
まずは、お知らせです!
福島県喜多方市熊倉公民館主催
第7回 恋人坂と恋人岬「愛の31文字」コンクール
審査員:笹公人 ほか
締切:9月30日(消印)
発表:10月中旬、入賞者に通知
●規定 用紙自由。作品、氏名、年齢、〒住所、電話番号を明記。
小中高生は学校名を併記。
FAX、メールでの応募も可。応募点数制限ナシ。ただし1枚につき1点。
喜多方市熊倉公民館
〒966-0024
福島県喜多方市熊倉町熊倉字壇ノ前1511
TEL:0241-22-1801(FAX兼用)
E-MAIL:k.kum@city.kitakata.fukushima.jp

今回はぜひみなさんにもぜひ参加してほしいです!
3年前は、文化庁の仕事で、
毎月のように喜多方に通っていました。
大変なことになってしまったけど、
みなさん元気にやってるか心配してます。
『短歌』9月号 発売中です!
前衛短歌とは何だったのか
「前衛短歌の秀作」座談会
にゲストとして登場しています。
三枝昂之・佐藤弓生・松村正直・笹公人
日本現代詩歌文学館(岩手県北上市)
「鉄道と詩歌」展
(2011年3月8日〜2012年3月11日)
にて、笹公人の短歌色紙とエッセイが展示されています。

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いつだって通り過ぎてから気がついた沈丁花の香 たいせつなひと
【小野伊都子】
哀愁が漂っていて、とてもよかったです。
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自宅よりともだちの家は懐かしい 玄関脇に造花のミモザ
【いつも翠】
上の句、真理をついています。
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そこに花があるだけでいい 駆け出しのマジシャンひとりいるだけでいい
【しまやまひかる】
味わい深いです。
花柄のスカートの裾くるり舞いわたせせいぞうの涼風を見ゆ
【ユメバク】
絵が浮かんできます。
正しくは、
「涼風の見ゆ」か「涼風を見る」
だと思います。
菜の花をきれいに食べる一家からいまなめらかにあふれる善意
【虫武一俊】
わたしからひかりの花を送るためいま海ほたるあつめる渚
【富田林薫】
冬を終え一度に桃、梅、桜咲く故に三春と避難所で聞く
【高橋徹平】
恋愛は狂ってなんぼと嘯いて曼珠沙華なお赤々と咲く
【本荘ゆり】
白妙の水仙たちが柵ごしにただみつめてる「自由」な世界を
【坂寿曙光】
あの花は何と問われて木蓮とこたえる春がうごきはじめる
【高松紗都子】
花吹雪 祭りみたいに騒がしく降り注いでた君の肩にも
【清水海斗】
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よろしく哀愁☆