2006年07月04日

「テレビ・テレビ番組」総評その2


どうも!エルマーの冒険です。

無事、動物島から救い出されました
・・・って違うだろっ!
あきらかに捕らえられてる絵ですよ!

まぁまぁ・・・。
あっという間に7月だね。
7月といえば七夕。
七夕といえば笹短歌ドットコムです。

いろいろツッコミたいけど
時間がないのでさっさといきましょう。

うむ。


富田林薫さんの

・8時だョ!全員集合みそこねて 月曜の朝とてもさみしい

という投稿作に対して僕は、
「とてもさみしい」をどう他の言葉で表現するかが
短歌の醍醐味であると書きました。

すると、富田林さんは
14首もの改作を投稿してくれました。
その中でひとつだけ合格点をつけられる歌がありました。
それはこの歌です。

・8時だョ!全員集合みそこねて 月曜の朝の白い教室

凄く良いというわけではありませんが、
どこが良かったのかというと、「白い教室」です。
「白い教室」には、どこか悲しみが漂っています。
さみしいなら「さみしい」ということだけを言わないで、
さみしい情景を付け加えたほうが、歌に奥行きや広がりが出るのです。

たとえば僕の歌で説明すると、


・ラブレター読まずに破くレイコかな 冬のプールに浮く金魚たち (笹 公人)

(『念力図鑑』より)


という歌がありますが、
これは、失恋した男子生徒の絶望感を「冬のプールに浮く金魚」と喩えています。
では、これをそのまんまの気持ちや光景で表現してみるとどうなるか。


・ラブレター読まずに破くレイコかな 放課後の僕はとても悲しい

・ラブレター読まずに破くレイコかな 校庭の隅で泣く男子たち
 


「好きな子にラブレターを読まずに破かれた」
 ↓
「フラれた僕は落ち込んでいる」


「好きな子にラブレターを読まずに破かれた」
 ↓
「フラれた男子たちは悲しくて校庭で泣いている」

という因果関係を説明しただけの、
ありがちな「因果物語」の歌で終わってしまっています。
はっきり言ってこれは散文です。

しかし、

「放課後の僕はとても悲しい」

「校庭の隅で泣く男子たち」



「冬のプールに浮く金魚たち」

という風に詩的で幻想的なイメージに置き換えただけで、
歌全体の印象が強くなり、輝きます。

ほんとだっ!全然違う!

「冬のプールに浮く金魚たち」が詩の核の部分となって、
ようやく短歌として成立したわけです。

これは短歌の基本中の基本です。
よく覚えておいてください。

では、講評にいきます!

___________________________

まずは、松本響さんです。

・只という文字はテレビのあり方をからだを張って教えてくれる(松本響)

たしかに。
おもしろい発見を閉じ込めた歌です。


・先生にさされたぼくに遠くからカンペを見せるきみに恋して

・フライングクロスチョップがほとばしるテレビの中は四次元世界


初代タイガーマスク。


・「あなたにはいつも綺麗に見られたい」恋するきみは薄型となる

うまい。

___________________________

沼尻つた子さんです。

・世界中すべての鉄道乗りおえて次クールからは銀河の車窓
(沼尻つた子)

案内役はメーテルでお願いします。


・上京の日に購いしテレビデオひとりの部屋でほのかに温(ぬく)く

・静電気に寄る埃ほどの吾だろう 深夜のスイッチ切れないままで

・誘蛾灯に散る燐粉かトゥナイト2荒木師匠のラメのシャドウよ

・巨人戦延長のため結末がとぎれた録画みたいな失恋


いいとこ突いてます。


・南から来た花嫁のトランクにタガログ語版おしんのビデオ

ありそう。

どんどん上手になってきています。

沼尻さんは、「第二回中城ふみ子賞」で次席となりました!

おめでとうございます!

常連投稿者の活躍が目立っていて、師範も誇らしいです。

___________________________

嶋田電気さんです。

・ぱちぱちと音たてながら頭からブラウン管に吸い込まれてく
(嶋田電気)

貞子とは逆のパターン。


・白黒の魔女だったのに奥様はまばたきひとつでカラーになった

うまい!


・黄金の輝き失せてこの頃は八時になってもひとりなんです

___________________________

酒井景二郎さんです。

・触れられぬものは所詮は幻だテレビの中のハナガサナマコ(酒井景二郎)

・弾丸が飛ぶ飛ばないの違いだけテレビの中はいつも戦争

・言われてた「テレビを見るとバカになる」お言葉通りでしたよ母さん

・真夜中にテレビのノイズ見つめてる見知らぬ海に僕は来ている

・暇なときはテレビの前で爪を剪る僕の破片が画面をはじく

・爺さんの形見の錆びた柱時計動き出したら信じてやるさ


出ました!ユリ・ゲラー短歌。

___________________________

急成長されているcocoaさんです。

・デュシャンも今やただのトリビア トイレからお湯が吹き出す時代となりて
(cocoa)

・全国の不登校児に響きたる「ごきげんよう」のかなしきしらべ

・この世界なべてテレビのごとく見ゆ 海も夕陽も小麦畑も

・ベランダの白いおさらに星くずが降ってくるから 夜はスカパー


改作よりもこれが良いです。


・ゴキブリの惨殺死体 リビングに響く聖母たちのララバイ

スリッパを持ってかまえる
岩崎宏美さんの姿が浮かびました。


・平壌に閉ぢ込められた子供らの笑顔が画面いつぱいに咲く

___________________________

タイラー&トマソンさんです。

・水面に広がる波紋を見る如くパネルが赤に染められてゆく
(タイラー&トマソン)

・土曜夜漲る男を奮わせる魔法の言葉「ギルガメッシュ」

・やがて来るバブルの狂気告げるようにタカノリ囃す一気一気と

・路地裏で空手チョップを真似る子の瞳が照らす街頭テレビ


「ALWAYS」の世界。

___________________________

・ラテ欄の < !(ビックリ)マーク > を数えつつ世界が終わるのを待っている
(異能兄弟)

たしかに<!>の多さには驚かされます。

___________________________

・世の中は3分クッキングのように日々胸張って矛盾している
(日向奈央)

___________________________

ややさんです。

・魔女になりそこねたらしい奥さまのイニシャル入りのグンゼのぱんつ (やや)

・モノクロのアルバムの中いつだってみんなの歌がきこえるよ ほら
___________________________


ラブタイタイさんです。

・ゲバゲバと言って笑って許しあう 私もあなたもヤングであった(ラブタイタイ)

・愛してる、のほうに賭けた10点を心の中で竹下景子に

・背を向けた君の背中に大声で叫んでいました「ファイナルアンサー?」


おもしろい。

___________________________

笹井宏之さんです。

・父の手をはなれたテレビリモコンが朝、床に身を横たえている
(笹井宏之)

・衛星を介して蛍再生のドキュメンタリーはより鮮やかに

・液晶を泳ぐイルカのきょうだいを親指のうごきでねむらせる


いい感じです。

___________________________

佐田やよいさんです。

・テレビから飛び散る砂が降り積もる一人の部屋の午前四時には(佐田やよい)

ちょっと日本語が不明瞭です。

<改作例>
テレビから飛び散る砂が降り積もる4:00AMの一人の部屋に


・マツキヨでIQサプリ買い占めてルチ将軍の訪問を待つ

「プリンプリン物語」懐かしい・・・。


・触覚のようなアンテナ突き出してテレビが消える夜の野原に

・リモコンのどこを押しても砂嵐テレビも僕をおきざりにする

・かんたんにチャンネルかえていくように君との恋ははじめられない

・色あせた名曲アルバム開いたらあふれだしますママンのピアノ


___________________________

かなこさんです。

・ささやきにボリューム上げた三秒後CM弾が耳を直撃 (かなこ)

・玉手箱開ける太郎へ「いつみても波瀾万丈」の効果音

浦島太郎をアレンジしたおもしろ短歌。
波瀾万丈にもほどがあります。


・大切なシーンの前で途切れてる失敗録画みたいな二人

___________________________

ぐ〜♪さんです。

・はらさんに5千点をかけるように自信をもって答えを待つわ(ぐ〜♪)

・チャンネルの意味がないほど同じ顔ばかりみている今日も朝から

・砂嵐そんな番組やっていた草木も眠る丑三つ時は

・フリフリのドレスを着ていたアイドルがフリフリのエプロンつけて昼ドラの主婦

___________________________

・賑やかに紹介される紫陽花の名刹彼にタイムトリップ (藤亭蝶子)

___________________________

・しゃばだばと聞こえてきたら目をふせる幼きわれの純情口惜し
(そう蛸)

「幼きわれ」までで止めておいたほうがよかったです。

___________________________

穂ノ木芽央さんです。

・テクノロジーの彼岸にあまた流れつくアナログテレビの来世をおもふ
(穂ノ木芽央)

・「しばらくお待ちください」の文字ありてハルマゲドンの預言者立てり
「幻魔大戦」風。


・いつのまに大人の時間早まりて11PMまだ宵の口 

___________________________

富田林薫さんです。

・夕暮れの街頭テレビが華やかに時のスターを気取っていたよ(富田林薫)

・8時だョ!全員集合みそこねて 月曜の朝の白い教室

だいぶよくなりました。


・もう少し古いテレビを抱きよせて思い出してもよいのでしょうね
___________________________

振戸りくさんです。

・叩いたら直るんだってじいちゃんが液晶TVを台無しにする(振戸りく)

ありそう。


・白黒のTVに映る赤影が人生初のヒーローだった

「白黒」と「赤影」の対比が良いです。


・甲子園出場校の紹介に映せぬ生徒や壁の穴など

・父さんがバイオリン弾く食卓は落ち着かないとローラの日記

___________________________

暮夜 宴さんです。

・はつなつの四万十川のせせらぎを見てる部屋から見えるどぶ川
(暮夜 宴)

・アーカイブ星ってほんとにあるのかな大切なものそこにあるかな

また暮夜さんの「ヤンキー短歌」を読みたいです。
あれ、新しいと思いますよ。

___________________________

カー・イーブンさんです。

・再放送ドラマの女優の眉くらい存在感のある人でした(カー・イーブン)

巧みな直喩です。
思わず石原真理子さんの顔が浮かびました。
またいずれ「太眉ブーム」がくるでしょう。


・いわし雲みたいにいつか消えていく「なんじゃこりゃあ」と吠えることなく
___________________________

砺波湊さんです。

・むらさきのクレヨンばかり使ってたあの子がテレビに 死体の役で
(砺波湊)

「むらさき」と「死体」が響き合っています。


・’40年 新シリーズの水戸黄門 香取慎吾の笑い声響く

・ずいぶんと下手な操縦する人ね つぶやいていた9・11


そう思った人も多いでしょう。

___________________________

・名の通りいろいろあればいいのにな・・・・・・どれも同じに見えるバラエティ
(岡本雅哉)

さりげなくテレビを批判している歌。

___________________________

・贅沢は言わないけれど全九回月9みたいな恋をください (はせがわゆづ)

___________________________

むぎさんです。

・あの街に行けば全てが始まると信じた東京ラブストーリー(むぎ)

・題名の無い音楽会の題名をつければ世界が滅ぶ日曜

怖いな。

___________________________


・父さんの拳銃のようなものだとは安浦刑事の核武装論 (かわら)

___________________________

団塊世代の栄光とカルマを背負っているような
新井蜜さんです。


・番組がロケをしているその場所に住んでる人も遠くへ行きたい
(新井蜜)

・きみはもう隣にいない目覚ましの予報が告げる波浪警報

・白黒のプロレスの夢オルテガの額に垂れる血だけが赤い

・父さんを探し疲れて母さんと店頭で見る成婚パレード

・かぐや姫の追っかけとなりミッションを忘れてしまった月よりの使者

・アップダウンクイズの答出来すぎて夜空に浮かぶ天才少年

・播磨屋にノーパンしゃぶしゃぶもてなされ印篭しまう黄門一行



どんどんよくなってきていると思います。

___________________________

・亡くなった娘の道連れ願いたる母も呑まれしその濁流に (岡本雅哉)

時事詠ですね。

「ジジネタンカ」ではなく?

「ジジネタンカ」といったら不謹慎になるような
迫力を持っています。

___________________________

・なるほどザワールド見てたあの頃は世界は夢と同意語だった(トロロ)

なるほど。

___________________________

いつも凄い数を撃ってきてくださる
やすぼうさんです。

・老公と呼ばるる人の目に棲んだくノ一の肌稼ぎし数字 (やすぼう)

・「ハイ消えた!」との言霊に呪詛が憑き消えきれぬまま写りし人よ

・きき耳にハンガリアン舞曲の粒とどき兼高かおるが浅黒き頸


やすぼうさんは、一首一首集中して歌をつくったほうが良いです。
短歌はそう簡単につくれるものではありません。
ぜひその怪しいセンスを活かしてほしいです。

___________________________

硬質な文体で異彩を放っている
鶴太屋さんです。


・耿耿と燈るテレビの真夜にしてかひこの睡りうつくしく想ふ (鶴太屋)

・蜃気楼決して映らぬテレビ捨てわがこころのタクラマカン沙漠

・テレビとふ檻に戻らぬ鸚鵡ゐて真夜緋のシャツを截り刻むなり

・ホワイト・ノイズはわが星宿を支配してチャンネル変へる指を御したり

・ブラウン管ひずむ深更一瞬をドッペルゲンガー花と消えたり

・こころにゑがく東野英心の俤は愕然と濃しはつちやくよりも


おもしろいです。


・百台のテレビ滅裂にわれ映しナムジュン・パイクの塋(はか)冴えかへる

・カシミールの少女の髪の黒ささへ哀しみの礎(いしずゑ) 「新世界紀行」

・熱帯雨林にテレビのアンテナ聳えつつ交感してゐる夜のどうぶつ

・あざらしに一瞬友の貌(かほ)髣髴し画面に満つる氷塊の青

・テレビの奥に消えし白球追ひもとめ膚(はだ)薫る少年の日々ありき


予定調和な展開がやや気になりますが、
アマチュアレベルでは最高峰でしょう。
この調子で上達していけば、歌壇でも活躍できる存在になるかも・・・。
塚本邦雄の影響をうまく脱せるかどうかが鍵だと思います。

___________________________

小室プロデュースかっていうくらい
大量に歌を投稿してくれる
あきえもんさんです。


・欽ちゃんに懇願されて点数を加えるような恋がはじまる (あきえもん)

情にほだされたってことです。
しかしうまいなぁ。


・およびでないおよびでないと逃げられる植木等はとても幸せ

なるほど。


・アナログはあと五年だと告げられて我のことかと胸を押さえる

鋭い感覚。


・六人のゲストが見えて隠された吾の力知るオーラの泉

・子宝の多きはすべて定めですドジでノロマな亀のあなたは

・無遠慮に横を通ればヘソまげて映らなくなる実家のテレビ


これはありそう。


・標本のごとき二人を見比べるだん吉エバのおまけコーナー

・花嫁のごとく飾りしレース編み 今もテレビの上に鎮座す

・デキている事を即座に言い当てる三十路の姉のテレビ鑑賞

・人の輪はときに奇跡を産み落とす 映画初日のテレフォンショッキング


「上映初日」にすべきです。

あいかわらずおもしろいですが、
もっと文体にバリエーションがあるとなお良いです。
いろんな歌人の歌集を読むことをお勧めいたします。

___________________________

斎藤みよさん(スガシカジャン)です。


・遺伝子に海の記憶がある今日はテレビの青に包まれ眠る (斎藤みよ)

・罰としてひとりで過ごすクリスマス リンゴンリンゴンテレビが歌う

・久方にふたりで過ごす週末のふたりを映す無言のテレビ

「ふたり」が重複してます。


・背中にはあなたの鼓動リノリウムの床が映すよテレビの嘘を

・イギリスで長い手紙を書きおればBBCが映す夕焼け

・女にも戦いがある W杯見ている君の携帯を見る


情景が浮かんできます。


・私へのシグナルがきっと隠れてる今日のテレビのどこかに誰かに

辻占の感覚。


・人魚姫がテレビの前に寝そべってバブルはじけるニュースみている

・画面から白球が来たキスをして戻そう夏の甲子園へと

・テロップが地震を告げる震源はわたしの心あなたが揺れる

・災害を伝えるテレビ ケーブルが切れた現地の人を映して


___________________________

「三丁目の夕日」のDVD(豪華版)をゲットするのは
果たして誰か・・・!?

もうレンタルビデオで見ちゃったって人もいると思いますけど・・・。

「総評」が遅くて悪かったなぁ・・・淳之介!

いや、そんな意味では・・・!
それにボクは淳之介じゃありませんっ!!

これでもスケジュールの合間を縫って、
休日を返上してやっているので、勘弁してください☆

いつも感謝してますYO
そんな師範の講座があります!


朝日カルチャーセンター
「おもしろ短歌入門」(全3回)

期間・曜日・時間: 7/11、 8/8、 9/12 火 19:00〜20:30

参加者大募集中です!
今回はいままでとは違うアプローチで講義をします。
パワーアップしていると思うので、ぜひご参加ください!
9月12日(火)は講義後、「おもしろ懇親会」をやる予定です。



講座では、いろんなテクニックを伝授するほか、
1首1首丁寧に時間をかけて批評しています。
講座に参加された
沼尻つた子さん、cocoaさん、富田林薫さん、他・・・、
みなさん何かをつかんだようで急成長されているようです。

平日の夜なので、全部出なくてもかまいませんし、
できなかった時は作品を出さなくてもいいので、
お時間に余裕のある方はぜひご参加ください!

よろしく哀愁☆
posted by www.sasatanka.com at 11:37| Comment(16) | TrackBack(0) | 総評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今回は少ししか投稿せず、投稿後は、いろいろな<br />
短歌の本を読んでおりました。<br />
(先生の本とも図書館で出会いました。)<br />
<br />
講座に行けないので、総評前の短歌のポイントを読んで、<br />
勉強させていただいていますが、「なるほどー」と思っては、<br />
自分の未熟さにガックリしている状態です。<br />
<br />
せっかく取り上げていただいたのですが、<br />
先生のコメントがなくて(泣)。<br />
いつかは、「う〜ん」とか「す〜ん(?)」くらいは<br />
言わせてみたいものです。苦笑<br />
<br />
今後も楽しみたいと思いますので、よろしくお願いします。
Posted by ぐ〜♪ at 2006年07月04日 17:57
いつも丁寧な評ありがとうございます。<br />
今回は改作案まで提示していただけて嬉しいです。<br />
次回も楽しく勉強させていただきたいと思います、よろしくお願いいたします。
Posted by 佐田やよい at 2006年07月04日 18:31
ぐ〜さんに同じくです!<br />
折角講座を受講させて頂いても、<br />
まだ糧になってない<br />
自分の因果関係散文が悔しいです。<br />
<br />
でもめげずに頑張ります〜☆
Posted by 蝶ちゃん at 2006年07月04日 20:49
ああ〜。<br />
それですかっ。<br />
まったくわかりませんでした。<br />
アア〜。<br />
とっ、いいますか、改作の事取り上げていただきましてありがとうございます。<br />
基本中の基本なのですね。<br />
うむ、やはり、まだまだです。<br />
もっと、遊行したいと思います。<br />
これからもどうぞご指導よろしくお願い致します。
Posted by 富田林薫 at 2006年07月04日 22:01
うん?遊行???<br />
あああっ、修行の間違いです。<br />
すみません。
Posted by 富田林薫 at 2006年07月04日 22:02
お忙しいなかの総評、ありがとうございました。<br />
「上映」ですね、確かに「映画初日」はおかしいです。<br />
自分で作ってる時は全然思わなかったのですがご指摘いただくと<br />
そういえばおかしいな、と分かりました。<br />
いろんな方の短歌を読んで、自分の短歌が豊かになるように<br />
勉強したいと思います。ありがとうございました。
Posted by あきえもん at 2006年07月05日 05:12
ご講評おつかれさまです。<br />
<br />
今回とりあげていただけたのは前回より少数でしたが、より具体的な師範のコメントをいただけてうれしかったです。<br />
<br />
「亡くなった〜」の歌は、自分としても今までにないテーマに取り組んだ結果をご評価いただいて大変励みになりました。<br />
重い題材を三十一文字で詠むのは大変でしたが、現代のテレビについてふれる際に、そこを避けては通れないのではないかと思い、自分が最近心を痛めた事件を取り上げてみました。<br />
<br />
今後もいろいろなテーマに取り組んで、幅広い表現が出来るようにがんばりたいとおもいますので、よろしくお願いします。
Posted by 岡本雅哉 at 2006年07月05日 10:19
現在の僕は、「天才てれびくんMAX」「天才ビットくん」を(録画で)見る以外、ほとんどテレビを見ません。最近はナイターすら見なくなってしまいました。<br />
ですから世の中の動きや、今誰が「旬」なのか、ということについては全く判らず、「ユリ・ゲラー短歌」なぞを書いてしまう訳です。屹度、ヤングは知らないんでしょうね、ユリ・ゲラーなんて…。でも、ご存知の方にとっては、ちょっと直球過ぎたかなあと、「総評」を拝見して反省した次第です。<br />
いつも丁寧な評、勉強になります。ありがとうございます。
Posted by 酒井景二郎 at 2006年07月07日 00:38
お忙しい中、総評有難うございました。<br />
笹さまのコメント、皆さまのお歌、<br />
そして笹さまがいつも書かれているように<br />
自身の「採られた歌」と「採られなかった歌」を<br />
比べながら勉強させて頂いております。<br />
(村下孝蔵さんの「初恋」を聴きながら。)<br />
今後ともよろしくお願い致します。
Posted by 松本響 at 2006年07月07日 09:06
沼尻つた子さま<br />
<br />
第二回中城ふみ子賞次席おめでとうございます!<br />
素晴らしい賞を受賞されたのですね♪是非作品を拝見したいです。<br />
<br />
笹師範<br />
<br />
総評ありがとうございました。<br />
スガシカジャンボリーはJ-WAVE時代から数えると「卒業」でUPされていない分も含めて、この「テレビ」でちょうど10回目になります。<br />
<br />
http://www.j-wave.co.jp/blog/mp_tanka/archives/cat375/<br />
<br />
いい節目なので、投稿は今回を最後にしたいと思います。<br />
いろいろとお世話になりました。<br />
ブログのご発展をお祈りしています。
Posted by 齊藤みよ at 2006年07月07日 10:50
ご返信遅れました。<br />
<br />
Web短歌、最良質の笹短歌ドットコムで、とっていただけただけでなく、アドバイスまでいただき、感謝いたしております。<br />
<br />
個人的には、前回師範のコメント以来、散文とは異なる形式で存在し続ける短歌の価値とは何なのであろうかと、?????と考え続けております。<br />
<br />
スガシカジャンさんの卒業は寂しいなと思いつつ、ちょっと頭を冷やして、推敲に時間をかけるように心して…。<br />
<br />
今後とも、よろしくお願いいたします。
Posted by やすぼう at 2006年07月07日 22:06
笹師範、講評ありがとうございます!<br />
今回の作品はこじんまりとまとまった分(予定調和ってところですね…)、実験性はあまりなかったので、次回はアプローチを変えたいなぁと思いつつも、そう簡単には変えられないしなぁと悩んでいるところです。<br />
さいわい、古本市で国文社の現代歌人文庫を一冊300円という激安価格で数冊入手したので、優れた歌人の歌を読んで勉強というか、楽しみたいと思っています。<br />
結局、歌の鑑賞能力と作歌能力は正比例すると思っているので、読みの力を深化させることが肝要なんじゃないかと思います。<br />
東野英心の名前を読み込んだ歌は塚本邦雄にもあって(たしか歌集『汨羅変』だったとおもいますが)、塚本邦雄は固有名を読み込むのも巧いなぁと感心しております。白眉はやはり「冬の宴の料理ならざれども蟇目良のみづみづしき向う脛」かな。<br />
東野英心はいまでも印象深くて比較的若くして亡くなってしまったのが残念です。<br />
<br />
>齊藤みよさん<br />
お疲れ様でした。齊藤さんの作品にはいつも注目しておりました。<br />
いつか短歌誌等でお名前を拝見できる日が来ることを願っています。
Posted by 鶴太屋 at 2006年07月08日 00:09
>ぐ〜♪さま<br />
コメントのない歌は良い歌だと受け取ってくださって大丈夫です!<br />
<br />
>佐田やよい様<br />
ありがとうございます!<br />
この調子でがんばってください!<br />
<br />
>蝶ちゃん様<br />
短歌は、ある日突然わかったりするものなので、<br />
気長にがんばってください!<br />
<br />
>富田林薫さま<br />
こちらこそありがとうございました!<br />
ぜひ遊行されてください!<br />
<br />
>あきえもん様<br />
ぜひこの調子でがんばってください!<br />
<br />
>岡本雅哉さま<br />
重いテーマを見事に作品化していると思いました。<br />
この調子でがんばってください!<br />
<br />
>酒井景二郎さま<br />
ユリ・ゲラー短歌僕にも何首かありますが、<br />
いまだからこそ哀愁が出ると思います。<br />
<br />
>松本響さま<br />
ありがとうございます!<br />
この調子でがんばってください!<br />
<br />
(続く)
Posted by 笹師範 at 2006年07月08日 01:27
齊藤みよ様<br />
<br />
笹短歌の場を卒業されてしまうのですね。。。<br />
とてもさびしく、残念です。<br />
スガシカジャン名義のお歌の量と質に<br />
いつも驚き、感動し、尊敬していました。<br />
<br />
でもきっとこれからも、お歌を拝見できる機会が<br />
あると思います。その日を楽しみにしていますね。<br />
どうかお体を大切に、またお会いできますように!
Posted by 沼尻つた子 at 2006年07月13日 08:18
ご返事が遅れてしまってすみません!<br />
<br />
>斎藤みよ様<br />
残念ですが、なにか思うところがあったのでしょう。<br />
気が向いたらまた投稿してください。<br />
<br />
>やすぼう様<br />
新作楽しみにしております!<br />
<br />
>鶴太屋さま<br />
ありがとうございます!<br />
まさしく歌の鑑賞能力と作歌能力は正比例すると思います。<br />
新作楽しみにしております!
Posted by 笹師範 at 2006年07月20日 04:39
斎藤みよさま<br />
<br />
いまさらながら、このコメントを拝見しました。<br />
寂しいです。<br />
<br />
でも、短歌をつくることはやめないでくださいね。<br />
斎藤みよさんの、<br />
誰でも共感できて、温かい気持ちにさせてくれる短歌は、<br />
他にないと思います。<br />
<br />
私もサボりがちですけど、マイペースで頑張ろうと思います。
Posted by marumo at 2006年07月23日 21:03
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