________
<笹公人師範による模範短歌>
信長の愛用の茶器壊したるほどのピンチと言えばわかるか
信長が弥助を白に塗るごとき無茶なあそびに興じていたり
前の世は武蔵じゃと言う二歳児に正宗の太刀持たせてやりぬ
空き地にて巨大な箱から出できたる平賀源内と名乗る男
学習漫画『杉田玄白』読む子らよ腑分けの場面トラウマとなれ
負傷した西郷どんが昼寝するほの暗き春の保健室なり
あしひきの山下清におにぎりを持たせたという曾祖母トメは
____________________
短歌が思い浮かんだら、この記事のコメント欄から投稿して下さい。
※投稿の際にはメールアドレスをお忘れなく。
(メールアドレスはブログページには反映されませんので、安心して記入して下さい。)
では、もう一度基本的なことを確認してみましょう。
【笹流の理想短歌基準】
単なる説明に終わっていたり、当たり前の発想のものは、人を感動させるどころか印象にさえ残りません。
表現に工夫をしましょう。そして、心を込めましょう。
読んだ時に心にジーンとくるようなものが詩であり、良い「短歌」です。
あくまで「笹流」ですが、理想とする短歌の基準は、以下、3つのうちのどれかを満たしているかどうかです。
1・ハッとするような発見があるか
2・説明しがたい凄みがあるか
3・考えさせる深い何かがあるか
________________________
投稿数は、1人につき10首までとさせて頂きます。
締め切りは、
6月1日(日)いっぱいまでとさせて頂きます。
__________________________
日本史といえば、明日の
「夜はぷちぷちケータイ短歌」の企画のお題が、
「クイズ・日本史人物伝by短歌」
凄いなこれは。難易度高いです。
どんな短歌が寄せられるのか楽しみです。
朱川湊人×笹公人
「遊星ハグルマ装置」
更新されました!
今回は朱川さんの小説「あなたの、古い友だち」です。
泣けます。
朱川さんの新刊
『スメラギの国』(文藝春秋)
もいろんな意味で凄まじい傑作です。
18日発売の『サイゾー』6月号(サイゾー)で、
角川春樹さんの愛弟子で歌手で俳人のASUKAさんと、
対談させて頂いてます(カラー2ページ)。
ASUKAさん日記4月21日(月)参照。
『念力短歌トレーニング』の宣伝もさせて頂きました。
ということで、よろしく哀愁☆
<br />
男らは裏原宿で気どらずに「お茶しない?」って利休日和に<br />
<br />
KYな時代遅れの恋なのか二千円には紫式部<br />
<br />
19でリア・ディゾンみて竜馬って名前を名乗りブログを開く<br />
<br />
天照大神ってとりあえず知ってるだけで頭良さそう
19でリア・ディゾンみて龍馬って名乗りブログを開き えへん<br />
<br />
一郎のあとは二郎と三郎がうらやましくて源一族<br />
<br />
携帯を10個持ってるおじさんの髭がどうにも聖徳太子<br />
<br />
一言で一家離散に追いやった父の名前は吉田茂だ<br />
<br />
家康と秀吉という地上げ屋の名刺が落ちた不如帰町<br />
<br />
信長がぴくっとさせるこめかみは13日の金曜に似て
見るたびにちょっと不愉快その眉毛私のアダナ西郷ドンよ<br />
信長は言った人生五十年過ぎた私はどうすりゃいいの<br />
少納言そなたはブスと言い切ったどちらの顔も見たいな式部<br />
源氏より右に出る人いないかなハイドのほうが上じゃないかな
<br />
やり手社員秀吉くんの懐に携帯充電バッテリーあり
ある日ふと車庫に落ちてた諭吉さん引き取り手なくごはんに化ける<br />
爪のアカからクローンができるならわれは飲みたし竜馬のアカを<br />
世の中はやっぱ裏から攻めなくちゃズルが勝ちなの武蔵のように<br />
偉大なる漫画想像はるか超え永久に息づく聖徳太子
未熟な歌ばかりですが、よろしくお願い申しあげます。<br />
<br />
1.奥深い森に分け入りトボトボと共は芭蕉の鋭利な残照<br />
2.夏草を分け入る芭蕉の後に付き頭に足をとられて転ぶ<br />
3.降るような蝉の声さえ聞こえない孤独な芭蕉の思考する背は<br />
4.家康は来るを拒まず油断せず幾重の守りの外に配置し<br />
5.絢爛な茶会開きつ権勢を世にしらしめたる猿が知恵かな<br />
6.狩野派の見事な作品前にして歴史を巡る旅にでる我<br />
7.出来るなら敵にはしたくない織田はされど付きたい気持ちにもならぬ<br />
8.平泉都に劣らぬ雅にて鄙の誇りを今に伝える<br />
9.和をもって国を治める聖徳の徳に見習え政治家達よ<br />
10.麗しき姿が仇となりたもう真間の手児奈の悲しき伝説<br />
<br />
拝
<br />
・リリックで熱狂を生むラッパーが揚げる手天草四郎のごとし<br />
<br />
・国じゅうの鉄道に乗ると去りし兄伊能忠敬に似たる目をして<br />
<br />
・駆け落ちをした夜のこと孫たちに話したかっただろうか政子も<br />
(↑北条政子のことです。)<br />
<br />
・吉保×綱吉(ヤスツナ)か綱吉×吉保(ツナヤス)なのかで争いぬヤオイオトメのランチタイムは
※「ムラサキシキブ」=植物の名前<br />
<br />
和泉式部の卒論をひらく二十二の我からあくがれ出た百余枚<br />
<br />
おねしょした子にひたひたと起こされる定家の袖を濡らす夢から<br />
<br />
藤原道綱の母の髪のごとのしかかる午前2時半の雨<br />
<br />
少納言と言い放ちたい無知を売りにする男等よ かたはらいたし<br />
<br />
社長室の毛足の長い絨毯を秘書として踏む<卑弥呼>の靴で<br />
※「卑弥呼」=靴のメーカー名<br />
<br />
業平を惑わす歌を考える烏賊のくちばし抜き取りながら<br />
<br />
よどみゆく川はわたしを映さずに長明の皺のごとくにうねる<br />
<br />
千年後もつきとおす嘘を埋めておく紫式部の手暗がりへと<br />
<br />
パパの棺にママを入れてと子等は言うはずだそのとき晶子を越える
<br />
築地市場芸術家屋台に並びをる馬琴の耳毛と芭蕉の鼻糞
<br />
指名した卑弥呼という娘(こ)はケイタイもメールも家も教えてくれず<br />
<br />
「華麗なる一族」よりも「渡鬼(わたおに)」の橋田ドラマが似合う秀忠<br />
<br />
秋の陽に干された藁の色をして秀吉という柴犬ねむる
指名した卑弥呼という娘(こ)はケイタイもメアドも家も教えてくれず
・晋作の新作都々逸聴きに来る奇兵隊らの投げるフンドシ<br />
・篤姫の聖水を飲み死んだとさ、後は大河で御覧下され<br />
・静や静、処女を奪うが義経で、弁慶殿は入りませぬぞ<br />
・淀殿へフィストファック!の三成の大一大吉大万コ知れ<br />
・はるかなれガラシャパイパン陰毛は本能寺ごと焼かれてしまい<br />
・アイロンの中には死期の近づいて熱くなりだす清盛がいる<br />
・立て籠もる野党楠正成にデリヘルが来てデリヘル帰る<br />
・信成のスケートこそが信長の敦盛であることぐらい知れ<br />
・お市様ごめんなさいと勝家は立たないブツを垂らし涙す
本当も嘘もない空制服の我は仰いだ智恵子の空を<br />
たわむれの武将占いは家康 ガラスに映る二十歳の頬は<br />
頼りないオトコも参るが怖いのはお局様の春日局<br />
生真面目も考えものと容保の写真ながめる君を見ている<br />
※容保=松平容保 会津藩九代目藩主<br />
容保は覗かないだろう天守閣に隣接してた女子高は今<br />
薩長はめごぐねと言う父なのに西郷どんと記念撮影<br />
※めごぐね=会津弁でかわいくないの意<br />
信長はきっと割るだろう ざらついた益子の碗でカレーを食べる<br />
ヨンダパンダのマグカップに利久が茶をいれてくれる贅沢さ<br />
信玄の厠の広さを知る夜のむせかえるほどの視線と指
板垣の死の跡にあるリバティーは女神がすでに先取りしてる<br />
秀吉が信長の前に進み出て「あっためました」と出すアシックス<br />
大声で正岡子規の名を叫び真正面に振り向かせたい<br />
夏祭り、射的大会、今だけは那須与一だ! 全弾ハズレ。<br />
芥川、直訳すれば「ごみの川」ぼんやりペットボトルと死んだ<br />
十人の言葉同時に聞けるのは聖徳太子とエスパー伊藤<br />
ウィダーインゼリーがあれば義経も始めの戦で死ぬかも知れぬ<br />
警備員 二本の棒を振り回し車をさばく武蔵の如し<br />
タカユキが送ってくれといったから千利休の『からだ巡り茶』
<br />
・北条の家系図見ては呟きぬ どいつもこいつも時、時、時、時<br />
<br />
・何処へでも行ってしまえる伝説の中ではチンギス・ハンさえ義経<br />
<br />
・一豊という名で功名掴みおり我が校サッカー部の監督は<br />
<br />
・あいつらの食事にほんの2・3滴 久秀よ我が右手に宿れ
(すみません、2首目を訂正させて頂きます。。延暦寺焼き討ちをした織田信長は第六天魔王とも呼ばれてました)<br />
<br />
やぁやぁ!と鎌倉部屋の時宗が朝青龍に名乗りを上げる<br />
(元寇の時の鎌倉幕府執権・北条時宗)<br />
<br />
CO2吐いたら流罪 綱吉も嘆く植物憐れみの令<br />
(徳川綱吉・生類憐れみの令)<br />
<br />
家康と同じ形の手相持つニートの俺は今は人質<br />
(徳川家康の手相・マスカケ線)<br />
<br />
<br />
アイドルの小野妹子がアキバにて注目される(実は女装だ)<br />
<br />
<br />
『翔ぶが如く』読後に思う 西郷(せご)どんの巨体が宙に舞う永遠を<br />
<br />
(司馬遼太郎『翔ぶが如く』は西郷さんと薩摩のことを書いた歴史小説です。薩摩では西郷どんを『せごどん』とも呼ぶそうです)
<br />
熱き血の小野妹子の眸(め)に咲(ひら)く紅梅一輪海に散りたる<br />
<br />
蘇我馬子の墓陵に佇ちて懐かしむ冥(くら)き祭事と恋と酒かな<br />
<br />
新緑あふれ坐して歌詠む人麻呂の想ひに浄きうぐひす孵(かへ)る<br />
<br />
稗田阿礼の誦する神話のいまさらに病む民と馬の聖家族なせり<br />
<br />
『古事記』成る 太安万侶筆投げて五勺の酒汲む古き酒甕<br />
<br />
「憶良らはいまは罷らむ」酒場(バー)出でてさや鳴る星夜そびらに享ける<br />
<br />
髻華(うず)に桃挿す少女まぶしも雑草(あらくさ)に寝転び春を家持惜しむ<br />
<br />
定家歌集ポケットに詰め奔りをり蒼き陽の差す裂創の若木<br />
<br />
葉桜の仁王像立ち闇照らす瞋恚(しんに)の眼(まなこ)運慶偲ばゆ<br />
<br />
一遍の踊り念仏街にあふれ今日も明日も生きの同胞(はらから)<br />
<br />
読みさしの花伝書風に捲(めく)れたりそこより三歩たましひの世阿弥<br />
<br />
連歌師の宗祇旅する言葉のみ武器として持つあらくれの裔(すゑ)<br />
<br />
金堂のうちに雪舟筆ふくむ野分到(いた)れる枯山水見て<br />
<br />
風と光に聖書はためきザビエルのともがら想ふ裸身の耶蘇<br />
<br />
島原の燈(ひ)は揺るれども血潮噴く天草四郎に耶蘇の血循(めぐ)れ<br />
<br />
みちのくの羇旅青年を連れ歩く芭蕉の明眸「侘び」にやすらぐ<br />
<br />
赤富士は孤(ひと)つ雲呼び南蛮の酒を嘗めつつ北斎はゑがく<br />
<br />
スカラベ乾(から)びて大杉栄のペン尖に「惨殺」の一語雨に濡れゐる<br />
<br />
はつなつの冤罪にして死を賜ふ秋水の獄より群るる十薬(どくだみ)
<br />
亀甲を都合によって破壊する卑弥呼は黒帯誰も知らない<br />
<br />
制服で清少納言と張り合えば紫式部もスカート膝上<br />
<br />
地に映るステンドグラスのマリア像前に天草四郎佇む<br />
<br />
ケータイでナツミの今日を左右する安倍晴明(有料サイト)<br />
<br />
異国にて学んだエロイムエッサイム矢に託されし空海の念<br />
<br />
<br />
<br />
※携帯電話からの投稿なのできちんと反映されているか不安ですが、今月もよろしくお願い致します。
<br />
八畳の離島に生きる崇徳院の食事は海の廊下に沈む <br />
<br />
腐れ縁の男のプリクラまた貼れば伊藤博文総理のごとし <br />
<br />
出生地と年齢未だ定まらぬ卑弥呼と呼ばれしネットアイドル <br />
<br />
ビジョン無き光秀だけが唾飛ばし語りつづける夜の会議は <br />
<br />
ビッグダディ与謝野鉄幹は部屋干しの洗濯をよけ旅に出ました <br />
<br />
落花生顔の赳夫はもう居らず殻を失うピーナッツ首相 <br />
<br />
光秀もこんな顔していたのだろう新六年生登校の朝
<br />
平成を徳川宗家は生と死が対峙す鶯谷で眠れり<br />
<br />
腰紐の結び目やたら気になって中途半端じゃ定にはなれない<br />
<br />
「ノーベル賞よりも自殺をしないこと」髭を撫でつつ漱石は説く<br />
<br />
らいてうの名前のように柔らかき見た目に似合わぬ毒針が刺さる
<br />
平宗盛(むねもり)の無念よぎりて泳者らが遠い目で見る<LZR RACER(レーザーレーサー)><br />
<br />
あしひきの<ブティック山川> マヌカンが日に二度は見る伊達政宗(まさむね)の霊<br />
<br />
京駆ける宅配ピザの青年に龍馬殺しの末裔もいて<br />
<br />
晩年のヒロヒトが手を振るように菜の花の黄を蝶々は舞えり<br />
<br />
あしびきの足柄山の金太郎飴がひっつき差し歯外れる<br />
<br />
銀行の帰りに寄ったドトールの窓辺の席で読む笹公人<br />
<br />
ひさかたのネオンが光る 源氏名はロゼ鎌倉の北条政子<br />
<br />
さねさし相模の小野にさわらびの燃ゆる春の日頼朝偲ぶ<br />
<br />
春の日の海辺のきみは幼くて弟橘と名付けたあの日<br />
<br />
海神を鎮めるために身を投げた橘媛のごとくはにかむ<br />
<br />
燃ゆる火に触れしこの指くちびるに含み目を閉ず弟橘は<br />
<br />
これきりでもう会えないと涙ぐむ妻となるため倭建の<br />
<br />
微かなる香りを残し去りゆきぬ弟橘の遥かな記憶
<br />
世の中に二種類の人間がいて「おーい!竜馬」が「好き」と「憎む」と<br />
<br />
クラスいちの清少納言を駅裏の定食屋あおきに連れて行きにけり<br />
<br />
虎退治の清正公の末裔が「さあテレビから虎を追い出してください!」
<br />
駅無人 正午 広場にビラを撒く 毛先生のきぐるみを着て<br />
<br />
緑青の鋏で爪と式神を切りつつ晴明笑みの静けさ<br />
<br />
陸奥のデニウスロキの愛深き義経の背の爪痕きつく<br />
<br />
免許証のわれの視線はただじっと龍馬に似せたセピアの写真
<br />
「ごめんね」とただひとことの信長の書状とどかぬ夜は燃えあがれ<br />
<br />
切り岸に立つ師の影は夏草にかかりて曾良は小用を足す<br />
<br />
家康の髑髏杯ほどゴージャスな初夜を思いて5次会終える<br />
<br />
対峙するわが深奥の残響は消され入鹿の塚の無音に
一首、改訂をお願いいたします。<br />
<br />
免許証のわれの視線はただじっと龍馬に似せたセピアの写真<br />
<br />
↓<br />
<br />
手配書のわれの視線はただじっと龍馬に似せたセピアの写真
<br />
桑の実を口に含めば懐かしく邪馬台国に卑弥呼と遊ぶ<br />
<br />
綱吉のコンプレックスほどじゃなく新入社員の5月の鬱は<br />
<br />
逃げないで対峙するべし信長の首を晒せば何かが変わる<br />
<br />
「ねぇ、彼女お茶せぇへんか」春の午後、千利休に誘われており<br />
<br />
缶けりをする黄昏の本能寺いつしか鬼は光秀となる<br />
<br />
王子様ブームに乗って浮上する中大兄皇子がんばれ<br />
<br />
じゅげむより短いけれど名簿からはみ出す近松門左衛門よ<br />
<br />
板垣を髭男爵と呼んでみてルネッサンスに乾杯をする<br />
<br />
さくら舞う上野の森で味噌顔の西郷どんと恋に落ちたり
<br />
三組の政宗くんは泣く前に片眼を閉じる(つよくなりたい)<br />
<br />
オノラーは生まれぬだろう平成に小野小町が産まれてきても<br />
<br />
「もう僕を探さないで」と義経は消印のない手紙を残す<br />
<br />
春の日のモンゴル相撲 義経に似た少年が身をひるがえし<br />
<br />
晴れた朝 板垣退助遭難の碑の前に立ち歌う『Freedom』
<br />
赤備えされし値札へ信繁の如き武功を挙げんとする母<br />
<br />
テスト前蔑む教師の吉良の眼に復讐誓う内蔵助を知る
<br />
口笛は銀杏並木をすりぬけてオーパにむかう 空也な気分<br />
<br />
無人島に歴史の教科書しかなかったらトライするのは樋口一葉<br />
<br />
謙信よ毘沙門天にもたのまずに我は純潔未だまもれり<br />
<br />
自らをまいまいと呼ぶまいちゃんに柳田國男的に興味が<br />
<br />
炬燵とは炬燵和尚の発明と昨日教わり今日嘘と知る
<br />
軽々しくその自転車を呼ぶんじゃないその名も高き弁慶号だ<br />
<br />
母親の遺品の中に見つけたる墨痕涼しき雷電の手形
<br />
古銭屋で太子と諭吉を売ってみた千二百円の価格差あった<br />
<br />
あおによし奈良公園の鹿に訊く額田王ええ女やろ<br />
<br />
陸奥を松尾芭蕉と曽良が行く通った跡は大観光地<br />
<br />
猿猿と言うな信長胸の内出世街道豊臣秀吉
2008-05-25 03:45:55の<br />
戦さ世の終わりの原の一面の信長の首信長の首<br />
↓<br />
戦さ世の終わりの原には一面の信長の首信長の首
ひさかたののどけき社も晴明の札破れるや古きもの出ず
訂正させてください。<br />
<br />
花関索 2008-05-27 06:45:26<br />
三千世界の猿めを殺す朝寝の夢を光秀みたり<br />
↓<br />
三千世界の猿殺す朝寝の夢を光秀みたり
<br />
逆光は君の姿を暗くして聖徳太子の笑みは消えさり <br />
<br />
慶喜の帰りし後の合コンは女子の視線で切腹をする <br />
<br />
大胸筋をひくひくさせる男には三島由紀夫の滅びは見えず <br />
<br />
敦盛の霊のとり憑く少年が忘れた笛を探す放課後
<br />
義経は兄に追われてモンゴルにチンギスハンの参謀になり<br />
<br />
キムタクの総理大臣光圀の印籠強しこれ頭が高い
<br />
三千世界の猿殺す朝寝の夢を光秀みたり<br />
↓<br />
朝寝して三千世界の猿殺す無情の夢を光秀みたり
<br />
我が儘な上司を持った部下たちでバー光秀は今日も満員<br />
<br />
黒ブーツ履くたび龍馬乗り移り酒と鰹が好きになるぜよ
<br />
早雲はフリーター経て城持ちにカレセンおやじ五代続けリ<br />
<br />
キリシタン踏み絵踏まして神の子を天草四郎ここに降臨
<br />
モンゴル人力士となって髷を結う夢をみる義経の遺伝子<br />
<br />
信長を愛する社長に比例して野鳥の会の会員ふえる<br />
<br />
デコ電を自慢してくる金髪の水戸光圀っぷりにひかえおる<br />
<br />
下手ならば合格できる国会は田沼意次そっくりさんショー<br />
<br />
日本がペリーに開かれたごとくリア・ディゾンに財布はひらかれる<br />
<br />
板垣と一緒に死んでほしかった自由契約という首斬り<br />
<br />
日本史は終わる。神武天皇が目覚ましベルを止めた二秒後
<br />
ワイロとはどんな色かな痩せこけし田沼意次なら知っている
<br />
×衆道も→○衆道は<br />
<br />
申し訳ありません。<br />
<br />
?つらーゆきーとレミオロメンは叫ばねど土佐の海にも冬は来にけり<br />
<br />
?雨の日にフラれてころんで気がついた汚れちまった・・・中也のココロ
<br />
?ローマ字で中大兄皇子(nakanoooenoouzi)と書く「O」の多さが既に大物
<br />
航時機(タイムマシン)で坂本龍馬救出につい魔が差してお龍の裸
よろしくお願いいたします。<br />
<br />
清盛よ「人にあらず」というがよい我のめざすはSOS団<br />
<br />
うず高く積まれる土塁は時宗の不安と共に炎にまかれ<br />
<br />
清正の病の床より聞こえるは断末魔いや虎の咆哮<br />
<br />
生き延びて南の島に流れ着く小次郎はただオウム返しに<br />
<br />
遺された者とは固く閉ざす口斉藤一は真一文字の
<br />
赤に白銭形霰(あられ)の勝負服 サナダヒノモトイチ号 走れ<br />
<br />
今もヴァンフォーレ甲府のイレブンのズボンの裾(すそ)に「信玄」はいる<br />
<br />
「清洲(きよす)城信長公記へし切り」の字が前をゆくバスの後部に<br />
<br />
「修行するぞ、修行するぞ……」で尊氏(たかうじ)をおぼえそこねた中学時代
<br />
一日を禪にかこつけ榮西はタクラマカンの夢を見てゐる<br />
<br />
ほねつぎに行つたら壁にかかつてゐた 良寛の書が しかもさかさに<br />
<br />
身をよぢるマリオネットの修繕を近松門左衞門にたのまう<br />
<br />
番長の學ランの裏の歌麿が融けだす程の激鬪だつた<br />
<br />
漢書を手枕にして道眞は眠る 恨みはみんな捨てたよ<br />
<br />
菅公の靈鎮めせよ東風吹かばにほひおこせよ氣象衞星<br />
<br />
あかときの馬琴の夢の覺める頃閻魔の吼える聲が聞こえる
<br />
汗ひとつかかずに坂を登りくるペリーによく似た産休先生<br />
<br />
夏目ばかりで福沢持たぬ我輩はキミに学問をススメられもせず<br />
<br />
以上で10首です。よろしくお願いします♪
<br />
仏蘭西で「グワシ!」と叫んだ日があったおかっぱ頭の藤田嗣治<br />
<br />
運慶と快慶が彫りし仁王像みたいな姉妹とする<とおりゃんせ><br />
<br />
蝋燭のような巨塔を京に見て己が運命悟りし高山右近(ジュスト)<br />
<br />
金色のテレフォンカードに藤原清衡、基衡、秀衡ねむる<br />
<br />
はつなつの冤罪にして死を賜はる秋水の獄より群るる十薬(どくだみ)
<br />
煮詰まっております・・・早くも
<br />
久々の投稿です。お手柔らかに…
いつのだったか思い出せずに・・・
<br />
サイコパス金塗りドクロ並べしは我が神ぞと嘆く信長<br />
<br />
以上で10首です。新米ですが宜しくお願いします。
<br />
美少女に猫耳はえるはなしなど柳田國男に教えてあげたい<br />
<br />
第三と第四頸椎切り離し刃紋を拭いニヤリ浅右衛門
網の上にじゅっと鳴くなり上カルビ 信長もあの焼き討ちをさぞ<br />
蕁麻疹噴き出す夜の夢にとぶ七色の鳩と天草四郎<br />
サンダルはひすいの<卑弥呼> はつなつの踵は高く晒されてあれ<br />
ペットサロンHIMIKOのいつも売られない亀の甲羅を見つめては駄目<br />
さみどりの皐月のカフェにさやさやと揺れるわたしと利休の頭巾<br />
蝉の声しみ入る芭蕉の尻の下しづかですねと岩が囁く<br />
あをによし奈良の土産に売られいる太子印の耳かきと菊<br />
よみがえれ多喜二よみがえれ 海底(おぞこ)より船を曳きくる千のMANBOO!<br />
わたつみにいろはにほへと散りぬるを 安徳帝は鱏(えい)に覆われ<br />
<br />
いつもお疲れ様です。<br />
今年も半分くらい来てしまったんですね。
わたつみにいろはにほへと散りぬるを 安徳帝はエイに覆われ<br />
で再提出です。<br />
よろしくお願いします。
<br />
バラバラ投稿してごめんなさい。<br />
よろしくお願いします。
<br />
平教盛しほのそこひに嗤ひゐむ源氏は源氏を滅ぼし尽くす
<br />
「響子」などただの記号に過ぎぬこと小野妹子の髭が知ってる <br />
<br />
フェノロサを名乗る男が現れて等身大のフィギュアを漁る <br />
<br />
信長が好きなタイプです冷酷をあらわす薄い口唇が特に
<br />
漱石が愛したジャムを煮る夜更け取っても取っても灰汁は出てくる<br />
<br />
基次郎の檸檬の横に売られたる爆発マークのようなドリアン<br />
<br />
夏の日の友達だったくたくたのタオルケットと宮沢賢治<br />
<br />
諭吉翁をATMにて迎えれば平らな顔で外を見ており<br />
<br />
風の無い昭和天皇誕生日スカイブルーのホースをほどく<br />
<br />
以上十首、よろしくお願いします。
<br />
平成と鎌倉二人の<まさこ>ゐて悪の華咲く時代を刻む
<br />
馳せる思いだってあるもの放課後の巴御前の淡い溜息<br />
<br />
決戦の時は来たりと行く巴御前の後ろ手にいびつなチョコ<br />
<br />
願ってもひとつになれない恋だった信長書店で終わりを告げる<br />
<br />
ベランダのひだまりすくった揺るがない弁慶草の真っ直ぐさが好き<br />
<br />
ポケットに忍ばせた弁慶草の花弁に触れる背筋が伸びる<br />
<br />
小さな手で安徳天皇が招いてる水の都は澄んでいますか<br />
<br />
澄んでるというなら安徳さんの待つ都へこの身を捧げてもいい<br />
<br />
枯れないでいてね私の弁慶草 いつかちゃんと上を向くから<br />
<br />
西陽射す部屋は染め上げられ焼べた記憶に落ちる信長の影
<br />
・もはや皆忘れているか松平アナのかつてのご乱心など<br />
<br />
・暗殺はあのときだけであったのに半次郎は人斬りと呼ばれて<br />
<br />
・政変に翻弄されたる三条に心療内科を紹介したい<br />
<br />
・東条をTJと呼ぶ若者が戦地に赴く日がやがて来る<br />
<br />
以上10首です。細かいところは(間に合えば)直させてもらうかもしれませんが、とりあえずはこれで宜しくお願いします。
<br />
もうここに山下清はいませんと車道を転がりゆく赤い傘<br />
<br />
海のない奈良の都に雨は降り蘇我入鹿を濡らしはじめる<br />
<br />
龍馬にも甘い時間があったこと蜂蜜を舐めるとき思い出す<br />
<br />
永遠に揺れる天秤皿にのる清少納言と紫式部<br />
<br />
主婦たちに節約術を伝授するマダム吉宗(経歴不詳)<br />
<br />
鰻屋のバイト帰りの源内を土用の波がのみこんでゆく<br />
<br />
こっそりと紫式部が履いてみるもう滑れないローラースケート<br />
<br />
六ヶ月連続一位をキープする『紀貫之のおねえなブログ』
<br />
あの春の画とともに燃えてゆきなされ幾千の矢に貫かれし弁慶<br />
<br />
鎌倉の雨月の夜をみつめいる頼朝の頬をなでる白指<br />
<br />
正座する光秀をまえに信長はハラキリサイトを見つめておりつ<br />
<br />
「待望の秀頼・わらわ・秀吉の金粉ショーがはじまる」とあり<br />
<br />
家康の笑い声みつる水の玉大坂城を埋めてゆくなり<br />
<br />
池の辺で溺れるわれを見つめいしあのときの眼で見よと竜馬は<br />
<br />
答えまつ浪士の剣をまえにして勝海舟の体臭凄まじ<br />
<br />
城山で西郷どんは遺せしかあの甘藷のみ清らなるやと<br />
<br />
同胞(はらから)と認めぬ男に裂かれたる腹から流れる博文の声
<br />
あの春の画とともに燃えてゆきなされ幾千の矢に貫かれし弁慶<br />
<br />
鎌倉の雨月の夜をみつめいる頼朝の頬をなでる白指<br />
<br />
正座する光秀をまえに信長はハラキリサイトを見つめておりつ<br />
<br />
「待望の秀頼・わらわ・秀吉の金粉ショーがはじまる」とあり<br />
<br />
家康の笑い声みつる水の玉大坂城を埋めてゆくなり<br />
<br />
池の辺で溺れるわれを見つめいしあのときの眼で見よと竜馬は<br />
<br />
答えまつ浪士の剣をまえにして勝海舟の体臭凄まじ<br />
<br />
城山で西郷どんは遺せしかあの甘藷のみ清らなるやと<br />
<br />
同胞(はらから)と認めぬ男に裂かれたる腹から流れる博文の声
是政という将軍の魂鎮めのために是政特別はあり
<br />
占ひの館「卑弥呼」に入り浸るハイキングウォーキング鈴木似の姉<br />
<br />
よしつねの霊あらはれて横綱に古モンゴル語にて苦言をていす<br />
<br />
狩野派はイケメンホスト集団と理解してゐるキャバ嬢えひ子<br />
<br />
平等をといた諭吉の肖像をみることがすくないといふ不平等<br />
<br />
大宰府に単身赴任のすがはらが不倫相手のうめ子よびよせ<br />
<br />
とぶとりの明日香の都に最強のウマ・ヤドといふニュータイプ在り<br />
<br />
茜さす紫野行きバス停にハーレクインロマンス讀むぬかたのおほきみ<br />
<br />
本能寺。だれもなにも教へてはくれなゐ。けつきよくは信長もさみしい<br />
<br />
「何故ジェットストリームアタックでガンダムに勝てないのだ」と毛利元就<br />
城山で西郷どんは遺せしかあの甘藷のみ清らなるやと<br />
↓<br />
城山で西郷どんは遺せしか吾の甘藷のみ清らなるやと
<br />
三組の廊下の髪のつかみあい清少納言がブログに記す<br />
<br />
ダイエットすると言ってた家康がどういう理屈か天麩羅食べる<br />
<br />
前のめりハンドル握る信長に轢かれそこなう光秀のでこ<br />
<br />
その杓で縦にチョップは痛いとの声を太子はきく耳もたず
<br />
「道長はバカだね」夜の公園でクリームパンをはんぶんこする<br />
<br />
一緒に逃げようよミチザネ 進路通信を飛行機にして
<br />
煙の中「宮澤賢治!」と叫び合ふ意外と暴力的な俺達
<br />
キシノマゴタオ…れた後に来るものよ暁ばかりの公団住宅<br />
<br />
銀やんましづかに旋回して去れり信長書店の駐輪場を<br />
<br />
その刹那御船千鶴子が念写せし月の裏側ゴルゴの背中<br />
<br />
貫之は下手な歌詠みにてさらに女装癖までありし候<br />
<br />
シーボルトの愛した花が雨を受けあした異国へ嫁ぐいもうと<br />
<br />
誰よりもわがままが似合ふ頬 ぼくの小さなマリー・アントワネット<br />
<br />
わたくしの口髭撫でしあとエヴァが使ひ切りたる青き口紅<br />
<br />
革命の夢は果てどもTシャツになほ生き続くど根性ゲバラ<br />
<br />
まだ生きてゐたのかなんて欧米で驚かれただらうヒロヒトの死は
<br />
散るときを知ってガラシャは主に祈る 胸に真紅の花を咲かせて<br />
<br />
また今日も聖徳太子を気取りつつ女子の話を聞く委員長
<br />
淀君にはなりきれなくてライターをつけて見つめてやがて吹き消す
<br />
・この国を平定するの壱与(いよ)はまだ13歳になったばかりで
2008-05-28 16:42:54に引き続き投稿させていただきます。<br />
<br />
源内の舌がしびれる蒲焼の山椒ピリリとエレキテル味<br />
<br />
謙信は無敵なわけだ信玄に送る塩からメタミドホスが<br />
<br />
参加して夢は叶うか壊れるか小野小町のオフ会がある<br />
<br />
女子大の卒業写真に風を受け袴にブーツの龍馬ほほ笑む<br />
<br />
カラカラと響く利休の高笑い遥か宇宙に聞いた気がして<br />
<br />
以上、よろしくお願いいたします。
<br />
尽くしても尽くしても報われなくて小野小町は練炭を抱く<br />
<br />
ザビエルが来たぞグラウンドへ走れ トラップ班に連絡をしろ<br />
<br />
谷崎の生まれ変わりと言い放つあいつを椅子に今日もワインを<br />
<br />
夕飯はアキタコマチとシャケだって 高橋由一ブランドだって<br />
<br />
北斎のように生きると言っていたあいつの指名手配書を刷る<br />
<br />
龍之介啄木中也誰がいい?3年2組は中也だってさ<br />
<br />
堂々といくのがコツと教えられ小野妹子が入管をゆく
<br />
もう二度と振り返らない わたくしの背を師宣は見送っている<br />
<br />
後朝の文のかわりに絵文字打つ紫式部を知らぬ女は<br />
<br />
脱メタボの象徴として削られる西郷隆盛像のぜい肉
<br />
満開の藤と戯れ女らは紫色の物語になる<br />
<br />
極楽へいざなうカリスマダンサーの「IPPENN」見たさに集う土曜日<br />
<br />
惟盛のGENJIなき後ジャニーズでデビューの噂がたって幾年<br />
<br />
誰々の母とか娘とかでしか残せぬ名前に一生を捧ぐ<br />
<br />
<br />
以上10首です。<br />
よろしくお願いいたします。
<br />
[妹子]なる無効の票が伸びてゆき小野清子氏は化粧はじめる<br />
<br />
シンクロの飛び出した顔笑いおり伊東マンショような顔して<br />
<br />
ザビエルと呼ばれし理科の先生の若かりし日の酸性雨など<br />
<br />
舐めきれず捨ててしまった千歳飴晶子の髪にからめとられる<br />
<br />
<br />
あまねそうと申します。はじめての投稿です。よろしく☆
<br />
〈牧水〉という焼酎を追いやって棚にあふれる〈東国原〉<br />
<br />
「スチュワーデス卑弥呼」を借りた夏の夜の白いコーラのような青春<br />
<br />
腹の鳴る山下清が月見ればジャンピングーするうさぎの影が<br />
<br />
謙信の性別論じて夜を明かす 馬鹿ばっかりの十八の夏<br />
<br />
ものもらい 巻かれた眼帯 そっと触れ 「梵天丸もかくありたしィ!」<br />
<br />
美人には程遠いけどなりたいの あなただけのお市の方に
<br />
鳥篭を見つめる息子をそっとして家康みたいに育てと微笑む<br />
<br />
原宿を行き交う少年少女らを見守るために東郷は居る<br />
<br />
秀吉の真似する部長へ散る花が似てる似てるとくるくる廻る
<br />
カラオケの激しい恋を振りつきでヒデキと叫ぶ東條の酔い
<br />
見返りを求める美人ばかりなり バブルの夜を描く師宣<br />
<br />
ベンチャーの斎藤社長が成功の秘訣と語るマムシドリンク<br />
<br />
空中を散歩している義経の足にドクター中松の文字<br />
<br />
くうかいはむくうかいと唱えては魔物封じる図書館の午後<br />
<br />
ひとつでも折れない太い矢になれと少子化の世の毛利家家訓<br />
<br />
ジュリアナのお立ち台から金色の阿国の子孫の扇子の叫び<br />
<br />
会社では淀殿と呼び午後九時に茶々と呼び捨てにしたい晩夏<br />
<br />
西鶴の夢にあらわれ小説のモデルとなった高橋克典
<br />
かなりむりマラソン選手走れない中国返し秀吉の軍<br />
<br />
一人でも盾をつきたい時もある志だけ土方歳三
<br />
「絶望の隣に居るのは希望です」やなせたかしの辞を想ふ朝<br />
<br />
本棚を整理し『檸檬』はみ出しぬ梶井基次郎よ悪く思ふな
叫びだけを残して消えた彼<br />
<br />
蛇足:「フランケンシュタイン」は人造人間を作った博士の<br />
名前で、人造人間自身には名前がついていません。